権現堂の桜と「ヒレかつバーガー」

 埼玉・幸手市の権現堂は桜の名所でもある。テレビが開花情報をどんどん流すので、ウマズイめんくい村村長としては、「ちょっくら花見にでも行ってみるか」とならざるを得ない。ポンコツ車をぷかぷか飛ばして、権現堂へ。すでに一面満開で、よく見ると七分咲き。土手の下には菜の花畑も広がっている。絶景かな。

           権現堂② 
           権現堂は見ごろ

エンターテインメント新聞社時代は、毎年このシーズンになると、大ボスのカバン持ちで花見をした後に、偉い先生を囲んで向島の料亭で江戸の粋を楽しんだものだ。ほんの少し前のことなのに隔世の感。いけねえ、いけねえ。回顧調になってしまった。ギアを戻す。

           かつ太郎① 
           ヒレかつバーガー!

その権現堂で、トンカツレストラン「かつ太郎」の出店を見つけた。「ヒレかつバーガー」(1個400円)が残り8個ほどになっていた。おにぎりや弁当もいいが、ウマズイめんくい村の村長としてはここは珍しい「ヒレかつバーガー」に傾く。それをまずゲットしてから、「峠の茶屋」で、「桜まんじゅう」(3個300円)も買い求めた。桜のデザートというわけである。

           かつ太郎④ 
           おおっと登場
           かつ太郎⑤ 
           デカい!

「ヒレかつバーガー」は、厚さが1センチはあろうかという黒豚のヒレカツとキャベツを挟んだバーガーで、紙袋を開けた瞬間、その予想外のボリュームに息を飲んでしまった。冷たいのが残念だが、手に取ると、バンズが柔らかく、キャベツのてんこ盛りとその下に控えているヒレカツの重みがずっしりくる。トンカツソース、マスタード、それにマヨネーズが主役のヒレカツを押し立てている。かなりのデカさ。

           かつ太郎⑨ 
           ガブリと行け
           かつ太郎⑧ 
           トンカツ屋の実力

ガブリと行くと、思った以上にバンズがいい。次にやや甘めのソースとヒレカツと千切りキャベツがガブリ寄りしてくる。ヒレカツは十分に柔らかい。これで揚げ立ての温かさがあったら言うことはないのだが、いかんせんここは花見の出店である。それを望むのはぜい沢というもの。
「権現堂の桜を見ながらヒレかつバーガーなんて初めての体験だけど、意外にイケるわ。コスパ的にもM社のバーガーより全然いい
村民2号がコーヒーを飲みつつ、桜も見ずに食らいついている。それを桜の古木が見下ろしている。

          権現堂⑤ 
          桜まんじゅうサマ
          権現堂⑦  
          白あんの風情

1個で結構な満腹感。コーヒーを一口すすってから、デザートの「桜まんじゅう」へ。桜色の皮を割ると、中から白あんが出現してきた。よく見ると白あんには桜の葉が点々と混じっていた。控えめな甘さと塩加減がほどよい。皮のもっちり感も悪くない。向島の料亭より権現堂のB級の美味。村長は七分咲きの桜の下で、しみじみと宮仕え後のひと時を楽しむのだった。


本日の大金言。 

桜の樹の下には屍体は埋まっていない。これは信じていいことなんだよ。なぜって、屍体が埋まっていたら、桜の名所は殺人事件だらけになってしまうじゃないか。誰が桜を殺すのか? そっちの方が心配だ。



                       権現堂1 

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プロフィール

赤羽彦作村長

Author:赤羽彦作村長
あの!エンターテインメント新聞で記者、デスク、編集プロデューサーとして活躍。思うところあって、原発で揺れるヤポネシアを辺境から見つめ直すべく、イカダを組み、オンボロ旗を揚げ、組織を脱出。荒海に乗り出す。「B級うまいものの宝島」を目指して、櫂をガタガタと漕ぎ出すことにした。一か八か泥船となるか、間違って宝船となるか?
特に麺類と和菓子にはうるさい。「舌の上から斜めに世界を見る」などとほざいている。はっきり言ってバカの3乗である。年齢不詳。乙女座、AB型。村民を募集している。

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