最近のラーメンは変だ!

最近のラーメンは変だ、そう言ってしまおう。グルメ雑誌や「うまいラーメン屋」などと称するメディアで取り上げられるのは、なぜか今風の黒いお揃いのシャツを着て、なぜかバンダナや手ぬぐい、あるいはキャップをかぶったイケメン君(どうしたわけか髭も必須アイテム)が、2~3人くらいで忙しく働いている。


BGMはなぜかジャズが流れている。どこかニューヨークにでもいるような錯覚を起こしたくなるインテリアと環境。そして、ダシは魚介系とか獣系とかと称して脂ギトギトでこってり。麺も太麺、ラードをいっぱい浮かばせて、仕上げに背脂をどっと入れている。化学調味料もいっぱい使っている。もちろん、すべての店がそうだと言っているわけではない。

さて、赤羽彦作村長は必要以上に脂と化学調味料を使うラーメンのことを「あぶラーメン」と命名することにしよう。もちろん「あぶラーメン」があってもいいし、村長も時々食べたくもなる。そのうえでささやかに声を上げたい。大手メディアの取り上げ方も含めて、「ちょっと行きすぎじゃないのか? そりゃないぜよ」と。

見るからにカロリーが軽く1000キロカロリーは行きそうなくらいの圧巻である。
コレステロールや中性脂肪の多い人には、毒である。「そんな人、相手にしてませんよ。うちはうまいラーメン、病み付きになるラーメンで商売してるんだから」という店主の反応も大体似通っている。

「ラーメンはアートなんですよ」などというラーメン評論家までいる。
ラーメンがここまで到達したことはめでたいことかもしれない。しかし、ラーメンが100円の時代から愛食している赤羽彦作村長としては、どこか違うんじゃないか? ついつい違和感を感じてしまう。

個性的と言いながら、実際のところは非個性なのではないのか。
いつからラーメン屋がこんな似たり寄ったりの今風になっちゃったんだ? しかも一杯の値段が高くなってきていることも気になる。 650円~1000円くらいで、ラーメンは今や高級食になりつつある。ビンボーな村長としてはこれは悲しい。 


まるでAKBだよ。メディアのお囃子に乗って終わりのない踊りを踊る。合言葉は流行を追え。

本物は外側にあるのではない。内側からにじみ出てくるものなんだと思う。今はラーメンの異常ブームがまだ続いている状況。時間がかかるのはわかっている。

玉石混交の中から、きっといいラーメン職人が出てくると思う。内側から出てくる本物の個性的なラーメン屋の出現を待っている。赤信号みんなで渡れば怖くない、じゃなくて、信号のないところを独りで切りひらく。

野球でいうと、野茂とかイチローとかそんなラーメン屋が必ず出てくるはずだ。




下の写真はあの喜多方ラーメンである。ここにはラーメンの原点があるような気がする。「今風」「背脂ギトギト」もない。そんなものがなくても旨いものはうまい! 値段もおしんこ付きで500円だった。村長は歌の世界はまだしもラーメンの世界にAKBはこんなにいっぱいはいらないと思う。



で、ささやかな宣言。「ウマズイめんくい村」通信はメディアに対しても「そりゃ変だよ」と言っちゃうことにする。(拍手、爆笑)。



       喜多方ラーメン
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プロフィール

赤羽彦作村長

Author:赤羽彦作村長
あの!エンターテインメント新聞で記者、デスク、編集プロデューサーとして活躍。思うところあって、原発で揺れるヤポネシアを辺境から見つめ直すべく、イカダを組み、オンボロ旗を揚げ、組織を脱出。荒海に乗り出す。「B級うまいものの宝島」を目指して、櫂をガタガタと漕ぎ出すことにした。一か八か泥船となるか、間違って宝船となるか?
特に麺類と和菓子にはうるさい。「舌の上から斜めに世界を見る」などとほざいている。はっきり言ってバカの3乗である。年齢不詳。乙女座、AB型。村民を募集している。

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