さぬきに負けない?地粉の武蔵野うどん

「 埼玉・鴻巣市郊外にある農産物直売所パンジーハウスの中に安くて旨い武蔵野うどんがある。そこは地粉を使ったB級のモノホンです
とメールしてくれたのは、B級シンジケートの知人だった。
パンジーハウスには何度か行ったことがある。確かにその一角に「鴻巣うどん」と銘打った安普請のうどん屋があったことを村長は思い出した。鴻巣うどんも武蔵野うどんの一つではある。村長は「安くて」という部分と「地粉」という部分にピコンと反応した。すぐにポンコツ車を飛ばした。

           てらや  
           意外な穴場

「てらや 別館」という看板。場所を移転したために「別館」としたらしい。本館がすでにないのに別館とは面白すぎる。店内はまるでさぬきうどん店のようで、まずうどんを選んで、それから数種類の天ぷらやおにぎりをセルフで取るというシステム。野菜天ぷら各種50円、チクワ100円、イカ120円・・・揚げ置きだが、メチャ安の天ぷらが旨そうに並ぶ。

           てらや②  
           安ゥ~

村長は「田舎汁うどん」(並400円)を選んだ。冷たいうどんと温かいつけ汁。つけ汁の中には長ネギ、ナス、油揚げが入っているというもの。村民2号は「肉汁うどん」(並450円)。それに「さつまいも天」(50円)も付けていた。

よく見るとカウンター越しの広い厨房でおばさんスタッフが4~5人忙しそうに働いていた。広くて雑然としたスペースにテーブル席(4人用)が四つ。「武蔵野うどん」と言いながら、最近はオーストラリア産小麦を使っている店が多い。だが、この店は地粉「農林61号」を使い、自家製粉、自家製麵を売り物にしている。

          てらや⑤ 
          さぬきではありません
          てらや8 
          安ゥ~

5分ほどの待ち時間で「田舎汁うどん」が登場した。自分で取りに行く。まずはうどんに目が行った。見事な茶グレー色。しかも、割り箸よりもぶっ太い。だが、ざるはプラスティック製でやや興醒め。いやいや、このあたりがB級ということなのか。つけ汁に天かすと刻みネギをどっかと入れる。つけ汁にはナスと油揚げ、それに長ネギが潜んでいた。その量が意外に少ない。農産物直売所ということを考えると、もっとどっかと入れるべきではないだろうか?

          てらや1 
          地粉武蔵野うどん!
          てらや2 
          それほどの者じゃござんせん
          てらや5 
          つけ汁

だが、うどんは「田舎っぺ」ほどはコシが固くはないが、まずまずの強めのコシと風味。悪くない。つけ汁はやや甘みが強いが、ほどよい甘辛で、出汁が効いていた。これはマル。うどんの量は並だが、やや少なめ。腹七分の満足。村長は、追加で「ナスの天ぷら」(50円)を食べた。これもまずまずの旨さ。

           てらや9 
           なす天に醤油

「ここはこの地粉うどんに尽きるわね。それと値段の安さ。コストパフォーマンス的には二重丸だと思う。細かいことに文句は言えない」
「確かに。知人がB級のモノホンと言ったのはそういうことかな。タニタ食堂よりは全然いい。今度来たら大盛りと天ぷらを三つくらい食べてみよう」
「夕飯抜きでね」
「・・・・・・」


本日の大金言。

500円玉一枚でそれなりの満足を得る。それを探す楽しみ。そのチープな達成感。それもまたぜい沢なゲームである。




                       てらや7
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プロフィール

赤羽彦作村長

Author:赤羽彦作村長
あの!エンターテインメント新聞で記者、デスク、編集プロデューサーとして活躍。思うところあって、原発で揺れるヤポネシアを辺境から見つめ直すべく、イカダを組み、オンボロ旗を揚げ、組織を脱出。荒海に乗り出す。「B級うまいものの宝島」を目指して、櫂をガタガタと漕ぎ出すことにした。一か八か泥船となるか、間違って宝船となるか?
特に麺類と和菓子にはうるさい。「舌の上から斜めに世界を見る」などとほざいている。はっきり言ってバカの3乗である。年齢不詳。乙女座、AB型。村民を募集している。

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