明治亭の元祖ソースかつ丼

何を隠そう、 信州に来た目的の一つが「駒ヶ根のソースかつ丼」を食べること。ソースかつ丼の4大メッカ、会津若松と桐生と福井は桂馬跳びで制覇しているが、元祖を言い張る駒ヶ根のソースかつ丼は未踏の世界。中でも、評価の高い「明治亭」のソースかつ丼を食べないことには話にならない。村長の沽券(こけん)にかかわる。大した沽券ではないが。

その「明治亭」が今年3月、軽井沢に店を出したという情報はすでにつかんでいた。駒ヶ根本店、中央アルプス登山口店に続く出店で、大雨にたたられたこともあって、急きょ、軽井沢ショッピングプラザ・味の街にポンコツ車を飛ばした。渋滞に巻き込まれて、正午過ぎに何とか到着。「駒ヶ根ソースかつ丼 明治亭」の看板と暖簾。ここも行列だった。

           明治亭② 
           待てば海路の日和あり?
           明治亭1 
        駒ヶ根ソースかつ丼の名店

15分ほどで仕切りのあるテーブルに案内される。メニューから定番の「ソースかつ丼」(国産ロースカツ200グラム 1340円)を選んだ。これが一番安いことに軽く驚く。会津若松の「いとう食堂」1200円、桐生の「志多美屋」1070円(6個入り)と比べてもかなり強気の設定。これだけ高いのだからまずかったら文句言ってやろっと。

           明治亭③ 
           強気の設定

12~3分ほどで着丼。みそ汁と漬け物が付いている。。漬け物が野沢菜でないことにやや失望。だが、主役の「ソースかつ丼」は黒塗りのドンブリの蓋から豚カツがはみ出ていた。蓋を取ると、ドンブリを覆うようにソースをくぐらせた圧倒的な豚カツの山。何というビジュアル。厚さは2センチほどだが、斜め切りされているのでより分厚く見える。数えてみたら5切れ。それがいい匂いを放って、ふんぞり返っていた。

           明治亭④ 
           蓋が閉まらない!
           明治亭
            蓋を取ると・・・ 
           明治亭⑤ 
           キャベツの圧倒

その下のキャベツの量が半端ではなかった。オーバーではなく2.5センチくらいの層。会津若松のソースかつ丼もキャベツが敷かれているが、これほどではない。ちなみに桐生と福井のソースかつ丼にはキャベツが敷かれていない。その下のご飯の量も多い。
「これはスゴイわ。駒ヶ根恐るべし、ね。問題は味だけど」
村民2号が食べ始めた。村長もドンブリの蓋に2切れほど移動して、食べ始める。しばし沈黙の時間。

肉の柔らかさが際立っている。脂身は少ない。やや甘めの特製ソースは、こんがり揚げられたコロモによく滲みこんでいて、肉の旨さをよく引き立てていた。会津若松「いとう食堂」の豚カツの厚さは3センチほどあり、それに比べると、衝撃度という点では落ちるが、肉の柔らかさという点ではこちらの方が上ではないか。だが、ご飯がよくない。信州の米はもっと美味いはずだが、どうしたことか。

          明治亭① 
          おおおっ
          明治亭⑥ 
          言葉はいらない
          明治亭⑧ 
          美味の断崖

「私が食べたソースかつ丼の中では一番美味いわ。もうお腹がパンパン」
「ここは豚カツの美味さに尽きるね。キャベツは量が驚きだけど、鮮度がイマイチかな」
「1340円はちょっと高いかな。半分くらいにしてくれてら、毎月来たいわ」
「・・・・・・」


本日の大金言。

ここ数年、ソースかつ丼が全国的に静かなブームになっている。元祖がどこなのか論争が続いている。村長は浅草だと思うのだが。



                        明治亭10
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プロフィール

赤羽彦作村長

Author:赤羽彦作村長
あの!エンターテインメント新聞で記者、デスク、編集プロデューサーとして活躍。思うところあって、原発で揺れるヤポネシアを辺境から見つめ直すべく、イカダを組み、オンボロ旗を揚げ、組織を脱出。荒海に乗り出す。「B級うまいものの宝島」を目指して、櫂をガタガタと漕ぎ出すことにした。一か八か泥船となるか、間違って宝船となるか?
特に麺類と和菓子にはうるさい。「舌の上から斜めに世界を見る」などとほざいている。はっきり言ってバカの3乗である。年齢不詳。乙女座、AB型。村民を募集している。

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