彦作村長、花の都パリへ行く

ビンボーな「 ウマズイめんくい村」赤羽彦作村長の子どものころからの夢の一つが、ヨーロッパ食べ歩きである。
で、行ってきた。その間の苦節骨折は長くなるのでここでは省くことにする。

とりあえず、花の都パリ! 

まだ裕福な頃の村長はある日突然ワインにはまってしまい、分不相応にもワインセラーなど買ってしまい恐ろしいことに、シュバルブラン90とかラターシュ93、マルゴー98などを買い込んで、悦に入っていたりした。
ほとんどビョーキだった。夜中にこっそり起き上がって、グースカ寝ている女房に内緒で、ワインリスト一覧を見ながら、ムフフフ「次はルパンにしようかな」などとこっそり妄想を楽しんでいた。そんな時代もあったのだ。

そんなわけでパリに行ったら、ワイン! フィサンだってジャンジャン飲んでやるぞ、パリで倒れても本望だ! そう思っていたのだが、ツアーの代金だけで村の予算の3分の2ほど使ってしまった。そのため、同行している村民2号に財布を握られ「テーブルワインだけよ」と自宅軟禁並みの規制がかかっていたのだった。

安いビストロでグラスワインの日々。それも悪くはない。パリ到着3日目。洋食にそろそろ飽きてきたころ、オペラ座近くをほっつき歩いていると、サンタンヌ通りに迷い込んだ。ここは日本人ばかりでなく、地元のフランス人にも人気の日本食レストラン街。午後7時過ぎだというのにまだ明るい。

「久しぶりにラーメンでも食うか」と村長。
「私は焼きそばがいいな」と村民2号。

         パリ・日本食レストラン街 かどや 

「KADOYA(かどや)」という外見的にはこじゃれた日本食レストランに入った。お客のほとんどはパリっ子みたい。パリっ子はなんとなく雰囲気でわかる。「わたしはわたし」「オレはオレ」個人主義がプンプン匂っているし、ファッションが地味系のおしゃれ。

おとといパリ在住32年という日本人オヤジガイドに聞いた話が頭をよぎる。

「パリも移民が3割を占め、治安も悪くなっている。パリっ子って、ホントに底意地が悪い。ボクは日本に帰りたい。日本人のような思いやりが欠けているのがパリです。日本人がイメージしているパリは真実ではないんですよ。ちょっと裏道に入ると、たばこの吸い殻が無造作に落ちているし、犬のフンなども平気です。ま、人間的と言えばあまりに人間的ですがね」


「かどや」は予想よりいい味で、結構食えた。「焼きそば」「鶏のから揚げ」、それにグラスで白ワインと赤ワイン。


焼きそばはかなりのボリューム。日本の1.3倍くらいの量。ソースと醤油とオイスターソースがいい具合に絡み合っているようだった。

鶏のから揚げも日本で食べるのとそん色なく、まるで新宿の安い居酒屋のような味。値段もそれぞれ8~4ユーロほどで安め。
ワインも1杯4~5ユーロで、しかも本場の安ワイン。酸化防止剤が入っていないのか、果実味がそのまま沈殿しているようでうまかった。面白いのはビール。ハイネッケンが一本3.5ユーロなのに、日本のビール(アサヒ)は6ユーロ。よく考えると当たり前なのだが、妙に感動してしまった。

         パリ日本食レストラン街  

だけど、この店、トイレはダメ。ひぐまの方がきれいだったわよ」(村民2号)

「ひぐま」というのはパリの老舗の札幌ラーメン屋のこと。パリの日本食レストラン事情については次回をお楽しみに。

あっと驚くトイレ事情についてもいずれ詳しくレポートしよう。パリの出口問題は哲学的だ。


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プロフィール

赤羽彦作村長

Author:赤羽彦作村長
あの!エンターテインメント新聞で記者、デスク、編集プロデューサーとして活躍。思うところあって、原発で揺れるヤポネシアを辺境から見つめ直すべく、イカダを組み、オンボロ旗を揚げ、組織を脱出。荒海に乗り出す。「B級うまいものの宝島」を目指して、櫂をガタガタと漕ぎ出すことにした。一か八か泥船となるか、間違って宝船となるか?
特に麺類と和菓子にはうるさい。「舌の上から斜めに世界を見る」などとほざいている。はっきり言ってバカの3乗である。年齢不詳。乙女座、AB型。村民を募集している。

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