会津で銀座9丁目の焼きおにぎり

 GW、久しぶりの会津若松。鶴ヶ城で満開の八重桜を見てから、その足で、市内をぶらりと歩いた。駅から繁華街に向かう大町通り沿いで、「銀座9丁目」と書かれたスタンドバーのタテ看板を見つけた。銀座9丁目だって? ジョークかいな。去年はNHK大河ドラマ「八重の桜」で観光客がどっと増えたが、ことしはどうか気になった。GWの真っ最中の午後5時過ぎだというのに人通りは多くない。  

           会津①  
           ソメイヨシノは終わり、八重桜が満開(鶴ヶ城)
           会津若松 スタンドバー 
           会津の銀座?

スタンドバー=立ち飲みは嫌いではない。店の女性がその入り口で炭火で焼きおにぎりを焼いていた。よく考えると、不思議な光景。会津の銀座九丁目の焼きおにぎり・・・これは入るっきゃない。ロック系ファッションの若者が3人ほど楽しそうにビールを飲んでいた。村長は「焼きおにぎり」(1個200円)をまずは注文。それからメニューを見て、「あらばしり、カスモチ原酒(純米活性にごり酒)、純米酒」の地酒三種セット(1000円)を頼んだ。ついでに「イカ人参」(500円)も追加注文。芸能リポーターの東海林のり子のようなママさんらしき女性ととつい雑談。

           会津① 
           このレトロ感

「会津で銀座九丁目とは面白いね」
「今年の1月に始めたので、まだ半年も経ってない。銀座で仕事してて、会津に帰ってきてこの店を始めたのよ」
「へえー、山本八重は京都に行ったまま戻ってこなかったけど、あなたは帰ってきたんだ」
「まあね」
そんな会話を楽しんでいると、カクテルグラスに入った3種類の日本酒がカウンターに置かれた。最近の会津の地酒はレベルが高い。会津酒造の「あらばしり」がすっきりしたかやや辛口で村長の好みだった。純米酒はやや甘口。大和川酒造の「カスモチ原酒」は活性にごり酒だが、栓を抜いてから時間がたっていたせいか、発泡感がほとんどなかった。

           会津⑦ 
           日本酒3種とイカ人参

「イカ人参」を肴にしてチビリチビリ。「イカ人参」は会津の郷土料理で、千切りにしたスルメと人参に醤油と味りんを加えて寝かせたもの。ちょっとした酒の肴にはなるが、村長にとっては、にしんの山椒漬けほどの感動はない。量は少ない。これで500円はどうかなあ、などと考えていると、「焼きおにぎり」が登場。こちらも小さめだが、手間ひまを考えるとリーズナブルか。

           会津⑧ 
           焼きおにぎりさま
           会津10 
           素朴な味わい

焼きおにぎりはシンプルで美味だった。会津産コシヒカリを使っているそう。炭火で焼いた焼き加減がいい。ほのかにカツオの香りがした気がして、「カツオ節も使ってる?」と東海林のり子さんに聞いてみたら、「あら、残念、ハズレ~。醤油だけよ。醤油がいいのよ。だって会津の醤油だもの」。次第にほろ酔い。ふと、振り返って外を見ると、夕暮れが忍び寄っていた、なんてね。


本日の大金言。

ブームの後がむずかしい。リピーターを増やすには、観光資源はもちろんだが、いい店を増やすしかない。会津裏名物、ぶっきら棒の深い味わい。





                       会津11
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プロフィール

赤羽彦作村長

Author:赤羽彦作村長
あの!エンターテインメント新聞で記者、デスク、編集プロデューサーとして活躍。思うところあって、原発で揺れるヤポネシアを辺境から見つめ直すべく、イカダを組み、オンボロ旗を揚げ、組織を脱出。荒海に乗り出す。「B級うまいものの宝島」を目指して、櫂をガタガタと漕ぎ出すことにした。一か八か泥船となるか、間違って宝船となるか?
特に麺類と和菓子にはうるさい。「舌の上から斜めに世界を見る」などとほざいている。はっきり言ってバカの3乗である。年齢不詳。乙女座、AB型。村民を募集している。

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