紅葉の中の「和豚かつバーガー」

 箱根美術館でピークは過ぎたものの見事な紅葉を見た後、強羅駅近くで噂の「田むら銀かつ」で豆腐かつ煮を食べようとなった。時刻は午前11時半過ぎ。だが、店の前には大行列。青い目の外人さんまでいる。ケッ、と村長がつぶやくと、村民2号もボソッと「並んで食べるほどではないわ」。メディアの露出は恐ろしい。富士屋ホテルでジョン・レノンが愛したアップルパイを食べるのとはわけが違う・・・などと妙な理屈でその場を離れることにした。
           箱根美術館② 
           箱根美術館の紅葉
           田むら銀かつ 
           田むら銀かつ亭の行列

すぐ隣に「銀かつ工房」の看板が見えた。そう混み合ってはいない。メニューを見ると、カレーやサンドウイッチ、スイーツ類中心。「田むら銀かつ」経営で、ファストフードスタイルのカフェ。値段が安めなのがいい。その中で「銀かつバーガー」(税込み500円)にビビビと来た。「和豚もちぶた使用」と書いてあった。和豚もちぶただって?
           銀かつ工房 
           隣りは穴場か?(銀かつ工房)

「行列に並ぶバカ、スマホ頼るバカ、裏に道あり花の山だってえの」
村長がしたり顔でつぶやくと、
「ここんとこちょっと贅沢しすぎだから、ここで締めなきゃね。でも私はコーヒー(350円)も頼むわ」
と村民2号。
結局、銀かつバーガーとコーヒーを頼んだ。合計850円なり。
           銀かつ工房1 
           和豚もちぶたのバーガー

銀かつバーガーはロースかつバーガーで、餅のように柔らかいブランド豚「和豚もちぶた」を使用している。それを挟んだバーガーが目の前にある。窓の外には紅葉も見える。バンズは小ぶりで、その間に挟まった和豚もちぶたのとんかつは厚さが優に2センチほどあった。予想外の分厚さ。その上にはキャベツが3センチほどの厚さで乗っかっていた。だが、すき間が多い。
           銀かつ工房③  
           絶景かな~
           銀かつ工房④ 
           小ぶりだがこの高さ
           銀かつ工房⑤ 
           わて、どうどす?

手でぎゅっと押してから、ガブリと行った。ソースとマヨネーズがしたたり落ちるのがわかった。バンズはフツーだが、とんかつのジューシーさが心地よい。キャベツがほどよい合いの手。口中で「私、案外イケるでしょ」とささやきかけるよう。和豚もちぶたのロース肉はピンクがかったきれいな色で、実に柔らかい。脂身がない。もう少し脂身があった方が好みだが。
          銀かつ工房⑨ 
          言葉は不要?
          銀かつ工房10 
          やめてえ~

ラードで揚げているのかと思ったが、「体にいいこめ油です」(スタッフ)とか。舌の修行が足りない。全体のボリュームはさほどない。
「中満足だけど、コーヒーも飲めたし、いいランチになったわ。コーヒーは100円高いと思うけど、カロリー的にもダイエットになるわ」
和豚になりかけている(?)村民2号がつぶやいた。隣りの行列がさらに凄いことになっていた。


本日の大金言。

大満足ばかり求めてはいけない。中満足や小満足も満足の内。足るを知る、を噛みしめる。



                       銀かつ工房11
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プロフィール

赤羽彦作村長

Author:赤羽彦作村長
あの!エンターテインメント新聞で記者、デスク、編集プロデューサーとして活躍。思うところあって、原発で揺れるヤポネシアを辺境から見つめ直すべく、イカダを組み、オンボロ旗を揚げ、組織を脱出。荒海に乗り出す。「B級うまいものの宝島」を目指して、櫂をガタガタと漕ぎ出すことにした。一か八か泥船となるか、間違って宝船となるか?
特に麺類と和菓子にはうるさい。「舌の上から斜めに世界を見る」などとほざいている。はっきり言ってバカの3乗である。年齢不詳。乙女座、AB型。村民を募集している。

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