旭川の名物駅弁の味わい

知人宅を弔問した帰り、途中駅の 横浜駅構内で「全国駅弁祭り」をやっていた。覗いてみると米沢の「牛肉どまん中」や広島の「しょもじかきめし」など人気駅弁がずらりと並んでいた。その数、ざっと見たところ30~40種類。

村長は迷った末にその中から北海道の海鮮駅弁「蝦夷わっぱ ミックス」(税込み1000円)を選んだ。カニ、ウニ、ホタテ、イクラ・・・オホーツクの四天王がニカッととほほ笑んでいたからである。北海道でも人気の駅弁。あんた、アタシらを食べないと絶対に後悔するべさァ。
                              蝦夷わっぱ② 
                          おっ、名物駅弁がズラリ(横浜駅構内)
                              蝦夷わっぱ1 
           旭川の名物駅弁「蝦夷わっぱ」

発売元は明治32年(1899年)創業の旭川立売株式会社。現地に行って食べるのが一番だが、財政赤字を抱える村の村長としてはここは踏ん張りどころ。というよりも現地に行かずして北海道の味を賞味できることに感謝しなければならない。これもぜい沢。賞味期限は本日午後10時まで、と書かれている。本物の駅弁。
                             蝦夷わっぱ③ - コピー 
           美味の予感?
                             蝦夷わっぱ④ - コピー 
           器が意外にいい

夕暮れ時、ウマズイめんくい村に持ち帰ると、村民2号がみそ汁を作って待ち構えていた。早め夕飯となった。「蝦夷わっぱ ミックス」のパッケージを取ると、朱色の丸いお重のような器が現れた。プラスチック製だが、いい器。食べた後に弁当としても使える。フタを取る。海の匂い。中央にイクラがあり、それを取り囲むように煮ウニ、カニ、煮ホタテ、菜の花、錦糸卵、漬け物が鎮座していた。写真で見るよりもやや少なめだが、悪くはない。
                             蝦夷わっぱ⑤ - コピー 
           フタを取ると・・・
                             蝦夷わっぱ⑥ - コピー 
           北海道の海の幸

「旨そうねえ。ウニのあたりが私の支配区域よ。リーチ」
備え付けの割りばしでまずはカニの密集地帯にピンポイント攻撃。カニはズワイガニとオオエンコウガニ。それを甘酢で薄く味付けしてある。ご飯は北海道産を使った酢飯。この時期のカニは特に美味。甘い風味がいい具合の酢飯と合う。うむ。
                            蝦夷わっぱ10  
          カニが2種類
                            蝦夷わっぱ⑧ 
           ウニの誘惑

ウニは焼きウニかな。ダシ醤油で甘めの味が付いているわ。ボソッとした食感でウニの風味がよく出てる。生ウニの方が好きだけど、これも悪くないわ」
煮ホタテも健闘している。もっと大きいともっといいけどな。錦糸卵はフツーかな」
「イクラを乗せると、味わいが濃厚になるわ。これだけの海の幸を同時に味わえるのはかなりのお得感があるわ」
                             蝦夷わっぱ2 
           煮ホタテ
                             蝦夷わっぱ11  
           たまらんだべさ
                             蝦夷わっぱ13 
           酢飯がいい

「このミックスは気の多い人向き。全体的に薄味でそれが旨味を引き出しているね」
「駅弁に添加物は付き物だけど、これは添加物の存在をあまり感じない」
「でも、しっかり入ってるわよ。村長の舌はまだ修業が足りない」

「昨日と今日はいろいろあった日だけど、明日は大先生の手術がうまく行くといいね」
「絶対大丈夫よ。もともと神様みたいな人だから、胃の一つくらいなくなっても平気よ。すぐに元に戻るわ。村長とは精神力が違うわよ。ほら、茶柱が立ってる。これは吉兆よ」
確かに茶柱が見事に立っていた。ウソみたいだが、京都方面が明るくなっていくのだった。

本日の大金言。

旭川の駅弁を食べてからお茶を飲む。しみじみと生きている実感。あらゆるものに生が宿っている。



                                               茶柱①  








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プロフィール

赤羽彦作村長

Author:赤羽彦作村長
あの!エンターテインメント新聞で記者、デスク、編集プロデューサーとして活躍。思うところあって、原発で揺れるヤポネシアを辺境から見つめ直すべく、イカダを組み、オンボロ旗を揚げ、組織を脱出。荒海に乗り出す。「B級うまいものの宝島」を目指して、櫂をガタガタと漕ぎ出すことにした。一か八か泥船となるか、間違って宝船となるか?
特に麺類と和菓子にはうるさい。「舌の上から斜めに世界を見る」などとほざいている。はっきり言ってバカの3乗である。年齢不詳。乙女座、AB型。村民を募集している。

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