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館林のウマズイ「餃子らーめん」

 今日テーブルに乗せるのは、皇后美智子さまのご実家もある群馬・館林で見つけた「らーめんと餃子」である。期待していなかった分、これがホントに美味かった。
          自慢亭5  
          ウマイか、マズイか

去年のこと、ある宴席で友人でもある出版社の落語好きA氏からチクリと一刺しされた。
このブログでご紹介した佐野ラーメン「日光軒」を食べに行ったところ、それが「まずかった。ラーメンも餃子もまずかった」とか。イタタタ~。
まさかホントに行くとは思わなかったのと、その「まずかった」の五文字に気持ちが籠っていたことに驚いた。スズメバチ級?ハタの一刺し。

確かにほめ過ぎのきらいはあった(反省)とは思うが、「まずい」とは好みの問題とばかり言えない。申し訳ない気持ちとそんなはずはない、という思いが交錯した。「ウマズイだからいいんじゃない?」という落ちで終わったが、しばらく落ち着かなかった(これってシャレ?)。
          正田家 
      梅ほころぶ正田家を見ながら

で、今回。所用のついでに、東武伊勢崎線館林駅東口で降り、トボトボと正田家の前を通り、大手町通りを左折すると、目的の「自慢亭」が見える。朱色に「餃子 手打らーめん」の大看板。渋好みにとってはこの派手さは引くかもしれないが、そこを堪えてほしい。
          自慢亭 
          「自慢亭」へ

店は創業40年以上になる。周辺では「佐野よりも旨い」とささやかれる店。「らーめん」(税込み 580円)と「餃子(6個)」(同 400円)を頼んだ。
          自慢亭② 
          メニューの一部
          自慢亭③ 
          まさかの世界

待ち時間は15分ほど。まず「らーめん」が登場。続いて餃子がやってきた。家族経営のようで、テーブル席から見えるご高齢の店主、女将、娘さん(?)の動きは無駄がない。右手の打ち場では二代目(息子さん)が粉にまみれるように青竹で麺を打っている。佐野でさえ、実際に青竹手打ちを実践している店は少なくなっているというのに、まさか館林でこの伝統麺打ちが見れるとは・・・軽い驚き。
          自慢亭⑤ 
          これは、の登場
          自慢亭⑥ 
          思わぬ発見か

「らーめん」は佐野系で、澄んだ黄金色のスープ、二枚の手切りの自家製チャーシュー、細切りのメンマ、海苔、刻みネギという構成。スープは鶏がら醤油ベースで、まろやかできれいな旨味がじんわりと体に滲み込んでくる。佐野「日光軒」はかなり甘めのスープ(人参の甘み)で、そこが好みの別れるところでもあるが、ここは余分な甘みがない。
          自慢亭11 
          鶏がらスープ

青竹手打ち麺はコシがさほど強くない。佐野ラーメンの特徴でもあるふわふわ系だが、ギリギリのところでもっちり感を維持している。ここだけが少し好みとは違う。
          自慢亭10 
          青竹手打ち

自家製チャーシューのレベルが高い。脂身と赤身が絶妙で、しかも厚みがある。肉の旨み、表面には炙った跡がある。これだけで手間をかけていることがわかる。
          自慢亭⑨ 
        自家製チャーシュー
          自慢亭12 
          メンマも自家製

メンマも自家製で、醤油ベースでしっかり煮込んでいる。しかもシャキッとしている。
          自慢亭2 
          皮まで自家製

餃子のことも書かねばならない。パリッとした焼き色が素晴らしい。以前浜松で食べた餃子の名店に引けを取らない焼き色。もっちりとした薄い皮、中の具はキャベツ、ニラ、豚ひき肉。捏ね具合がほどよい。職人の手の温もりさえ感じた。皮まで自家製。形にばらつきがあるが、それは計算されたもの、とわかる。
          自慢亭17 
      浜松餃子に負けない

妙な言い方だが、佐野ラーメンのある種の人気店よりもレベルが高い店が館林にあったとは。食べ歩きはハズレがあるから面白い。で、「まずい」とおっしゃった落語好き様、もし、館林に来る機会があったら、ぜひ覗いてみてほしい。こちらも「まずい」と言われたら? (カネ返せー)よっしゃ、舌代をそっくりお返しいたします。

本日の大金言。

「まんじゅうこわい」は笑えるが、「まんじゅうまずい」はどないやろ? 最近思うこと。佐野ラーメンの人気店の味が落ちている。特に大店。村長自身も空振りさせられて、ガッカリさせられたことも何度か。食べログの高評価には要注意。


                   自慢亭18 




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非公開コメント

好みとか、なんというか・・・

またまたお邪魔してます。
・・・そうですか、まずい と言われましたか。
オイラもおすすめして、無いわー、と言われる事がありますが・・・よくよく聞くと、求めるものが違ったり(雰囲気、接客、調度の質など)ああ、そこなのね、と思う事があります。だけどお互い好みなので残念に思う事はあっても相手の事も自分の事も否定する気にはなりません。主観の好みが客観に固められる事が無い様に、これが好きだ!をどんどん行ってくださいね。応援しております。

毒好きのサガ

ようござんす。妙に褒められるより気持ちいいもんです。
プロフィール

赤羽彦作村長

Author:赤羽彦作村長
あの!エンターテインメント新聞で記者、デスク、編集プロデューサーとして活躍。思うところあって、原発で揺れるヤポネシアを辺境から見つめ直すべく、イカダを組み、オンボロ旗を揚げ、組織を脱出。荒海に乗り出す。「B級うまいものの宝島」を目指して、櫂をガタガタと漕ぎ出すことにした。一か八か泥船となるか、間違って宝船となるか?
特に麺類と和菓子にはうるさい。「舌の上から斜めに世界を見る」などとほざいている。はっきり言ってバカの3乗である。年齢不詳。乙女座、AB型。村民を募集している。

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