炎天下「あずきかき氷」に並ぶ

 東京・浅草演芸ホールに行ったついでに、あまりに暑いので、かき氷を食べたくなった。個人的にかき氷は「あずき」に限る。

浅草にはいい店が多い。どこに行こうか、迷った末に「浅草浪花家」の五文字が頭上にぴかぴか浮かんだ。考え方一つで炎天も悪くはない。かき氷が美味くなる。
          浪花家① 
          本日も行列

国際通りに出て、京阪ホテル方面へと向かうと、行列。むろんアリさんの行列ではない。ざっと見たところ17~8人。基本的に行列は嫌いだが、猛暑の中、げんなりしながら待つのも悪くはない。「浅草浪花家」はこの時期はたい焼きよりかき氷に人が群がる。浪花家は今やかき氷の名店にもなっている。客の半分以上が若い女性で、カップルも多い。つまり今どきの光景。
          浪花家② 
       待てば海路の日和あり

席数が少ないので、待ち時間が長い。結局、炎天下1時間近く待つことになった。汗が毛穴から噴き出している。ポエムな状況とも言える。

浅草浪花家がオープンしたのは平成22年(2010年)。たい焼きの元祖と言われる、麻布十番「浪花家総本店」から暖簾分けされた形。当初はメニューにかき氷はなかったが、翌年にはラインナップに登場している。現在のふわふわ山盛りかき氷ブームの草分けの一つでもある。
          浪花家④ 
          メニューの一部

「宇治金時」(税込み700円)も頭をかすめたが、ここはやはり原点の「あずき」(税込み600円)に限る。浪花家のあんこは好みに近い。600円という舌代も最近の異常高値から見ると、良心的だと思う。あっ、もう一つ・・・トッピングで「つぶあん」(プラス100円)を頼むことも忘れてはいない。
          浪花家⑤ 
         絶景かな~

テンコ盛りのふわふわあずき氷がやってきた。見事な景色。富士山の頂上には粒のしっかりしたあずきがゆったりとテカっている。横には別皿のあずき。それに砂糖水もしっかり控えている。「甘さが足りなかったら、お好みでこのシロップをかけてください」(女性スタッフ)。いい心掛け。
          浪花家⑧ 
          天国に近い場所

氷のふわふわ感と歯に滲みない柔らかさが心地いい。氷は「氷屋さんの純水の氷を使ってます」とか。スプーンで崩しながら食べ進むと、中央部にあずきの層が現れた。うむ。底にもあずきの海。つまり三層のあずき! あずき氷のトリプルクラウン! こうでなくっちゃ。
          浪花家⑨ 
          驚きの三段構え

浪花家のあんこは粒がしっかりしていて、それでいて中身が実に柔らかく炊かれている。大納言小豆のように見えるほど、粒つぶが大きい。甘さがかなり抑えられ、塩気が効いている。8時間銅釜じっくり炊いてます、というのもあながちウソではない。
          浪花家10 
          あずきの秀逸
          浪花家2 
          たまや~
          浪花家6  
          究極のあずき氷

小豆は北海道十勝産、砂糖は上白糖(以前聞いたときにそう言っていた)。トッピングのあずきを加え、さらにシロップを回しがけしながらどんどん食べ進む。目を閉じると、天国が近づいてくる。これほどのあずき氷はそうはないと思う。目白の「志むら」と双璧ではないか。

すっかり食べ終えると、結露で曇ったガラスの器の向こうに行列が見えた。こちらは天国、向こう側は炎熱。もっとも今だけ天国だが。お土産にたい焼きを買おうか迷った。ほとんどビョーキだよ。

本日の大金言。

天国は長続きしない。求めても来るものではない。今を楽しむ。禅の極意の一つ。だが、なかなかうまくいかない。あずき氷と煩悩は似ている気がする。






                   浪花家7 




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原新宿「大衆食堂のカレー」

 カレーライスかライスカレーか。神田神保町「まんてん」のライスカレーは昭和の匂いのする、ライスの上にカレールーがたっぷりとかかった正統派ライスカレーだった。創業が昭和56年(1981年)と思ったほど古くはない。

所用で久しぶりに新宿に出たついでに、JR新宿東南口を降りて、知る人ぞ知る大衆食堂「長野屋」で遅いランチを取ろうと思った。ここのカレーライスがこれまた輪をかけて「昭和」なのである。そこだけセピア色。
          長尾廼家1 
          新宿歴102年

創業が驚くなかれ大正4年(1915年)。ある意味、新宿の主みたいな大衆食堂。この年、京王線(京王電気軌道)がようやく新宿に乗り入れている。たった102年前のこと。
          長野屋③ 
          たまりまへん

102年後。時代に抗い続けているような、古いビルの一階(自社ビルでもある)。入り口の煤けたようなサンプルケースもポエム。猛暑の中、紺地の暖簾をくぐって、中へ。雑多な活気。昼からビールをあおるサラリーマン3人組、お水風の若い女性、競馬新聞片手のオヤジ・・・煙草の煙も違和感なく立ちのぼっている。
          長野屋④ 
       国際都市のメニュー

メニューの数は多い。水が来ると同時に、目的の「カレーライス」(税込み620円)を頼んだ。「カツカレー」とともに、この店の裏名物。つい最近、100円値上げしたようだ。けしから・・・と言いかけて、おばはん店員と目が合って、次の言葉を飲み込んだ。この店の歴史を考えれば、620円でも許される・・・と思う。
          長野屋⑤ 
          正座して食え

目の前には水の入ったコップとステンレスのスプーン。10分ほどの待ち時間で、白い磁器皿に乗ったカレーライスがやってきた。ここはカレーライスではなく、ライスカレーだろう、そう言いたくなったが、またおばはん店員と目が合ったので、言葉を飲み込んだ。
          長野屋⑦ 
          平身低頭?
          長野屋⑥ 
          あるようでない世界

懐かしい黄土色のカレールーが全面を覆っていた。福神漬けがちょこんと隅に置かれている。見た目は神保町「まんてん」とよく似ている。時代を考えると、神保町の方が真似したのかもしれない。

まずはひと口。ねっとりとした、コクのある甘めのカレールーで、玉ネギがじっくりと煮込まれているのがわかった。多分、甘さは玉ネギから来ている。豚肉は小さ目のものが脂身を付けたまま隠れている。白い脂身がお宝のように輝いている。
          長野屋⑨ 
          コクと甘み
          長野屋10 
          豚肉もあるでよ

ライスは柔らかめで、シンプルなルーと絶妙に合ってる。スパイシーな辛さはない。素朴なコクが口内に残る。ボリュームは思っていたほどはない。
          長野屋11 
          昭和の絶品

あっという間に平らげる。ボリューム的には大盛りかカツカレーにした方がよかったかな、という思いがよぎった。支払いの時に、おばはん店員とまた目と目が合ったので、一言二言。笑うと愛らしかった。
          長野屋13 
          残りの福?

「カレーは自家製でしょ?」
「もちろんよ。物凄い量の玉ネギを入れて煮込んでるよ。カレー粉は銀座ナイルのものを使ってる。だから旨いんだ、フフフフ」

おばはん店員の口元から白い歯が見えた。赤い口紅が、そのまま戦後の新宿の魅力につながっているようだった。

本日の大金言。

ライスカレーかカレーライスか、一緒に盛られたのがライスカレーで、別々に盛られたのがカレーライスとも言われる。だが、戦前はほとんどライスカレーだったようだ。昭和39年(1964年)東京オリンピックあたりから、「ライスカレー=ダサい、カレーライス=シャレている」に変化していったという説もある。ただライスカレーがほとんど死語になっているのが面白い。


                  長野屋12 

「日本一親子丼」の味わい

 東京・永田町で利根川会議があり、その合間を縫って、久しぶりに赤坂周辺をうろつくことにした。時間が思っていたほどない。それに空模様が怪しい。蒸し暑さで体中がべとついている。台風が近づいている。

さすが赤坂、美味そうな店が多い。チャーハンの名店に行こうと思ったが、ちょうど昼時で長い行列。こんな日は行列はごめんだ。みすじ通りの途中で、「日本一親子丼」の立て看板が見えた。日本一親子丼だって? そのあざとさが気に入った。
          はやし 
          うーむ

ノボリまで立っていた。「すみやき料理 はやし」。赤坂山王会館ビルの4階。狭いエレベーターで上がることにした。有名店のようで客は多い。だが、午後1時近くなっていたためか、並ぶほどではない。

まさかの世界。赤坂の中心部の小さなビルの4階にかようなレトロの世界があるとは。調べてみたら、「すみやき料理 はやし」は創業が昭和39年(1964年)、つまり東京オリンピックがあった年。半世紀を超える歴史。
          はやし② 
          まさかの世界

ランチメニューは「親子丼」のみ。それも「少なめ」850円、「普通盛り」950円、「大盛り」1050円から選ぶ。恐るべき強気の一本勝負。赤坂という場所柄を考えると、それほど高くはない。

岐阜・飛騨高山の古民家を移築したという室内は、囲炉裏があり、自在鉤(じざいかぎ)が下がり、天井のすすけ具合も時代劇のセットのよう。ビッグハットのTさんもこっそりここに来ているに違いない。
         はやし13 
         ここは飛騨高山?
         はやし③ 
         お新香と鶏スープ

冷たい麦茶をガブと飲んでから、「普通盛り」(税込み950円)を頼んだ。待ち時間は12~3分ほど。まずお新香と鶏スープが来て、いい匂いとともにメーンの「日本一親子丼」がやってきた。陶器のドンブリ。
          はやし⑤ 
          ときめき

蓋がないのがやや残念(丼物は蓋を取る時の楽しみがある)。だが、ふわとろ卵のまんだら模様はマル。中央に張りのある色味の濃い生の卵黄が乗っていた。ふわとろの海に小さめの鶏肉がコロコロ隠れているのがわかる。ネギと三つ葉、それに刻み海苔。色彩の濃淡が悪くない。
          はやし⑥ 
          レベルの高さ

鶏スープをひと口飲んでから、木匙でグイと掬うと、いい匂いと湯気が立ち上がってきた。炊き立てのご飯がやけに白い。人形町「玉ひで」のような過剰なつゆだくではない。それを口に運ぶ。      
          はやし⑦ 
          ご飯のツヤと白さ

味付けは濃いめ。甘すぎないのがいい。鳥肉は胸肉が多く、弾力から見て、ここの売り物の大和鶏ではないと思う。フツーに美味い。卵の黄身を崩す。ドロリとした鶏の夢が痛ましく流れ出す。それが味わいにさらに滑らかさを加える。痛ましいけどポエム。
          はやし⑨ 
          ポエム
          はやし10 
          鶏肉がコロコロ

卵は多分3個使っている。ご飯が意図してだろうが、固めに炊かれている。鶏スープはあっさりし過ぎていて、もう少し深味が欲しい気がする。お新香はフツーの美味さ。ボリュームは多くもなく少なくもなく、ちょうど良い。大食漢は大盛りを頼んだ方がいいかもしれない。
          はやし11 
          胸肉?

全体としてレベルの高い親子丼だとは思うが、茅場町「鳥ふじ」や新橋「末げん」と比べると、それを超えているとは思えない。「日本で二番目の親子丼」くらいにしとけば、ユーモアもあっていいと思うのだが。おばさんスタッフの対応はとてもいい。「千住で二番」の北千住「大はし」の大将の顔が浮かんだ。帰りに途中下車しようかな。

本日の大金言。

親子丼の元祖は人形町「玉ひで」というのが定説。明治中期に、客がしゃも鍋の残りをご飯にかけた食べたのが始まりと言われているが、当初はメニューには出さなかったらしい。あまりにがさつだったため。それが今や丼物の中心の一つにまで出世している。賄い料理がブームになるなど、敷居の低い料理に案外旨いものが多い。



               はやし12 








恐るべき隠れ「ちらし丼」

 東京・兜町での打ち合わせを終え、夜遅く久しぶりに北千住に立ち寄った。

ジャズバー「ゆうらいく」があいにく休みだった。上を向いて歩こう・・・のつもりが横を向いて歩いてしまった。西口飲み屋横丁が近い。ふと以前来たことのある「居酒屋」の明かり。「寿司 魚料理 星丸くん」の紺地の日除け暖簾。以前、友人と4人で来て、そこが安くて美味かったことを思い出した。星丸くん、とはユニークな店名ではある。
          星丸くん① 
          居酒屋?寿司屋?

小腹がすいていたので、入ることにした。店内は意外に空いていた。ブームの立ち飲みバルなどは若い女性客で一杯なのに、こういう昔ながらの本当にいい居酒屋は客がさほど多くない。スマホやテレビなどの及ばない世界。本当の名店はこれ見よがしの宣伝などしない。ここもそうした隠れ名店の一つか?
          星丸くん② 
          メニューの一部

豊富なメニュー。迷った末、「ちらし丼」(1100円)を頼むことにした。ついでにキリンビールもしっかり。これが予想を超える、一二塁間を鮮やかに抜けるヒットだった。
          星丸くん③ 
          いい雰囲気

アテとビールを飲みながら、15分ほど待っていると、二色十草の粋なドンブリがサッと置かれた。落合元中日監督の奥さん似の女性スタッフは愛想がよく、「今日の料理人は当たりですよ」。しばし雑談。店は25年になるとか。
          星丸くん⑤  
          本日の主役
          星丸くん⑦  
          これで1100円とは

ドンブリの上に広がる魚介類に目が奪われた。ざっと見たところ、海老、いくら、イカ、鯛、サワラ、タコ・・・など7~8種類ほどの刺身が惜しげもなく盛られていた。その鮮度と質の高さが見て取れた。さらに卵焼き、キュウリ、ガリ、その横に隠れるようにカンピョウ。大葉の鮮度にも隙がない。うむ。
          星丸くん10 
          ネタの凄み
          星丸くん11 
           中トロの驚き

タコをめくってみたら、その下に見事な中トロが二切れ隠れていた。天然の本マグロではないか、という代物。これで1100円とは信じがたい。しかも表記にはただ「ちらし丼」としか書かれていない。余分な説明は一切なし。プロの矜持(きょうじ)とはこういうものかもしれない。
          星丸くん12 
          回しがけ

すべてが高いレベルで、ネタの仕込みがしっかりと裏打ちされている。唸りながら、どんどん食べ進む。途中でわさび醤油を回しがけし、さらに味わいながら食べ進む。酢飯は柔らかめで、ほどよい。
          星丸くん15 
          たまらん
          星丸くん17 
          たまらん2
          星丸くん13 
          たまらん3

味噌汁が付いていないのがやや残念なくらいで、大いなる満足感の波に襲われながら、箸を置く。舌代を支払う時に、女将さんらしき和服の女性がいたので、「あのマグロ、本マグロの生では?」と聞いてみた。瀬川瑛子似の、やっぱり女将だった。
          星丸くん16 
          見えない場所にも

「わかっていただくと、うれしいですね。ウチは元が魚屋なんですよ。水産会社です。だから安くできるんです」

いい店に出会うと気分がいい。外に出ると、雨が落ちてきそうで、星はなかった。だが、振り返ると、星丸くんがある・・・。

本日の大金言。

たまには横を向いて歩こう。涙が少々こぼれても、横道にだって夢がある。六八九に最大の敬意をこめて。





                   星丸くん18 







山田監督も食べた?「草だんご」

 山田洋次監督「家族はつらいよ2」を観て、いい余韻が残った。山田コメディーの総集編的な映画で、好き嫌いが別れるだろうが、笑いの中に何とも言えないペーソスが残る。人間の業と匂いが笑いに包まれている。戦後の日本がそのまま平田家に重なっていて、展開のスピードやあざといギャグに少々イライラさせられるものの、そうしたことすべてを含めて、これは山田洋次の傑作だと思う。

85歳という年齢を全く感じさせない。脇役陣も渋い。笑いの奥にある、筋金入りのマエストロ・山田洋次の現代日本への醒めた目線が伝わってくる。蒼井優が何故か小津安二郎監督の原節子に重なったりもした。計算が見え隠れするが、それも含めて、この作品は2017年日本映画の金字塔になるのではないか。
          高木屋本舗145 
          寅さんの街へ
          高木屋本舗12 
          人気スポットだが

その余韻を残したまま、翌日、東京・柴又へ。寅さんの街。今回テーブルに乗せるのはかの「高木屋老舗」の草だんご、である。帝釈天の参道には草だんごの店が多いが、村長はこれまで5~6軒ほどしか食べていない。「高木屋老舗」は寅さんの舞台にもなっていて、あまりにも有名過ぎて、へそ曲がりの習性ゆえに、これまで入ったことがなかった。
          高木屋本舗11 
       あまりに有名な高木屋老舗

だが、「家族はつらいよ2」を観た後なので、山田洋次に敬意を表して(?)入ることにした。明治元年(1868年)創業の老舗で、それが店名にも表れている。よもぎ団子は元々はこの周辺の農家の郷土菓子だが、「寅さん」の大ヒットなどで、それが「草だんご」として、全国に知られる餅菓子になった。
          高木屋本舗③ 
          乗ってみるか

明治・大正の古い店構え。下町の活気。歴史の浸みこんだ、磨き抜かれた木のテーブル。その上で、「草だんご」(税込み 350円)を食べる。客は老人から若い人まで、それこそ平田家そのもの。ガヤガヤとうるさいが、それをうるさいと思うか、思わないか。むろん村長はうるさいとは思わない。
          高木屋本舗4 
          磨き抜かれている

「草だんご」は噂通りの美味さだった。人気店なのに、驕りのない、ていねいな作り方。へそ曲がりだが、素直に認めるしかない。これまで食べたどの店よりも、パッと見が明るい。コシヒカリを使ったよもぎ餅はきれいでよもぎの香りが素晴らしい。柔らかさともっちり感がとてもいい。それが5個。
          高木屋① 
          「草だんご」登場

その上に覆いかぶさっているつぶしあんが秀逸。こしあんと粒あんをブレンドしたような滑らかさで、柔らかく炊かれたいい小豆の風味が口中に広がる。添加物などは使用していない。北海道産小豆だそうだが、甘さがほどよく、トロリとしたきれいな余韻が舌の上に残る。ペーソスは隠れているのか、見えない。
          高木屋⑥ 
          ひと目で気に入った
          高木屋⑧ 
          素朴な洗練の世界
          高木屋⑦ 
          柔らかな美味
          高木屋10 
          噂通り

渥美清と山田洋次監督がこの草だんごを食べたかどうか、少々気になった。で、女性店員さんにそっと聞いてみた。

「よく食べたって聞いてますよ。メニューにない特別な揚げ餅なども出したそうです」

高木屋老舗抜きでは寅さんは語れない。「寅さん」シリーズは平成7年暮れ、48作品で終了している。渥美清はすでに亡くなっているが、山田洋次監督は85歳の今も現役で創作意欲も衰えていない。これは凄いことでもある。「家族はつらいよ3」も観てみたい。

本日の大金言。

いい映画は一朝一夕にはできない。立川談志は「落語は業の肯定だ」と喝破した。山田洋次監督にもそれを感じる。「人間はつらいよ」が笑いの底に流れていると思う。



                  高木屋本舗15 



プロフィール

赤羽彦作村長

Author:赤羽彦作村長
あの!エンターテインメント新聞で記者、デスク、編集プロデューサーとして活躍。思うところあって、原発で揺れるヤポネシアを辺境から見つめ直すべく、イカダを組み、オンボロ旗を揚げ、組織を脱出。荒海に乗り出す。「B級うまいものの宝島」を目指して、櫂をガタガタと漕ぎ出すことにした。一か八か泥船となるか、間違って宝船となるか?
特に麺類と和菓子にはうるさい。「舌の上から斜めに世界を見る」などとほざいている。はっきり言ってバカの3乗である。年齢不詳。乙女座、AB型。村民を募集している。

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