限定かき氷「スペシャルいちごミルク」

 あまり暑いので、「忍城」近くの「かねつき堂」でかき氷を食べることにした。ここはゼリーフライの美味い店として知る人ぞ知る店だが、夏はかき氷の人気店でもある。埼玉・行田市は忍城の城下町だが、古くは足袋(たび)の街として栄えていた。その歴史が街並みにも残っている。川越ほどではないが、蔵造りの小ジャレタ店も結構ある。

           かねつき堂10 
           鐘が鳴るか?

「かねつき堂」も忍城の鐘楼をそのまま移築して、それを店のシンボルにしている。往時をしのびながら、「かねつき堂」でかき氷。案外イケるかもしれない。村長はいい雰囲気の暖簾をくぐる。午後3時を過ぎていたためか、お客は一組だけだった。右手が小上がりになっていて、テーブルが4つほど。村長はそこに陣取って、壁に張られたかき氷のメニューを見た。全部で25~30種類ほど。

           かねつき堂① 
           庶民的な店構え

氷イチゴ330円、氷ミルク380円、氷あずき450円・・・一番高いのが氷宇治金時ミルク600円。どれにしようか迷っていると、「数量限定 スペシャルいちごミルク」(600円)が写真入りで村長の目を捕らえた。数量限定だとお? 店のおばさんスタッフに聞くと、「まだありますよ」というお返事。「生のいちごを使ったシロップなんですよ」とか。うーむ。数量限定の割にはこの時間まで残っているのが不思議だが、ひょっとしてカネ三つものかもしれない。あるいはカネ一つ?

           かねつき堂② 
           数量限定に目が行く

カシャカシャカシャという氷を削る音が聞こえ、そのしばらく後、お盆に乗って「スペシャルいちごミルク」がやってきた。富士山のような裾野の広いかき氷で、なぜかガラスの器の下に布巾が敷いてあった。頂上から練乳が白雲のようにかなり多めにかかっていた。その下にはいちごソースがこれまた多めにかかっている。その自然な色。粒つぶが目立つ。だが、生のいちごが乗っかった姿を想像していたので、少々肩すかし。

           かねつき堂④ 
           絶景かなあ~

久喜市菖蒲のかき氷の行列店「雪みるく」の「生いちごミルク」も600円だが、生のいちごがドドドと乗っている。それに比べると、見た目の衝撃度は薄い。だが、ここには鐘楼がある。風情がある。村長は気を取り直して、スプーンでひとすくい。氷は柔らかい。天然氷か?雪というかみぞれのような柔らかさで、食感としては悪くない。練乳の多さが好感。

           かねつき堂⑦ 
           中身が違いまっせ
           かねつき堂⑤ 
           練乳がたっぷり
           かねつき堂⑧ 
           氷の柔らかさ

たっぷり入ったいちごソースはまるでジャムを食べてるような美味さ。練乳との相性がとてもいい。余韻を楽しみながら聞いてみると、氷は普通の氷で、いちごソースも自家製ではなく仕入れているそう。ここはやはりゼリーフライの店で、ゼリーフライとセットでかき氷を食べるのがいい。食べ終わると、カネ二つの心境だった。女将は面白いし、雰囲気もいい。ああ惜しい。500円ならカネ三つなのだが・・・。


本日の大金言。

かき氷の値段は不思議だ。ベラボーに高いか、フツーか、安いか。その値付けの根拠がわからない。日本の庶民の夏の定番としては、500円以内に納めてもらいたいが。





                       かねつき堂⑨ 

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プロフィール

赤羽彦作村長

Author:赤羽彦作村長
あの!エンターテインメント新聞で記者、デスク、編集プロデューサーとして活躍。思うところあって、原発で揺れるヤポネシアを辺境から見つめ直すべく、イカダを組み、オンボロ旗を揚げ、組織を脱出。荒海に乗り出す。「B級うまいものの宝島」を目指して、櫂をガタガタと漕ぎ出すことにした。一か八か泥船となるか、間違って宝船となるか?
特に麺類と和菓子にはうるさい。「舌の上から斜めに世界を見る」などとほざいている。はっきり言ってバカの3乗である。年齢不詳。乙女座、AB型。村民を募集している。

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