「天使の食卓」の人気カレーパン

 軽井沢で「幻の三笠ホテルカレーパン」1個(350円)の見かけ倒しに失望した彦作村長は、しばらくカレーパンから遠ざかった。だが、埼玉久喜市・菖蒲モラージュ1Fにある「アンジェターブル」で再びハートに火が付いた。「ただいま揚げたて」というメッセージとともに、大きな鉄鍋に美味そうなカレーパンが並んでいた。「アンジェターブル」は「ポンパドウル」の姉妹店で、東京・大泉学園前や東陽町にも店がある。村長はここのフランスパンが大好きで、たまに買いに行ったりする。値段が内容の割に高くないのも好みだった。

         アンジェターブル② 
         アンジェターブルの灯り
         アンジェターブル④ 
         誘惑

「カレーパン」は1個178円。三笠ホテルカレーパンが約2個買える値段。、彦作村長の考えるカレーパンの値段は200円が上限で、その適用範囲だった。さっそく3個買って、「揚げ立て」を賞味することにした。カレーパンの良さはどこでも食べれること。ショッピングモールの雑踏の中でソファに腰を下ろして、紙袋を開けて、ガブリと行く。

         アンジェターブル⑥ 
         もそっと近くに

まず外側のパン生地のサクサク感に軽く驚く。カレーパンは油でベチョッとしたものも多い。それはそれで村長の好みの範囲だが、このふっくらと揚げられたサクサク感は際立っている。油の余分な浸透がない。揚げ立て故か、空洞も。中の具は野菜カレーで、ジャガイモ、人参、タマネギ、豆類などの姿が見える。濃厚でマイルド。辛さが抑え気味だが、しばらくすると、口中にスパイシーさが広がってくる。イケる。

         アンジェターブル⑦ 
         かじられたい・・・

パン生地のサクッとしたもっちり感について店員の女性に聞いてみると、「実はフランスパンの生地を使っているんですよ。食感が違うのは多分そのせいです。中のルーにはチーズも入れてるんですよ」とひと味の秘密を教えてくれた。アンジェターブルはポンパドウルと同じパン作りをしていて、冷凍生地を使わずに、その店その店でパン生地の仕込から成形、発酵、焼き上げまでの複雑な工程を行うのが特徴。その工程をガラス張りにして、ショーのように見せている。それを楽しみに見ている子供も多い。

         アンジェターブル⑧ 
         6時間後
         アンジェターブル⑨ 
         かじりたい・・・

残りの2個をウマズイめんくい村に持ち帰って、半日後に賞味してみた。外側のサクサク感は時間が経ってもほとんど変わらなかった。オーブントースターで温めると、その美味さはさらに増す。
「この味なら人気があるのはよくわかるわ。具も肉を使っていないのに濃厚なのは、その分を豆とチーズが十分に補っているからだと思う。でも、一つだけ。ルーの量がもう少し多い方がいい」
と辛口の村民2号。
「そうだね。具をあと10%増量したら、ほとんど完ぺきだね」
と村長。
「値段もそのままでね。アンジェターブルって天使の食卓という意味らしいわ」
「我々も天使ってこと?」
「村長が天に昇る日が近いって意味かも」
「・・・・・・」


本日の大金言。

カレーパンも日本人の天才的な変換能力の産物。鹿鳴館文化のB級グルメにおける華麗なる成果。




                 アンジェターブル12
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プロフィール

赤羽彦作村長

Author:赤羽彦作村長
あの!エンターテインメント新聞で記者、デスク、編集プロデューサーとして活躍。思うところあって、原発で揺れるヤポネシアを辺境から見つめ直すべく、イカダを組み、オンボロ旗を揚げ、組織を脱出。荒海に乗り出す。「B級うまいものの宝島」を目指して、櫂をガタガタと漕ぎ出すことにした。一か八か泥船となるか、間違って宝船となるか?
特に麺類と和菓子にはうるさい。「舌の上から斜めに世界を見る」などとほざいている。はっきり言ってバカの3乗である。年齢不詳。乙女座、AB型。村民を募集している。

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