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「近江牛すき焼き」参る

何ということだ。きっと熱発の後遺症だろう、同じネタをアップしてしまった。2時間後気づいて削除したが、ウマズイめんくい村史上初めての珍事。危ねえ、あぶねえ・・・。

で、ネタが切れてしまったので、蔵の奥に仕舞っておいた特出しネタをテーブルに上げることにしよう。ちょっとぜい沢過ぎるのでどうかなあ、と思っていたネタだ。今年秋、関西方面に行った時のネタである。近江牛のすき焼き、フフフ・・・。
          おかき
          人気店だった

JR大津駅ビル構内にあった「近江ビーフスタイル OKAKI」でディナーとなった。滋賀県蒲生市竜王町に本店がある近江牛の老舗「岡喜(おかき)」が去年10月にオープンしたバル風のレストランで、シャレた店構え。外側がガラス張りになっていて、中を見るとワイングラスが大量に上からぶら下がっている。悪くない景色。
          岡喜 
      アメリカンかスパニッシュか

岡喜は直営の牧場を持ち、近江牛を自前で育てている。創業が天保10年(1839年)、この分野では日本でも指折りの老舗。日本人は歴史的に牛を食べないと思われているが、実はそうではない。ごく一部の人はこっそり楽しんでいたようだ。

例えば戦国時代、近江日野から伊勢松坂、会津へ転封した蒲生氏郷(最後は92万石)は主君だった関白秀吉による北条攻めの際、高山右近に招待され、細川忠興と一緒にワインを楽しみながら牛を食べたと言われている。右近も氏郷もキリシタン大名だったので、ポルトガル人の食生活を楽しんだとしてもおかしくはない。細川忠興も実はキリシタンだったという説も根強い。正室の細川ガラシャが熱心なキリシタンだったことを考えると、あながち的外れな話ではないと思う。

この3人の戦国武将の中で高い地位のまま現在まで生き延びているのは細川氏。首相にまでなったマフラー好きの子孫もいる。能力もあろうが、強運としか言いようがない。ちなみに蒲生氏郷は和牛の育成にも力を入れ、それが近江牛や松阪牛につながったという説もある。氏郷は悲しいかな運がなく、若くして倒れ、子孫も次々に早死にし、蒲生家は孫の忠知の代で断絶してしまった。
          岡喜②
          夜の特別メニュー
          岡喜①
      スペイン産赤ワインなみなみ

熱発の後遺症か、つい脱線してしまった。村長が食べたのは「近江牛すき焼きセット」(小鉢、サラダ、ライス、デザート付き 税込み2800円)。村民2号は「近江牛ステーキセット」(同 3000円)を選んだ。ライスではなくパン。グラスワイン(赤 500円)もむろん頼んだ。
          岡喜③
       近江牛すき焼きセット
          岡喜⑦
     こちらは近江牛ステーキセット

黒毛和牛の最高峰の一角、近江牛がこの値段で食べれるのはありがたい。多分A3~A4クラスだと思う。15分ほどの待ち時間でやって来たすき焼きはほどほどの大きさの器。値段が値段なのであまり多くは望めない。
          岡喜④
          たまらん

それでも甘めの割下で炊かれた霜降り(?)は赤身と脂身のバランスがいい具合で、噛んだ瞬間柔らかな旨味が口中に広がった。生卵に付けて食べると、キリシタン戦国武将の思いがちらと頭をかすめた。きっとその瞬間だけは戦場を忘れてうっとりしたに違いない。
          岡喜⑤
        近江牛、よだれ
          岡喜⑧
          生卵の鮮度

豆腐、青ネギ、しめじ、麩(ふ)もいいレベル。シラタキがないのは寂しい。ご飯の上に乗っけて食べると特上の牛めしになった。かんらかんら。可愛らしい女性スタッフに「この近江牛はどの部位?」と聞いてみた。アルバイトなのか、やや困った顔で「聞いてきます」。1分ほどして「ももバラ肉だそうです」。
          岡喜⑨
          豆腐で箸休め
          岡喜10  
       炊き立てのご飯に乗せる
          岡喜13
          デザートどす

「ロース肉かと思ったけど、外れたなあ。でもうんめえよ」

「ステーキは小ぶりだけど、すごく美味い。岩塩とワサビが効いてる。近江牛を食べたのは随分久しぶりだわね。どっちも肉の量は少なめで、それは値段を考えると仕方ないかな。多分100グラム前後だと思うわ。でもサラダにも近江牛が入っていたし、ワインも美味いし、パンもいい。デザートのアイスクリームもレベルが高い。今度、神戸に行ったら神戸牛も食べて比較したいわね」

細川ガラシャは和牛を食べたのか、冬姫はステーキを楽しんだことがあるのか、急に気になった。同時に懐も気になってきた・・・。

本日の大金言。

近江牛は神戸牛、松阪牛、米沢牛とともに三大和牛とも四大和牛とも言われる。その歴史は江戸時代初期までさかのぼるという。蒲生氏郷が絡んでいるとしたら、安土桃山時代まで遡るかもしれない。タイムマシンで跳んでみたい。




                    岡喜12

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プロフィール

赤羽彦作村長

Author:赤羽彦作村長
あの!エンターテインメント新聞で記者、デスク、編集プロデューサーとして活躍。思うところあって、原発で揺れるヤポネシアを辺境から見つめ直すべく、イカダを組み、オンボロ旗を揚げ、組織を脱出。荒海に乗り出す。「B級うまいものの宝島」を目指して、櫂をガタガタと漕ぎ出すことにした。一か八か泥船となるか、間違って宝船となるか?
特に麺類と和菓子にはうるさい。「舌の上から斜めに世界を見る」などとほざいている。はっきり言ってバカの3乗である。年齢不詳。乙女座、AB型。村民を募集している。

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