浅草の「ジャンボめろんぱん」

 佐野プレミアムアウトレットで「メロンパンもここまで来たか」という「ソフトクリーム入りメロンパン」を賞味したので、反動で、メロンパンの原形を賞味したくなった。村長は以前から気になっていた東京・浅草「花月堂」の「ジャンボめろんぱん」にターゲットを絞った。テレビでお笑いタレントが「うんめえ!」などと騒いでいたことを思いだしたからだ。「美味い」と思った時に「うんめえ!」というわざとらしいリアクションは微笑ましいが、芸としては「フンドシ担ぎ」レベルだと思う。うんもで出ない。

           花月堂 
           浅草花月堂に到着

浅草花月堂は弁天堂近くにある甘味処。創業は昭和20年というから、それほどの歴史ではない。ここの売れ筋がなぜか「ジャンボめろんぱん」で、土日は一日2000個は売れるというから驚きである。江戸表に出たついでに、このところぎっくり腰が悪化している村長が、ぴょこりぴょこりと歩いて到着すると、行列ができていた。いい町家づくりの店構えで、店頭には焼きたての「ジャンボめろんぱん」(1個200円)がいい匂いを放っていた。英語で「ジャパニーズ トラディショナル ブレッド」と表記してあるところを見ると、外人客も多いのだろう。

           花月堂② 
           伝統のメロンパン

ジャンボというだけあって、かなりでかい。子供の頭ぐらいはありそう。だが、メロンパンとしては実に伝統的なメロンパンで、色も形も「キング・オブ・メロンパン」という称号を与えたくなる。200円という価格設定も大きさを考えると、メチャ高ではない。並んで、2個ゲット。ウマズイめんくい村に持ち帰ってから賞味することにした。

           花月堂⑥ 
           どうだい、いい顔だろ?
           花月堂④ 
           おっと、横から失礼
           花月堂⑤ 
           ついでに裏側も

大きさを測ってみる。完全円形で直径は130ミリ、厚さは55ミリだった。手で持つと意外に軽い。こんがり焼かれたビスケット生地の表面には格子模様が付いていて、グラニュー糖がキラキラしていた。大きさは別にして、正統派メロンパンそのもの。袋から開けただけで、バターとメイプルシロップのような香りがふわりと飛び出してきた。

           花月堂1 
           表面のビスケット生地
           花月堂3 
           パン生地のふわふわ感
           花月堂4 
           素朴なバランス

ガブリと行く。表面のカリッとした食感と香ばしい甘みがまず来た。ビスケット生地はそれほど厚くはない。次にパン生地の湿気を含んだふわり感。目は粗い。普通のメロンパンよりも低温で時間をかけて発酵させているという。シンプルなのにそれなりに美味いのはパン生地の熟成感のためかもしれない。デカいのに1個食べても思ったほどの満腹感はない。表面のグラニュー糖のカリカリ感とバターの香りが口中に残った。メチャウマというほどではないが、フツーに美味い。「うんめえ」と小さく言ってみた。馬鹿め。


本日の大金言。

メロンパンの歴史は明治・大正あたりらしい。瓜形と丸形の二つのタイプがあり、瓜とメロンの形そのもの。瓜からメロンへ。戦後の日本の形そのもの?




                        花月堂3 



スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

赤羽彦作村長

Author:赤羽彦作村長
あの!エンターテインメント新聞で記者、デスク、編集プロデューサーとして活躍。思うところあって、原発で揺れるヤポネシアを辺境から見つめ直すべく、イカダを組み、オンボロ旗を揚げ、組織を脱出。荒海に乗り出す。「B級うまいものの宝島」を目指して、櫂をガタガタと漕ぎ出すことにした。一か八か泥船となるか、間違って宝船となるか?
特に麺類と和菓子にはうるさい。「舌の上から斜めに世界を見る」などとほざいている。はっきり言ってバカの3乗である。年齢不詳。乙女座、AB型。村民を募集している。

最新記事
カテゴリ
彦作のつぶやき
最新コメント
月別アーカイブ
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
最新トラックバック
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR