豚肉ジャガイモのホットサンド

 マーティン・スコセッシ監督の「沈黙」(遠藤周作原作)を観た後、重い濡れたコートを着せられたような余韻に襲われた。右往左往するキチジローの姿が日本に重なる。だが、期待していたほどの感動が来ない。

マーティン・スコセッシほどの監督が、何故日本を舞台にこれほど退屈(単調?)な映画を作ったのか、まだ理解できない。イッセー尾形の好演は光ったが。

「とにかく腹が減った。テーマが重すぎる。沈黙してる場合じゃない」
「シャレにならないわよ。頭を切り替えて、近くにいいカフェがあるからそこ行きましょ」
          桜カフェ 
          もうすぐ桜

埼玉・羽生イオン裏手にある「桜カフェ」で遅いランチを取ることにした。山荘風の一軒家カフェで、村民2号お気に入りの店。本日取り上げるのはここで食べた「ホットサンド(豚肉とジャガイモ)」(税込み600円)。プラス500円払って、フルセット(スープ、サラダ、デザート、コーヒー付き)にした。
          桜カフェ③ 
          アットホーム
          桜カフェ② 
          メニューの一部
          桜カフェ① 
          セットにする

薪ストーブがあり、その柔らかな木の温もりが店のポリシーをそのまま反映している。調理に時間をかけているようで、待ち時間は長く20分ほど。だが、女性店主や常連客と雑談していると、時間がゆっくりと進み、長く待っている感じがしない。
          桜カフェ⑤ 
          主役の登場
          桜カフェ⑥ 
       焼き色とボリューム
          桜カフェ5 
          食べられる幸福

白い大皿のプレートにいい焼き色のホットサンドが二つ、それに小松菜のスープ、地場野菜のサラダ、自家製ヨーグルトが付いてきた。アットホームな手づくり感が細かいところまで生きている。店はオープンして3年半ほどになるそう。

「沈黙」の世界からは遠く離れた理想郷かもしれない。

具はジャガイモ、玉ネギ、それにチャーシュー。ジャガイモは量もあり、薄味で美味。バジルの風味と玉ネギもいい調整役。チャーシューは悪くはないが、ここは豚肉をそのまま使った方が村長の好み。
          桜カフェ⑦ 
          ジャガイモと焼き豚
          桜カフェ⑧  
          手づくり感

「パンも美味いわ。ジャガイモが気に入ったわ。素材がいいのね。結構なボリュームだから、これだけでお腹いっぱいになるわ」

「デザートのスイートポテトとジャム入りヨーグルトがいいね。すべて女性店主の手づくりというのも好感。コーヒーはまあ普通かな」
          桜カフェ⑨ 
     自家製ヨーグルトとジャム
          桜カフェ11 
       スイートポテトも自家製

「『沈黙』で重くなった心と体が癒されるわ」

「でも、ある日突然ここが長崎の外海になるかもしれないぞ」

「確かに。村長がキチジローに見えてきたわ(笑)。長崎奉行も近くにいるかもね」

「もうやめよう。消化に悪い。映画も日本もメディアも消化不良、視界不良・・・」

「でも支払いは明瞭、よろしくね」

「・・・・・・」

本日の大金言。

『沈黙』の後に『相棒Ⅳ』も観た。こちらは予想より面白かった。純文学とエンターテインメントの違いはあるが、伏線の引き方、メッセージ性など日本映画の底力は確実に上がっていると思う。ピコ太郎の世界的なヒットは偶然ではない?



                   桜カフェ12 




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プロフィール

赤羽彦作村長

Author:赤羽彦作村長
あの!エンターテインメント新聞で記者、デスク、編集プロデューサーとして活躍。思うところあって、原発で揺れるヤポネシアを辺境から見つめ直すべく、イカダを組み、オンボロ旗を揚げ、組織を脱出。荒海に乗り出す。「B級うまいものの宝島」を目指して、櫂をガタガタと漕ぎ出すことにした。一か八か泥船となるか、間違って宝船となるか?
特に麺類と和菓子にはうるさい。「舌の上から斜めに世界を見る」などとほざいている。はっきり言ってバカの3乗である。年齢不詳。乙女座、AB型。村民を募集している。

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