頂点か?銀座鹿乃子のあんみつ

 「先日、銀座鹿乃子の豆大福のブログ興味深く拝見しました。私は銀座鹿乃子はやはりあんみつだと思います。あのあんみつを食べずしてあの店は語れないと思います。村長がそれをスルーしたのが大変残念です。ああもったいない(涙)」
知人のスイーツ好き女性からそんなメールが届いた。これは挑発か?
           銀座鹿の子① 
     鹿の子あんみつやでえ~(銀座すずらん通り)

それが頭に残っていた。東京会館で行われる「ペンの日」に出席する機会を利用して、夕暮れに包まれた銀座すずらん通りに再び立ち寄ることにした。あまり時間がない。2階の喫茶室へ急ぐ。眼下に銀座4丁目交差点を見下ろせる見晴らしのいい席はほとんど埋まっていた。白人女性客の姿も見える。だが、たまたま奥の席が空いた。そこに案内された。ゲット・ラッキー!
           鹿乃子 
           2階喫茶室へ急げ

眼下のきらびやかな晴海通り。和光と三越がネオンの海に浮かび上がっている。村長はメニューの中から人気1位の「鹿乃子あんみつ」(税込み1380円)を選んだ。正直、値段を見て、引き返そうかと思った。銀座値段だと思い直して、飛び込むことにしたのだ。ここで今食べないと一生後悔することになるかもしれない・・・。今でしょ。
           鹿の子③ 
           銀座値段

10分ほどで、お盆に乗った「鹿乃子あんみつ」がやってきた。ほうじ茶付き。まずその器の大きさに驚く。その中の世界は鹿乃子という店名そのままにさまざまな種類の豆が色とりどりに散らばり、甘い小宇宙を作っていた。その量もフツーのあんみつの2倍はあるのではないか? 
           鹿の子④ 
           絶景とあんみつ

中央には蜜煮した大栗がつぶしあんの上に乗り、その周囲に2種類の花豆、赤えんどう豆、青えんどう豆、虎豆、それに2種類の白玉が色鮮やかに配置されていた。その下には寒天の海。主役級のつぶしあんは備中大納言、その他の豆は北海道産と表記してあった。なぜか果物はない。目で楽しむことも念頭に置いている、そんなあんみつ。
           鹿の子⑤ 
           豆好きにはたまらない

蜜は黒蜜も選べるが、素材を楽しむために白蜜を選んだ。それを二周させてから、花豆、虎豆、青えんどう豆の順にスプーンを運ぶ。かなり甘い。甘味中毒者の村長が甘いと感じるほど。塩気の赤えんどう豆でバランスをとる。大栗はきれいな味、主役級の備中大納言のつぶしあんに取り掛かる。ねっとりとしていて風味も十分にある。色もいい。いい小豆であることはわかった。これもかなりの甘さ。
           鹿の子⑥  
           白蜜をかける
           鹿の子⑧ 
           花白豆と紫花豆
           鹿の子10 
           赤えんどう豆と青えんどう豆
           鹿の子⑨ 
           虎豆どす
           鹿の子13 
           たまらないあんこ

寒天はやわらかめ。村長はもっときりっとした歯ごたえのある寒天が好きだが、これは好みの問題かもしれない。白玉がもっちりしていて美味。抹茶入りの白玉も風情がある。食べ進むうちに、ふと村長は思った。これは気が多すぎるあんみつではないか。気の多いあんみつ姫。バラエティーに富み過ぎて、印象が散漫になる。二番バッターばかりの野球チーム。そんな感じ。
           鹿の子11  
           寒天の存在

期待が大きすぎた分、1380円のやや期待外れ。素材はそれぞれ素晴らしいのに感動が来ない・・・。だが、甘味中毒者のサガで、あっという間にきれいに平らげた。むろんこれは好みの問題である。空になった器の先に銀座の輝ける夜が広がっていた。この夢のような夜景。これだこれだ、このロケーション込みの値段なのだ。そう考え直して、村長は急いでレジへと向かうのだった。フトコロに風・・・。


本日の大金言。

銀座鹿乃子のあんみつは日本経済新聞が行った「ツウが選ぶお取り寄せあんみつ」で堂々1位に輝いている。お取り寄せは値段も安い。今度はお取り寄せにしてみようっと。



                        鹿の子14 




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赤羽彦作村長

Author:赤羽彦作村長
あの!エンターテインメント新聞で記者、デスク、編集プロデューサーとして活躍。思うところあって、原発で揺れるヤポネシアを辺境から見つめ直すべく、イカダを組み、オンボロ旗を揚げ、組織を脱出。荒海に乗り出す。「B級うまいものの宝島」を目指して、櫂をガタガタと漕ぎ出すことにした。一か八か泥船となるか、間違って宝船となるか?
特に麺類と和菓子にはうるさい。「舌の上から斜めに世界を見る」などとほざいている。はっきり言ってバカの3乗である。年齢不詳。乙女座、AB型。村民を募集している。

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