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「深谷シネマ」でコッペパンW杯

 このところミニシアター「深谷シネマ」にハマっている。6月後半だけで「ラッキー」「グレイテスト・ショーマン」「シェイプ・オブ・ウォーター」を観た。シネコンで見るのとはひと味違い、どこか侘びしげで観客が少ない。それゆえに街の映画館という言葉がぴったりくる。昭和の匂いが色濃く漂う。たまらないね。へそ曲がりの映画好きにはおすすめ。
          深谷シネマ  
       時代は深谷シネマ?

深谷シネマのすぐ近く、国道17号沿いにある「ベーカリー アンディ」でB級の極上昼めしを仕入れる。これがまたたまらない。村長の黄金コース。このパン屋さんは知る人ぞ知るコッペパンの名店で、創業は昭和20年(1945年)。終戦と同時に渋沢栄一の街、埼玉・深谷市で産声を上げている。戦後はコッペパンとともにやって来た、とも言えるので、ここは昭和の夢の跡が残っている店でもある。
          アンディズ 
         コッペパンの老舗

その場で注文と同時にコッペに具を入れてくれる。有名な岩手・盛岡の福田パンや東京・綾瀬の吉田パンよりも古く、この店こそが手の温もりのするコッペパン界の本当のレジェンドではないか、と思いたくなる。十数種類の手書きメニューの中から一番人気の「あんバター」(税込み 150円)、「みそパン」(同 130円)を選んだ。みそパンは創業時からのコッペ。これは珍しい。もう一品、コッペではなく「ハンバーガー」(同 230円)も追加した。
          アンディズ2 
       時計が止まっている
          アンディズ3 
          これこれ

初代の女将さん、二代目、それにもう一人おばさん店員が、昭和のよきパン屋さんのレトロ感漂う中で仕事をしていた。昭和のままで時間が止まったような世界がたまらない。毎朝4時起きでパン生地の仕込をし、古いパン焼き機で十数種類のパンを焼き上げている。土日などはコッペだけで一日約300本売れるそう。売り切れもある。
          アンディズ③ 
         コッペW杯なら?

深谷シネマの奥にウッディーなイートインコーナーがある。自販機で100円コーヒーを買い、正午前の早いランチとなった。孤独なランチに見えるかもしれないが、このB級のローカル感が実にいいのである。「誰も知らない」世界・・・。
          アンディズ6 
          ハンバーガー

「ハンバーガー」は小ぶりで味が濃く、期待したほどの美味さではなかったが、コッペパンがとてもいい。吉田パンほどグラマラスではないが、キツネ色の焼き色といい、柔らかなしっとり感といい、伸びやかさといい、風味といい、高いレベルの素朴なコッペだと思う。
          アンディズ④  
      キラーパス、あんバター
          アンディズ⑥ 
         昭和のパン職人
          アンディズ⑦ 
        寝そべりたい
          アンディズ⑨ 
        乾級のシュート

あんバターはつぶしあんとバターのバランスが絶妙で、甘めのあんことバターの量が多すぎず少なすぎず。もちもちしたコッペといいパス交換をしている。長友と乾、柴崎のイメージ。ここ数年で最高の試合、日本ーセネガル戦を明け方近くまでTV観戦していたので、その興奮がまだ冷めない。なので表現がついサッカーになってしまった。
          アンディズ10 
        こちらはみそパン

創業時からある「みそパン」はシンプルな甘みそペーストがたっぷりと塗ってある。手で千切ってからかぶり付くと、砂糖がじゃりじゃり。この感触が悪くない。香ばしく柔らかなコッペと合う。こちらはさしずめ昌子と吉田のイメージ。影のMVP候補だと思う。
          アンディズ13 
          かぶりつけ

もしコッペパンのW杯があったなら、この店のコッペはいい戦いをすると思う。
          アンディズ12 
          ロスタイム

3個食べたら、大いなるB級の満足がジワリと来た。深谷シネマのある深谷はあの渋沢栄一を輩出した町でもある。きれいごととウソの多いNHK大河ドラマ「西郷どん」などより、たまにはローカルの深谷シネマへ。そこに映画人の夢と心に滲みる昭和のコッペパンがきっと残っているはずだ。

本日の大金言。

ポーランド戦は大変な試合になると思う。西野ジャパンに対するメディアの手のひら返しにはホトホトあきれるが、自分も含めて日本人の節操のなさに付ける薬はない。あのオシムがハリルホジッチが代表監督に就任したとき、「日本人の監督をどうして選ばないのか」とコメントしたことを思い出した。オシムはやっぱりすごい。深谷シネマ⇒コッペパン⇒オシム。これぞ2018年黄金のトライアングルではないか(意味不明)。






                  アンディズ14
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プロフィール

赤羽彦作村長

Author:赤羽彦作村長
あの!エンターテインメント新聞で記者、デスク、編集プロデューサーとして活躍。思うところあって、原発で揺れるヤポネシアを辺境から見つめ直すべく、イカダを組み、オンボロ旗を揚げ、組織を脱出。荒海に乗り出す。「B級うまいものの宝島」を目指して、櫂をガタガタと漕ぎ出すことにした。一か八か泥船となるか、間違って宝船となるか?
特に麺類と和菓子にはうるさい。「舌の上から斜めに世界を見る」などとほざいている。はっきり言ってバカの3乗である。年齢不詳。乙女座、AB型。村民を募集している。

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