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深谷シネマ後の肉汁うどん

 またも先週末、深谷シネマへ。「シェイプ・オブ・ウォーター」で好演したサリー・ホーキンスが主演の「しあわせの絵の具」を観るため。ちょうど最終日で、期待通りの作品だった。サリーの魅力のとりこになってしまった。何というキュートさ。シネコンで見落としたとしても、深谷シネマがある。
          深谷シネマ① 
         最終日(深谷シネマ)

ここの館長とも知り合いになって、運営の大変さも聞いている。いい映画をピックアップして上映しているので、可能な限りこれからもポンコツ車で見に行こうと思う。ガソリン代が安くはないが。

不思議な感動に包まれて見終ると、ちょうど午後1時になっていた。ランチの時間。またも深谷シネマのスタッフから極秘情報を仕入れる。それが深谷シネマから車で5分ほど、萱場にある「手打ちうどん 麦屋(むぎや)」だった。「食べると美味さがわかりますよ」とのこと。サリー・ホーキンスのようなうどん?
          麦屋 
      手打ちうどん「麦屋」
          麦屋1 
       決勝トーナメント?

生垣に囲まれた平屋建て一軒家のうどん屋さん。オープンしたのは平成22年(2010年)。8年ほどで「埼玉でも有数のうどん屋になった」と評価する人もいるとのこと。何故か上州産地粉を使い、さぬきうどんのように何度も足でこねる。そのため、もっちり感と腰の強さとつるっとしたのど越しが特徴的で、しかも手打ちのエッジとねじれ方が際立っているそう。
          麦屋② 
          メニューの一部

前置きはこのくらいにして、ここの一番人気「肉汁うどん」(並 税込み650円)を頼むことにした。コノ字のカウンター席とテーブル席、それにテラス席もある。奥が板場になっていて、そこに店主と女性スタッフが3人ほど。BGMはジャズ。古いうどん屋と新しい試みを同時に試しているような雰囲気。
          麦屋2 
         地粉の使い方
          麦屋③ 
          とにかく待つ

待つこと約18分ほど。かなり長い。だが、ほとんど常連さんらしいお客にイラだった様子はない。これは期待できそう。別のお客が頼んだかき揚げを見て、その大きさとカラリと揚がった佇まいが悪くない。今回は無理だが、次回はかき揚げを頼もう。
          麦屋4 
          シンプル
          麦屋⑤ 
        シンプルの深み
          麦屋5 
       シンプルの旨み

「肉汁うどん」はザルに盛られた太めの手打ちうどんの姿に、「ほう」となってしまった。見事な手打ち感で、エッジの立ち方、コケティッシュなねじれ方、艶やかさ。

まずは何もつけずにうどんだけを味わってみる。ほんのりと塩気がいい小麦の風味とともに噛みしめた歯の間からこぼれ落ちるよう。美味。さぬきでもない、武蔵野でもない。どちらかというと、水沢うどんの名店で食べたような深い味わい。
          麦屋⑧ 
         みずみずしい
          麦屋⑨ 
         ねじれ方の凄味
          麦屋10 
         隠れ名店か

肉汁は豚三枚肉と深谷ネギだけ。それが絶妙な出汁の効いた醤油ベースの肉汁といい相乗効果を作っている。カエシはきつくない。ほどよい甘味がねじれた手打ちうどんの風味を生かしている。これまで埼玉で食べたうどんの中で、この美味さはベスト5に入ると思う。
          麦屋11 
         1+1=3

薬味の刻みネギとおろしショウガを加える。味わいが締まってくる。豚肉の美味さも洗練されている。650円はリーズナブルだと思う。

これも「しあわせの絵の具」効果か。残念ながらサリー・ホーキンスのようなねじれ方ではなかったが、深谷でこのようなうどんと出会えたことは「しあわせ」だと思う。

ところで、今夜はサッカーW杯の決勝トーナメント。日本がベルギーと戦う。ロシアの奇跡が日本にも起きるか? 朝まで眠れない。どないしよう? 

本日の大金言。

「しあわせ」は個人的なものだと思う。人によってその尺度は違う。「しあわせの絵の具」を押し付けてはいけない。スポーツ好きもスポーツ嫌いもその価値に置いて、大した違いはない。テレビ局の希望と現実を混同したバカ騒ぎに付ける薬はない。勘違いしないように。あんたもだよ。





                   麦屋12 

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プロフィール

赤羽彦作村長

Author:赤羽彦作村長
あの!エンターテインメント新聞で記者、デスク、編集プロデューサーとして活躍。思うところあって、原発で揺れるヤポネシアを辺境から見つめ直すべく、イカダを組み、オンボロ旗を揚げ、組織を脱出。荒海に乗り出す。「B級うまいものの宝島」を目指して、櫂をガタガタと漕ぎ出すことにした。一か八か泥船となるか、間違って宝船となるか?
特に麺類と和菓子にはうるさい。「舌の上から斜めに世界を見る」などとほざいている。はっきり言ってバカの3乗である。年齢不詳。乙女座、AB型。村民を募集している。

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