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浅草裏通りの小さな洋食屋

 GWも終わった。GWが関係ない人にとっては365分の1日。この一週間は山あり谷あり、妙に忙しいWeekとなってしまった。なので、このブログは約5日ぶり。S君からメール「登板間隔が開き過ぎです」。
          なぐ⑦   
      16歳でごわす

歩けなくなった愛犬なぐの介護をしながら、山登り飲み会、利根川の会、告別式二つ、謡曲の会、兜町打ち合わせ・・・ほとんど発狂的にあちらこちらに首を突っ込んでいるうちに、天才イチローは実質的に引退してしまうわ、スーパーサイヤ人・大谷は6度目のマルチ安打するわ、卓球女子は中国に惜敗するわ、演出されたムードだけでいつのまにか金正恩とトランプが平和の使者になるわ、「山口メンバー」の奇妙なTV報道の仕方。ショータイムとブラックジョークが入り乱れる・・・そんなアップダウンのきつい一週間だった。恐るべきメディアの時代。NHKメンバーよ、お前もか。改めてメディアの政治・芸能情報は半分眉唾と心得るべし(エラソーに言ってみました)。
          浅草寺 
        GWの浅草寺

忘れるところだった。そんな中でこのブログ、最大の収穫は洋食のメッカ・浅草で見つけた渋い洋食屋である。こちらのアップダウンは自分の足で地道に一歩一歩行くしかない(ヨロヨロの間違いじゃないのか)。

GW中の浅草は浅草寺周辺が異様に混み合っていたが、その喧騒から少し外れると、実はいい店がある。舌代も高い有名な老舗洋食屋より、安くて美味い小さな洋食屋を探す。気ぜわしい日々の合間を縫って、ストレスがツノになりかかっている村民2号と久しぶりに浅草ぶら歩き。頭上の青空。蟻の息抜き。
          木村洋食店① 
         裏通りの洋食屋

合羽橋に行く途中の西浅草2丁目裏通りで見つけたのが「木村洋食店」だった。パリ街中の小さなビストロのような、瀟洒な店構え。5~6人が並んでいた。人気店ほどの行列ではない。

「このくらいなら待ちましょう」
          木村洋食店② 
         コスパ、凄すぎ

村民2号がひと言。店構えだけで気に入ったようだ。12~3分ほどで中へ。ちょうどランチタイム。村長は「ポークソテー ジンジャーソース」(小鉢、みそ汁、ご飯付き 税込み1000円)、村民2号は「豚ヒレのピカタ デミグラスソース」(同1100円)を頼むことにした。凡才の休息。生ビール(小 450円)も頼んだ。
          木村洋食店④ 
         黄金ウイーク?

これが予想以上のセンターに抜けるヒットだった。

ご夫婦なのか、2人で切り盛りしていた。奥が厨房になっていて、そこに土佐犬のような(失礼)コワ顔のシェフ。ひと目で只者ではない、と直感。奥さん(?)は清楚な美人で、合計5つほどのクロスのかかったテーブル席の間を蝶のように舞っていた。うむ。
          木村洋食店⑦ 
      ポークソテー ジンジャーソース
          木村洋食店⑨  
        プロフェッショナル

まず生ビールが来て、続いて小鉢(冷奴)と自家製ピクルス。その後に「ポークソテー ジンジャーソース」。ご飯とみそ汁。待ち時間は15分ほど。コワ顔のシェフがていねいに作っているのがわかった。
          木村洋食店4 
         みそ汁とご飯

まずは出汁の効いたみそ汁がいい。油揚げ、わかめの鮮度。メーンのポークソテー ジンジャーソースはイメージとは違ったが、飴色の玉ネギが上に乗り、醤油ベースの生姜がたっぷりかかっていた。ロース肉は十分に叩かれていて、柔らかい。大きさも厚みも申し分ない。国産の豚ロース肉。
          木村洋食店12 
      豚ロース肉と特製ソース

付け合わせの人参グラッセ、湯通ししたモヤシ、ほうれん草にも手抜きが見えない。

ライスもやや固めの炊き加減がドンピシャ。盛りがもう少しあってもいいが、村長にはほどよい。1000円とは思えない質の高さに満足していると、辛口の村民2号がさらに唸っていた。
          木村洋食店11 
         手抜きがない
          木村洋食店13 
       いい店は探せばある

「これ美味過ぎ。ヒレ肉の美味さはもちろんだけど、デミグラスソースが素晴らしいとしか言いようがないわ。ボリュームもすごい。ここは当たりよ」
          木村洋食店⑧ 
  豚ヒレのピカタ デミグラスソース

オープンしたのは2年ほど前。西麻布の「麻布食堂」や富ヶ谷の「せきぐち亭」など洋食の名店で修業して、洋食のメッカ・浅草で勝負したいと店を出したそう。その志が店の隅々まで行き届いている。

「パリのビストロのようですね。和洋折衷の新しい形で、ここにもプロがいるって感じ」

支払いのときに奥さん(?)に率直な感想を述べると、「えっ、パリ? ただの街の洋食屋です(笑)」と軽くいなされてしまった。本物はこうでなくっちゃ。


本日の大金言。

GWはげんなりウイークの略か、げっそりの略か。まさか黄金のゴールデン? じじいのG、地獄のG、極楽のG、我慢のG、じっと手を見るのGだってある。御免こうむるのGもある。下ネタのGもある。むろんグルメのGもある。1億2千万のGがあると考えると、頭がクラクラしてくる。いずれにせよ、お疲れさーん!



                   木村洋食店14 






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プロフィール

赤羽彦作村長

Author:赤羽彦作村長
あの!エンターテインメント新聞で記者、デスク、編集プロデューサーとして活躍。思うところあって、原発で揺れるヤポネシアを辺境から見つめ直すべく、イカダを組み、オンボロ旗を揚げ、組織を脱出。荒海に乗り出す。「B級うまいものの宝島」を目指して、櫂をガタガタと漕ぎ出すことにした。一か八か泥船となるか、間違って宝船となるか?
特に麺類と和菓子にはうるさい。「舌の上から斜めに世界を見る」などとほざいている。はっきり言ってバカの3乗である。年齢不詳。乙女座、AB型。村民を募集している。

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