ダフト・パンクと赤羽のスイートポテト

 第56回グラミー賞を席巻したダフト・パンクの「ゲットラッキー」を口ずさみながら、彦作村長は、東京・赤羽駅の「エキュート赤羽」の中を散策していた。ビートルズ米国上陸から50周年ということで、ポールとリンゴの競演で大きな話題となったが、村長が最も感動したのはスティービー・ワンダーが登場した時だった。WOWOWでそのあり得ない光景を目のあたりにして、背筋がぞくぞくした。ボーカルのファレル・ウィリアムスが「カモン、スティーヴ!」と指差した時などは、夢でも見ているみたいだった。これだからグラミーはやめられない。

その光景を思い出しながら、「エキュート赤羽」にゲットラッキーはないか? 村長はダフト・パンクのような動きで、美味いもの探しを続ける。ほとんど危ない人である。「ポテトピカソル」という看板が目に入り、美味そうな丸いスイートポテトが目に入った。かわいい女性店員も視界に入った。ゲット・ラッキーか? 「ポテトピカソル」はチーズケーキやスコーンなどで有名な「代官山ピカソル」の新しいブランドで、赤羽店だけのメニューもある。

            ピカソル④ 
            ゲットラッキーか?

「スイートポテト 5個パック」(660円)と赤羽店限定商品の「さつまいもブラウニー」(360円)を買い求めた。ウマズイめんくい村に持ち帰ると、さつまいも好きの村民2号がニコニコ顔で待ち構えていた。さっそく品評会となった。スイートポテトはプレーンが3個(1個120円)、ハニーが1個(140円)、期間限定のココアチョコ味が1個(160円)、合計5個というラインアップ。「さつまいもブラウニー」はブラウニーの中に砂糖漬けのさつまいもが点々と入っていた。

            ピカソル①  
            スイートポテト!

まずはプレーン。紅さつまをそのまま練って固めたような実にきれいでシンプルな味。ボソッとした食感。だが、これはスイートポテトと言えるのか? 
「私はこのシンプルさが好き。かすかに砂糖と他の何かも感じるけど、これだけほとんどさつまいもそのままのスイートポテトは初めてかな。裏側にさつまいもの皮を付けているのもクールなアイデアだわ」
「正直言って、これを食べるなら、さつまいもをそのまま食べた方がいいと思うよ。でも取材したら、液状のこんにゃくも入れているようだ。ヘルシーに徹しているのはわかるけど、味の感動はあまりない」

             ピカソル⑦ 
            プレーンの世界
            ピカソル⑧ 
            そのまま

次にハニーに移った。はちみつを加えていて、飴色の小さな四角いゼリー状のものが点々と練り込まれている。
「これはスイートね。この四角いものは何かしら?
固形のはちみつらしいよ。それがゼリー状になっていて、ポテトの黄色にいいアクセントを付けている。村長はこっちが気に入った。植物性のホイップクリームも加えている。自然で甘みも食感もまろやか。スイートポテトはやっぱりスイートでなくちゃ」

           ピカソル10 
           ハニーに恋してる
            ピカソル11 
           固形はちみつとのコラボ
           ピカソル⑨ 
           ココアチョコ味

「ココアチョコは中に砂糖漬けのさつまいもが入っていて、これはこれで面白い味だわ。ココアの風味が強いのが好みの別れるところかな」
「これはアイデアとしてはあると思うけど、邪道だと思うな。さつまいもブラウニーはどう?

           ブラウニー① 
           さつまいもブラウニー
           ブラウニー② 
           アイデアの力?

「普通のブラウニーに砂糖漬けのさつまいもが入っていて、これは美味い。バサッとしていて、口の中でさーっと溶けるよう。メチャウマではないけどフツーに美味い」
「360円という値段はどう? ちょっと高くはないか」
「うーん、難しいところね。スイートポテトにしてもやや高めの設定だと思うわ。気持ち安くしてくれた方がありがたいけど」
今回はゲットラッキーとはいかなかったけど、アンラッキーでもない。グラミー賞のような感動はそうはないってことかな」
「ナニ言ってるのかさっぱりわからないわ。熱でもあるんじゃないの?」
「・・・・・」


本日の大金言。

ダフト・パンクとは「愚かなパンク」という意味らしい。売れる前にイギリスの音楽誌メロディ・メーカーが彼らの音楽を「愚かなパンク」と評したという。それをそのままユニット名にしてしまった。「愚かな」の裏に栄光が潜んでいることだってある。




                    ピカソル12 
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プロフィール

赤羽彦作村長

Author:赤羽彦作村長
あの!エンターテインメント新聞で記者、デスク、編集プロデューサーとして活躍。思うところあって、原発で揺れるヤポネシアを辺境から見つめ直すべく、イカダを組み、オンボロ旗を揚げ、組織を脱出。荒海に乗り出す。「B級うまいものの宝島」を目指して、櫂をガタガタと漕ぎ出すことにした。一か八か泥船となるか、間違って宝船となるか?
特に麺類と和菓子にはうるさい。「舌の上から斜めに世界を見る」などとほざいている。はっきり言ってバカの3乗である。年齢不詳。乙女座、AB型。村民を募集している。

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