「スープ入り焼きそば」って何だ?

 「スープ入り焼きそば」というメニューを見たとき、またB級のキワモノか、と思った。東北自動車道上りの人気サービスエリア「那須高原SA」でのこと。珍しモノ好きでキワモノも嫌いではない彦作村長。どんなもんか、食べてみることにしよう。ひょっとして大発見かもしれない。好奇心がむくむく湧き起ってしまった。

          スープ焼きそば③ 
          旨そうな気配が・・・

「麵屋りんどう」というフードコートのしゃれたラーメン専門店。厨房には白いシェフ姿のスタッフ、それに白と黒のユニフォームの店員さん。何やら原宿とか青山にでもありそうな都会的なファストフードレストランのよう。そこに「スープ入り焼きそば」(750円)が「那須塩原名物」として写真とともに大きく入っていたのである。これは当たりかハズレか。

          スープ焼きそば② 
          挑戦するっきゃない

「スープ入り焼きそば」は確かに那須塩原のご当地グルメで、昭和30年頃から、「釜彦食堂」や「こばや食堂」などで出されているようだ。ウースターソースで炒めた焼きそばにキャベツやもやしや鶏肉などで作ったスープを入れるという面白い製法で、青森県黒石の「つゆ焼きそば」などもほぼ同じものだそう。作り方は店によって若干違うようだが、スープと焼きそばを合体させるというのがミソ。フツーに考えるとありえない合体である。

          スープ焼きそば④ 
          当たりかハズレか

待つこと5分ほど。番号を呼ばれていくと、白めのどんぶりにキャベツの目立つスープ入り焼きそばが。スープの色が濃く、そこからソースの匂いが漂ってくる。見た瞬間、当たり馬券が飛んで行った。写真とは少々違って、きくらげの姿が見えない。キャベツが多く、人参となぜかナルトが千切りにされて乗っかっている。鶏肉が3~4かけらほど、これは旨そうに沈んでいた。その鶏から出た脂だろうか、スープの表面にキラキラと浮いている。期待とガッカリが半ずつ村長の頭の中を支配していた。

          スープ焼きそば⑤ 
          感動が来ない・・・

麵は細麺で、手づくり感はない。何やらインスタントラーメンのような食感だった。旨くもなくまずくもなく。ソースの匂いと風味が漂ってくるスープ。それが、「これがスープ入り焼きそばか」という思いを改めて思い出させてくれるだけだった。あくまでも個人的な感想だが、寝ぼけたような中途半端な味だと思った。ひょっとして未来はこんな味になるのか?突如村長の舌にそんな味気のない思いが広がった。人の手の、職人の匂いのしない味。量的にも多くはない。これで750円とはね。他の人はわからないが、村長はちょっと損した気分だった。多分、元祖の「釜彦食堂」とか「こばや食堂」などに行けばまた違う感動があるのかもしれないが。





本日の大金言。

人生にだって当たりはずれがある。晴れの日あれば、大雨の日もある。未来だってきっと同じだろう。



                    スープ焼きそば⑧ 
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プロフィール

赤羽彦作村長

Author:赤羽彦作村長
あの!エンターテインメント新聞で記者、デスク、編集プロデューサーとして活躍。思うところあって、原発で揺れるヤポネシアを辺境から見つめ直すべく、イカダを組み、オンボロ旗を揚げ、組織を脱出。荒海に乗り出す。「B級うまいものの宝島」を目指して、櫂をガタガタと漕ぎ出すことにした。一か八か泥船となるか、間違って宝船となるか?
特に麺類と和菓子にはうるさい。「舌の上から斜めに世界を見る」などとほざいている。はっきり言ってバカの3乗である。年齢不詳。乙女座、AB型。村民を募集している。

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