2018年大予想「明日の新聞」

 酉年の今年も本日が大みそか。木の葉が沈み小石が浮く。小池バブルがはじけ、トランプも土俵際。バカを見るのは一般大衆という歴史の不条理は変わらない。気がついたらどこかの首相がバンザイ三唱する中、「お国のため」と貧しい若者が戦場に送られていく、なんてことにならないことを祈る。まずは総理から戦場へ

「何をグダグダ言ってんのよ、性懲りもなく来年の予想をするなんて、フェイクニュースで逮捕されるわよ。ここんとこ外れてばっかり。付ける薬がないわ」
「一昨年はマエケンのドジャース入りを的中させたし、イスラム国の崩壊と母国での同時多発テロも概ね当てた。ただ2~3年ほど早かったけどね」


「北朝鮮でクーデターとかトランプとプーチンが日本で電撃会談も外れ。ここで頭を剃って丸坊主になるくらいのお詫びが必要よ。と言ってもとっくに丸坊主を超えてたわね(笑)」
「国債大暴落も外れました。アベコベノミクスは点滴でごまかしているだけ。じわじわとその危険水域は近づいていると思うよ。黒田の疑惑は真っ黒だ、なんてね」


「政官財の無責任ぶりは特にひどいわ。八百万の神も台所の神様も黙っていないと思うわ。何だか地震と噴火が心配だわ」
「まあまあ大みそかくらい落ち着いて落ち着いて。頭を切り替えてっと。渋茶でも飲みながら、さあ行くぞ。明日の新聞の始まり、はじまりィ~」

「誰も期待してないわよ」


大予想その一 平昌五輪、参加国のドタキャン相次ぐ
北朝鮮の核実験強行で、参加国が80か国を切る。予測された妨害もなく、競技は無事終わるが、ロシアのプーチン大統領が「オリンピックは死んだ」と声明。日本の金メダルは5個、銀3個、銅3個に終わる。

大予想その二 北朝鮮でクーデター
冬季五輪後、北朝鮮内部で権力闘争が勃発。逮捕寸前で金正恩がロシアに亡命。裏にトランプ、プーチン、習近平の影。安倍首相は寝耳に水と怒るも「事態は把握していた」と強弁。

大予想その三 大谷翔平、衝撃デビューも勝ち星付かず
開幕戦でエンゼルス大谷翔平が打者デビュー。3打席目に右翼に特大ホームラン。投手としては第4戦目に先発。6回を投げ切り、奪三振7個、ヒット3本に抑えるも味方の援護がなく勝敗つかず。その能力の高さとイケメンぶりに米メディアも「モンスターショー」と命名。最終的に打者としてはホームラン13本、投手としては11勝6敗の記録を残す。これはベーブ・ルース以来の快挙。

大予想その四 サッカーW杯、日本1勝もできず
ロシア大会グループHで日本はポーランドに引き分けるもコロンビア、セネガルに2-0、3-2で敗れる。予選トーナメント敗退。ハリルホジッチ監督「これが日本の実力」と述べ、自分の実力については触れずじまい。セルジオ越後が「彼のような二流監督を招へいしたサッカー協会の責任を問う」と斬って捨てる。(重箱の)スミヲホジッチどうする? 帰国寸前、ハリルホジッチが意味不明のコメントを残して日本を去る。

大予想その五 トランプ大統領、電撃辞任
11月の中間選挙前にトランプ大統領が入院。直後、辞任を発表。ツイッターで「これはフェイクではない」。ロシア疑惑は解明されないままの突然の辞任にメディアは「司法取引の可能性」を指摘。自称盟友の安倍首相も窮地に立たされる。

大予想その六 太平洋沿岸でM8.7
東日本大震災から7年。各地で不気味な現象が頻発する中、太平洋沿岸でM8.7の大地震が発生、交通網も遮断され、被害が広がる。桂浜の坂本龍馬像も倒壊。日本株も暴落するが、復興関連を中心に年末までに立て直しが始まる。

大予想その七 大物芸能人の不倫ドミノ起きる
老いらくの恋が連日ワイドショーで取り上げられる。大物司会者O、お笑いの大御所T、シンガーソングライターN・・・次々と週刊誌ネタで火が付き、それにワイドショーが飛びつき、石田純一が不倫評論家として引っ張りだこになる。「文化干し不倫に賞味期限はない」と迷言。

大予想その八 中東情勢緊迫、まさか第三次世界大戦?
北朝鮮問題が一段落したかと思ったら、中東情勢がさらに底なしの混迷へ。発端はトランプのエルサレム承認。アメリカ大使館も標的になる。ロシアに亡命中の金正恩がツイッターで「アメリカを倒せ」と呼びかけるも、相手にされず。第三次世界大戦の時計の針が2時間進む。

大予想その九 白鵬、モンゴルで世界相撲協会設立
貴乃花親方を理事から外し、理事長再選で八角体制が強化したはずが、白鵬の勇み足が止まらず。八百長疑惑まですっぱ抜かれ、連日ワイドショーが取り上げ、ファンの批判も高まる。相撲協会も「このままでは国技が崩壊する」と重い腰を上げ、ついに白鵬に引退勧告。白鵬は引退を余儀なくされ、モンゴルに凱旋帰国。朝青龍、日馬富士と組んで世界相撲協会を立ち上げる。だが、ファンがそっぽ。

他にもあり得ないことが次々に起きると思う。当たらないことを祈りつつ、当たるも八卦当たらぬも八卦。明日からいぬ年、2018年だよ。天皇も替わる。どうかいい年になりますように。では、お付き合いくださった皆さま、よいお年を・・・うー、ワン!






                チャイ 
                                                 おとそ、まだァ?
                  なぐ 
            ナグでごわす



                      

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タリーズ「卵サンド」の朝

 タリーズは便利なのでたまに利用する。スタバやドトールなどとともにほとんどの都市にある。スイーツ類が意外に美味い。と前置きしてから・・・。
          タリーズ 
          早朝の甲府駅前

早朝、山梨・甲府でいい喫茶店を探し、美味いコーヒーでモーニングとシャレ込もうと思った。山梨県の県庁所在地。だが、駅周辺を歩いても歩いても、「これは」という喫茶店が見つからない。ひょっとしてこの辺りは喫茶店不毛地帯なのか? 街の人に聞いても、たまたまなのか「あるにはあるけど、時間が早すぎるよ」という反応。時刻は午前9時過ぎ。空は高く、懐は低い。
          タリーズ① 
          救いの神?

仕方なく、甲府駅南口に戻って、「タリーズコーヒー」に入ることにした。今回テーブルに乗せるのは、ここで食べたモーニングセット。「NEW」と書いてあったもの。女房と畳とモーニングはNEWに限る(こらこら)。
          タリーズ② 
          当たりか

「オリジナルエッグサンドセット」(ドリンク付き 580円=税込み)である。写真が美味そうだった。ドリンクはブレンドコーヒーを選んだ。スタッフの対応がいい。

「タリーズは山梨県ではここだけなんですよ。駅ビルの中と2店舗だけ」

スタバは山梨県内に10店舗もあるというのに、タリーズがここだけとは・・・。その言葉に何故かシンパシーを感じた。「鳥取にはスタバはないが、スナバがある」と名言を残した鳥取県知事をつい思い出した。山梨にはタリーズがある
          タリーズ③ 
          ハズレか

さて、この「オリジナルエッグサラダサンド」が微妙だった。卵は分厚かったものの、コンビニのサンドとさほど変わらない、冷蔵したもの。隣の男はホットドッグを食べていたが、温めてあり、火が通っていた。いい匂い。後悔が頭をかすめた。

気を取り直してパッケージを取ると、食パン一枚分に関東風の潰したゆで卵が挟んであった。その黄色と白の厚みがすごい。中央部は優に3センチはありそうなくらい分厚い。これは期待できそう・・・。
          タリーズ④ 
         卵ペーストの厚み!
          タリーズ⑥ 
          手前と奥

だが、後ろはなだらかに消えていた。上げ底? 盛り上げ? いやいやこれはそういうもので、それでも十分に卵のボリュームはある。見た目のインパクト。さすがタリーズ、と感心の方が上回った。
          タリーズ⑦ 
          ヨダレが・・・

苦味の効いたブレンドをひと口飲んでから、ガブリと行く。食パンはほどほどに柔らかい。続いて卵ペーストの濃厚な風味が押し寄せてきた。かすかに柚子コショウの香り。塩分がかなり強い。食パンにはマヨネーズとマーガリンが塗ってあるようだ。もう少し塩を抑えてほしいが、ま、安いので文句は言えない。
          タリーズ⑧ 
          こ、これは・・・

ふと甲府は武田信玄の本拠地だったことを思い出した。上杉謙信から塩を送られた、というエピソードもある。それで塩を大サービスということか? いやいや、他のタリーズも同じはずだから、そんなはずはない。

つまりはこういう味なのだと思い直す。エッグと塩加減。添加物もコンビニ並み。むろん好みの問題もある。チェーン店という特性もある。スタッフの感じがいいことがいい後味になっているが、ホットドッグかベーコンツナにすればよかったとやや後悔。7割の満足度で店を出ると、炎天の下、武田信玄像がこちらをにらんでいた。青菜に塩、いや枯れ菜に塩・・・。

夏枯れの路地影となる迷い猫

本日の大金言。

モーニングに期待しすぎてはいけない。時間と安さ、それに便利さ。それで十分だと思う。少欲知足、色即是空、塩分補給。





                  タリーズ⑨ 



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酉年2017年はこうなるー明日の新聞

 ハッと気がついたら、2016年(平成28年)が本日でお終い。ヨーロッパではテロが続発し、シリア情勢は希望の目すらない。トランプが次期米大統領に選ばれ、日本では小池百合子が「崖から飛び降りて」拍手喝采を浴びた。今年のキーワードは「あり得ないことが起きた」だった。来年は残念ながら、これがさらに加速する、と思う。木の葉が沈み、石が浮く。トランプからは目が離せない。個人的には大谷翔平と本田真凛ちゃんに希望の芽を感じるが、果たして。

では、ぼちぼち行ってみましょう。年末恒例の(と勝手に言わせていただきます)「明日の新聞 大予想2017はこうなる!」の始まり、始まりイ~。当たる確率はこれまでの実績から12%ほど。

大予想1 トランプ米新大統領、就任演説で新ドクトリンを発表。オバマ路線は失敗したとし、力による二国間直接対話外交を宣言。そのすぐ後に「プーチンと日本で会談する」ことを表明、世界を驚かせる。安倍首相が歓迎を表明。ピコ太郎も歓迎のコメント。

大予想2 小池百合子都知事、身内のスキャンダルで窮地に陥るも都民や公明党の支持で辛うじて乗り切る。小池新党結成へ。

大予想3 サッカーW杯アジア最終予選で日本、サウジアラビアに1-2で敗れる。ハリルホジッチ監督辞任。アジア4枠を逃すが、プレーオフで奇跡の勝利、最終切符を手に入れる。

大予想4 トランプタワーでテロ発生。イスラム国が「アラーの罰が下った」と犯行声明。トランプ、イスラム国に怒りの宣戦布告。世界情勢が混迷の度を深める。憎悪の連鎖はイスラム国の狙いでもある。

大予想5 8月、WBCで大谷翔平が投打で活躍するもドミニカに敗れ、優勝を逃す。大谷は年末にメジャー移籍を発表。移籍先はサンフランシスコジャイアンツ。

大予想6 富の格差がさらに広がる。それが社会不安を深刻化させ、貧者の革命が静かに動きはじめる。歴史は繰り返すが繰り返される。

大予想7 世界一安全な国のはずの日本でもテロが発生。謎の組織が犯行声明。追い打ちをかけるように駿河湾から南西沖にかけて大地震が起き、2020東京オリンピック開催が危ぶまれる。

大予想8 錦織圭が全米オープンで優勝。東洋人では初めての快挙。

大予想9 北朝鮮でクーデターか?金正恩が急死、死因は謎のまま。中国・習近平国家主席が真っ先に弔問に訪れる。ウマズイめんくい村でもクーデター。彦作村長が追放されるが、誰も同情せず。

大予想10 ジャニーズ帝国に税務調査入る。メリー喜多川が責任を取る形で辞任。

2016年巨大地震はあるか? 大予想

 何ということだ。2015年、平成27年が土俵際まで来てしまった。大みそか。紅白など見ている場合ではない。
「余計なお世話よ。またどうせくだらない予想をするんでしょ? 2016年はさらに大変な年になるとか、巨大地震が来るとか、日本でテロが起きるとか、アベノミクスが破たんするとか、ヘンな病気が流行るとか・・・悪い予想をいっぱい並べて、当たるも八卦当たらないも八卦なんて言って、逃げちゃうんでしょ。魂胆が見え見え」
「先が見え過ぎるというのはつらいのう。俗人の僻みやからかいに耐えねばならん」
「自分の足元も見えないくせによく言いうわ。邪魔ジャマ。これ持って早く銭湯に行ってらっしゃい。一年の垢を落として来てね」
村民2号から430円とタオルを渡されて、村長は寒風の中に放り出された。ハ、ハックション! 忘れないうちに恒例の「明日の新聞」最終版を出すことにしよう。題して「2016年はこうなる?」。むろん、当たるも八卦当たらぬも八卦、でありまーす。

大予想1 浅田真央、世界フィギア選手権でショートでトリプルジャンプ成功。だが、フリーで二度転倒。5位に終わり、その後の記者会見で引退表明。「すべて吹っ切れました。これからは人生のトリプルジャンプを目指します」と涙をこらえて明るく語った。男子は羽生結弦が驚異の330点越えで見事金メダルに輝いた。
大予想2 テロか? 福島第一原発周辺で謎の爆発。直後にネット上に犯行声明。TV、新聞がテロの可能性を報道。連日、北朝鮮説、イスラム国説など犯人探しが過熱。だが、捜査は進展せず、一部週刊誌が「東京電力による事故隠しの疑い浮上」を報道。真相は依然謎のまま。
大予想3 ヤンキース田中マー君、またも故障者リスト入り。ドジャース入りした前田健太は好投も後半戦打ち込まれ、最終的に7勝11敗でシーズンを終了。
大予想4 世界中で天変地異起きる。国連が「地球が数万年に一度の重大な地殻変動期に入った可能性は否定できない」と緊急レポート。日本も南西沖で巨大地震発生。
大予想5 異常気象による穀物の被害で、世界の食糧事情が深刻化。スーパーから食料品が消える事態も。「TPPは失敗だった」農協が緊急声明出す。甘利担当大臣、「ゲスの極み乙女。」ネタ放つも相手にされず。
大予想6 たけし、TV収録後に倒れる。復帰するも滑舌がさらに悪化。「赤信号渡りたくても渡れない」名言を吐いて、休養宣言。テリー伊藤がお見舞いして、その様子をユーチューブで流し、賛否両論の事態に。
大予想7 山口組、神戸山口組ついに抗争勃発。東京、大阪、高知などで死者7人、重傷13人。
大予想8 リオ五輪開幕。日本金メダル7個と大健闘。VIP席で飲み過ぎた森元首相が興奮しすぎて担架で運ばれ、世界のメディアから「コメディアン森」とからかわれる。
大予想9 10代による理由なき殺人事件が頻発。安倍首相が「戦後教育の結果でもある」とコメント。噺家に転身した古館伊知郎が「岸信介の教育の結果はどうなったの?」とラジオ番組でコメント。戦後教育論争に発展するも、トランプ米新大統領の仲介で手打ち。
大予想10 国債が大暴落。日銀介入も焼け石に水。相次ぐ失政で安倍首相緊急入院、体調不良を理由に退陣表明へ。後継に橋下徹が急浮上。「ボクは坂本龍馬になる」と訳の分からないコメント。
おまけの予想 ウマズイめんくい村が閉鎖。理由はガセネタ漏えい罪。彦作村長「私以外私じゃないの」と抗弁するも誰も相手にせず。キオからは「ゲスネタ多過ぎ。バカみたい」とダメだし。仕方なくあんこ行脚に出る。

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大地震、豪雪・・・あの栄村の「あんぼ」と出会う

 何だ、この寒さは! 彦作村長は真冬でも草履をはいているが、今朝のあまりの寒さにタンスから「足袋(たび)」を出そうと思ったほど。3日前の久しぶりの震度5強の地震といい、ウマズイめんくい村にも動揺が走っている。そんな中、所用で江戸に足を運んだ彦作村長は上野駅構内で、面白い郷土食を発見した。 

          あんぼ⑤ 
          いい匂いが遠くからぷーん

「のもの」というJR東日本直営の「地産品ショップ」を覗き見していた時のこと。たまたま「信州」の期間で、奥の方からいい匂いが漂ってきた。惹かれるように覗いてみると、鉄板の上でおやきのようなものが焼かれている。「あんぼ」という聞きなれない文字が見えた。「栄村の伝統食」という文字も見えた。

栄村? 数秒ほど考えてから、村長は去年の東日本大震災の翌日に新潟県中越地方を震源とした震度6強の大地震を思い出した。3.11の被害があまりにも大きすぎて、翌日に起きたもう一つの大地震については、その被害の甚大さに比べて、その後のメディアの関心も薄れつつある。続いて襲った豪雪の被害も想像を絶する。

               あんぼ② 
        鉄板の上の復興

「あんぼ」はその信州・栄村の伝統食で、おやきが小麦粉を使っているのに対して、米粉を使っているのが特徴。鉄板には「きのこあんぼ」「野沢菜あんぼ」「よもぎあんぼ」の3種類が焼かれていた。1個150円ナリ。栄村の「有限会社 田舎工房」が実演販売していたのだった。すべてが手づくりだという。

彦作村長のようにいい匂いに惹かれて5~6人のお客が試食している。
「おやきみたいね。でも、食感が全然違う」
「もっちり感が際立っている。野沢菜がうまい。きのこといい明日のランチにしようかしら」 
「粒あんが入ったよもぎがうまいわよ」
そんな会話が聞こえてくる。
村長は野沢菜ときのことよもぎの3個(合計450円)を買い込んで、ウマズイめんくい村に持ち帰って賞味することにした。

          あんぼ⑤ 
          あんぼですダ

フライパンにアルミホイルを敷いて、弱火にして、大きなまんじゅうのような形の「あんぼ」を乗っける。素朴な、うまそうな、いい匂いが立ち上がってくる。大きさは直径5センチほど。米粉は栄村産のコシヒカリ、野沢菜やきのこもすべて栄村産の地場もの。この地場へのこだわりに熱いものを感じる。
「道路は何とかきれいになりましたが、復興はまだまだ遅れています。戻れない村民もいっぱいいます。私たちは昔からある栄村の伝統食『あんぼ』を復興のシンボルにしようと頑張っています」
実演販売していた代表の石沢一男さんの言葉がフライパンから同時に立ち上がってくるようだ。

           あんぼ⑧ 
           野沢菜の圧巻
           あんぼ⑦ 
           立ち上がる地場キノコ

「あんぼ」とは餅を意味する「あも」から転じた方言だという。こんがりと焼き上がった「あんぼ」は餅の食感で、中にぎっしり詰まった野沢菜や甘辛く煮たきのこと素朴なハーモニーを奏でる。匂いを嗅ぎつけたダイエット中の村民2号が猫のようにやってきてさっと手を伸ばした。そのままガブリ。
「私は野沢菜が好き。味はそれほど濃くなくて、自然な味ね。おふくろさんの味って感じ。囲炉裏端の匂いもするわ」
「村長はやっぱりよもぎだな。よもぎ餅の焼けた匂いもっちり感がとてもいいよ。小豆あんは甘さをかなり抑えている。健康にかなり気を使っているのかなあ」
「ほとんどアル中の村長にはいいかもね」
「お取り寄せもできるらしい。栄村田舎工房でキーワードを打つとホームページが出てくる」
「ウマズイめんくい村も頑張らなくちゃ。村長も立ち上がれ!」
最近、腰痛がひどくなり、あまり立ち上がっていない村長は、「うむ」とうなずいてから、ふんどしを締め直そうと思うのだった。

         あんぼ⑨ 
         小倉あんとよもぎ餅のデュエット


本日の大金言。

右も左も天も地も厳しさの増す日本列島。その凹みの中で、栄村の「あんぼ」が立ち上がろうとしている。今必要なのは「りんごの気持ち」ではなく「あんぼの気持ち」かもしれない。

 
                   あんぼ①
プロフィール

赤羽彦作村長

Author:赤羽彦作村長
あの!エンターテインメント新聞で記者、デスク、編集プロデューサーとして活躍。思うところあって、原発で揺れるヤポネシアを辺境から見つめ直すべく、イカダを組み、オンボロ旗を揚げ、組織を脱出。荒海に乗り出す。「B級うまいものの宝島」を目指して、櫂をガタガタと漕ぎ出すことにした。一か八か泥船となるか、間違って宝船となるか?
特に麺類と和菓子にはうるさい。「舌の上から斜めに世界を見る」などとほざいている。はっきり言ってバカの3乗である。年齢不詳。乙女座、AB型。村民を募集している。

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