居酒屋の街の「ぼっかけ丼」

 本日テーブルに乗せるのは「ぼっかけ丼」であります。

関西の人にはなじみのドンブリだが、関東の人間には「牛すじ丼」と言った方がわかりやすい。

トロトロに煮込んだ牛すじ肉にコンニャクを加えて、甘辛く煮込んだもの。それを熱々のご飯の上にかける。「ぶっかけ」が関西流に「ぼっかけ」になった。牛丼よりもレアなドンブリメシ。元々は神戸下町発祥のドンブリで、明治の古き時代から食べられていたようだ。
          赤羽① 
          赤羽の行列店
          赤羽② 
          こちらも行列

東京で会合の後に、急にこれを食べたくなり、赤羽に途中下車した。東口をブラ歩き。人気の「まるます家」や「健ちゃんおでん」は相変わらずの大行列。「名物串カツ 田中屋」に入ることにした。チェーン店だが、串カツが旨い。むろん狙いはぼっかけ丼。
          田中 
          こちらは空いてた

串カツを少々と角ハイボール(390円=税別)を頼み、続いて「ぼっかけ丼」(640円=税別)を頼んだ。何やら大阪にいるような気分になった頃、「ぼっかけ丼」がやって来た。おネエちゃん(失礼バイトの女性)が元気で、からかっているだけでこちらも楽しくなる。大阪の下町文化はええのう
          田中① 
         赤羽で大阪名物

このぼっかけ丼、牛すじとコンニャクの上に温玉がお月様のように乗っていて、青ネギが多めにかかっていた。定番の世界で、いい匂いが混沌から立ち上がってくる。浪花の下町のお月様はポエム。
          田中③ 
      串カツでウォームアップ
          田中⑥ 
          ぼっかけ丼!
          田中⑦ 
       どや、ええでっしゃろ?

作法として、箸で温玉をかき崩し、さらにご飯をかき混ぜる。

村長はさらに唐辛子をパラパラかける。で、おもむろにかっ込む。
          田中⑨ 
          この瞬間がポエム
          田中11 
          唐辛子をパラリ
          田中12  
          あーんやで

見た目は濃いが、意外に薄味で、牛すじ肉の柔らかさとコリコリ感がB級の味わい。コンニャクが多いのは愛きょうだと思う。ご飯がおじや状態で、消化にはいいかもしれない。だが、ご飯自体が柔らかすぎで、それなりのレベル。これぞB級の凄味?

サービスの生キャベツをバリバリ食べる。ほどよい満足感。外にはお月様が出ているか? またも懐に寒風。安倍・トランプ会談の行方が気になる。もう一軒ハシゴしようか迷った。

本日の大金言。

食在広州・・・日本では食在関西。和食の文化とは関西の出汁文化で、旨味の文化でもある。あまり関係ないが、織田信長は京料理が苦手で、その薄味が嫌いだったようだ。ぼっかけ丼があったらよかった?




                 田中13 




スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

赤羽彦作村長

Author:赤羽彦作村長
あの!エンターテインメント新聞で記者、デスク、編集プロデューサーとして活躍。思うところあって、原発で揺れるヤポネシアを辺境から見つめ直すべく、イカダを組み、オンボロ旗を揚げ、組織を脱出。荒海に乗り出す。「B級うまいものの宝島」を目指して、櫂をガタガタと漕ぎ出すことにした。一か八か泥船となるか、間違って宝船となるか?
特に麺類と和菓子にはうるさい。「舌の上から斜めに世界を見る」などとほざいている。はっきり言ってバカの3乗である。年齢不詳。乙女座、AB型。村民を募集している。

最新記事
カテゴリ
彦作のつぶやき
最新コメント
月別アーカイブ
カレンダー
04 | 2017/05 | 06
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
最新トラックバック
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR