火を吹く?北千住の「四川担々麺」

 東京・北千住は村長にとって第二の故郷でもある。ときどきここに行かないと、脳みそが停滞する。久しぶりに「おじゃら画廊」のおじゃらりかさんと歓談する。不思議な人で、画家でありオブジェ作家であり・・・そうしたジャンル分けをすること自体に意味がないクリエイターとでもいう他はない。

抹茶をごちそうになりながら近況などを話し合う。猫が狭いアトリエ内をしなやかに歩いている。
「あっ、そうそう、おじゃら倫子(りんご)と改名したのよ」
別れ際に新しい名刺をもらう。確かにおじゃら倫子(りんご)になっていた。ビートルズのアップルレコード、ジョブスのアップル社、椎名林檎・・・ひょっとしてリンゴは世界を救うキーワードかもしれない。
           鶴亀飯店 
           シャレた外観

その足で、最近「四川担々麺」で人気の「中華ダイニング 鶴亀飯店」で遅いランチを取ることにした。東京芸術大学の斜め向かい側あたり。今どきのきれいな外観で午後2時過ぎだというのに女性客でにぎわっていた。カウンター席とテーブル席。村長はカウンター席に腰を下ろして一番人気の「四川担々麺」(880円)を頼んだ。目の前が厨房。
           鶴亀飯店① 
           当店一番人気

10分ほどでいい匂いとともに「四川担々麺」がやってきた。白ゴマの入った小さなすり鉢も同時に置かれた。「四川担々麺」は花椒(胡椒)と自家製ラー油がまだら状に浮いていた。恐るべきビジュアル。どろっとした醤油ベースのスープは豆板醤、ゴマペーストなど様々な隠し味が入っていて、レンゲでひとすくいすると、一瞬地球誕生時のマグマを連想させる。むろん、見たことはないが。
           鶴亀飯店③ 
           絶景といい匂い
           鶴亀飯店④ 
           うむむ、汗

そのスープが絶妙だった。最初のアタックが複雑で濃厚な旨み、すぐ後から花椒とラー油の辛さが身をよじるように追いかけてきた。思わずため息が出かかる。ゴジラになりかかる。だが、その強烈な辛さが思ったほどきつくない。ギリギリのところで日本人向けに穏やかに変換する。細かく砕かれたピーナッツがいいアクセントになっている。うむ。
           鶴亀飯店⑤ 
           自家製ラー油と花椒
           鶴亀飯店⑧ 
           飛び込みたい
           鶴亀飯店⑨ 
           すりゴマを入れる
           鶴亀飯店⑦ 
           ストレート細麺

麺はストレート細麺で「特注です」とか。コシはほどほど。村長はもっと固めが好きだが、悪くはない。合挽き肉、小松菜など具もまずまず。全体的にボリュームは女性をターゲットにしているのか少なめ。スープがいいので一滴残らず飲み干してしまった。腹八分の満足感。

本場・中国四川省の担々麺は汁なしだが、陳建民(陳建一のお父さん)が日本に来て、日本人向けに現在の担々麺を作った。その流れを汲む北千住の四川担々麺。最近脳が疲れ気味の村長にとってはほどいい刺激となって、テッペンからつま先まで体中がポカポカしてくるのだった。

本日の大金言。

医食同源。担々麺にはこの哲学が隠れている。疲れた時はジャンクフードより担々麺。



                         鶴亀飯店10 




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プロフィール

赤羽彦作村長

Author:赤羽彦作村長
あの!エンターテインメント新聞で記者、デスク、編集プロデューサーとして活躍。思うところあって、原発で揺れるヤポネシアを辺境から見つめ直すべく、イカダを組み、オンボロ旗を揚げ、組織を脱出。荒海に乗り出す。「B級うまいものの宝島」を目指して、櫂をガタガタと漕ぎ出すことにした。一か八か泥船となるか、間違って宝船となるか?
特に麺類と和菓子にはうるさい。「舌の上から斜めに世界を見る」などとほざいている。はっきり言ってバカの3乗である。年齢不詳。乙女座、AB型。村民を募集している。

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