「東京駅の牛タンカレー」でリカバリー

 東京駅八重洲口近くの「ルノアール」で村長が関わっている会報誌の打ち合わせ。エンターテインメント新聞社時代とはまったく違う編集方針なので、エイリアンにでもなった気分。真面目に生きることも大事と思い直し、高いコーヒーを飲みながら、2時間かけてゲラチェック。
疲れて外に出ると、残暑の中に秋の兆し。どんよりとした空を見上げながら、今年夏の異常気象は、ひょっとして地球=人類の終わりの始まりの前触れかもしれないぞ、そんな妄想が脈絡もなく頭をよぎる。

夏の疲れが全身を包んでいるのを自覚。時計を見たら、午後3時。昼飯を食うのを忘れていた。やっぱり疲れている。去年オープンした東京駅グランルーフ地下に「伊達の牛たん本舗」があることを思い出し、そこに直行。ここの「牛たんカレー」で、夏の疲れを一気に吹き飛ばそうと考えた。牛たんカレーで華麗(加齢?)なるリカバリー。

           伊達の牛たん① 
         伊達の牛たん(東京駅グランルーフB1)

「伊達の牛たん本舗」は仙台に本店があり、都内にも数店オープンしている。グランルーフ店はその中でも最も新しい店。高級感のある入り口の暖簾をくぐると、L字のカウンターがあり、テーブル席もある。場所柄なのか午後3時だというのに結構混んでいる。女性客が多い。女性がこういうところでスタミナをつけていることに何故か感動する。

           伊達の牛タン 
           安くないメニュー

村長は座るなり、「牛たんカレー」(サラダ付き 970円)を頼んだ。安くはないが、これがメニューの中で一番安い。7~8分ほどで結構ボリュームのあるサラダと主役の「牛たんカレー」が登場。「牛たんカレー」は白い磁器の深皿の中で、旨そうな匂いと湯気を放っていた。黒々とした牛たんが茶褐色のルーの沼の中でゴロゴロ、その量が半端ではない。炊き立ての「ひとめぼれ」は固めでボリュームもかなり多め。

           伊達の牛たん②  
           牛たんカレー!
           伊達の牛たん④  
        焦がしタマネギの乗ったサラダ
           伊達の牛たん⑦ 
        濃厚な恋愛

心の中で合掌してから、スプーンで牛たんをすくって口中へ。ごめんね、牛ちゃん。深いコクと酸味のルーとともに、柔らかい牛たんが歯の間でホロホロと崩れ落ちる。美味の崩落。牛たんはかなり煮込んでいるのがわかる。スパイスが後から来る。それほど辛くはない。これは和牛かそれとも? 気になって店のスタッフに聞くと声のトーンを落とし、「オーストラリア産を使っています」。全体の印象は高級なレトルトのような味。

           伊達の牛たん⑥ 
          牛たんがゴロゴロ
           伊達の牛たん⑨ 
         コクの海

タマネギとか野菜の姿が見当たらない。溶け込んでしまったのか、スープとして使っているのかわからない。牛たんは飽きがくるほどの量で、食べているうちに自分が牛になってくるような気がした。食べたつもりが食べられているかも。何とか平らげると、モオ~と鳴きたくなった。これで夏の疲れが回復するか?


本日の大金言。

日本で最初にカレーを食べたのは山川健次郎だという説がある。明治4年(1872年)渡米した際に船舶の中で賞味したというもの。山川はライスのみを食べてカレーは残したという。笑えるエピソードだが、元会津白虎隊の意固地も感じる。



                      伊達の牛たん10
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プロフィール

赤羽彦作村長

Author:赤羽彦作村長
あの!エンターテインメント新聞で記者、デスク、編集プロデューサーとして活躍。思うところあって、原発で揺れるヤポネシアを辺境から見つめ直すべく、イカダを組み、オンボロ旗を揚げ、組織を脱出。荒海に乗り出す。「B級うまいものの宝島」を目指して、櫂をガタガタと漕ぎ出すことにした。一か八か泥船となるか、間違って宝船となるか?
特に麺類と和菓子にはうるさい。「舌の上から斜めに世界を見る」などとほざいている。はっきり言ってバカの3乗である。年齢不詳。乙女座、AB型。村民を募集している。

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