白海老が泣くエキナカのおむすび処

 おにぎりとおむすびの違いってなーに? 形や地域など諸説あって、これが実にわかりにくい。ウマズイめんくい村は「どっちでもたいして違いはない」という立場を取ることにする。そんなある日、埼玉・大宮駅のエキナカで、「富山湾の宝石 白海老むすび」という旨そうなおむすびが視界に入った。
           ほんのり屋 
         以前から気になっていた店
           ほんのり屋① 
           白海老むすびだって?

以前から気になっていた「おむすび処 ほんのり屋」の季節限定メニューだった。「北陸新幹線開業記念」という文字も見えた。白海老は富山湾の特産品で、今からが旬の小さな海老。ずいぶん前に、仲間とこれを食べにわざわざ富山の寿司屋まで行ったことがある。透き通った白さと独特の甘みに舌鼓を打った記憶がある。
           ほんのり屋② 
       旨そうなおむすびがズラリ

「富山湾の宝石」とはベタなキャッチフレーズだと思うが、これは見逃すわけにはいかない。単品だと1個260円(税込み)で、安くはない。迷っていると、店の女性スタッフが「セットにするとお得ですよ」。その一言で決まり。もう一つ「鮭いくらおむすび」(1個270円)を選んで、「お好きなおむすび2点とお惣菜 お味噌汁付 680円」にした。お惣菜は唐揚げと厚焼き玉子。いい構成である。
           ほんのり屋⑦  
           おむすびセット

イートインコーナーに腰を下ろして、まずは「白海老むすび」をガブリと行く。三角形のおむすびは思ったよりも小さく、白海老は素揚げしたもので、それがたったの3匹だった。テッペンに2匹、中に1匹だけ。ご飯は会津産コシヒカリで、それなりに旨いが、密度があまりない。海苔も底までを包んでいず、コンビニのおにぎりの方がましだと思うほど。
           ほんのり屋⑧ 
           白海老様がお顔出し
           ほんのり屋⑨ 
           中にも1匹

ほんのりと塩気があり、味噌汁が予想外に旨かった。唐揚げと厚焼き卵も悪くない。

次に期待を込めて「鮭いくらむすび」へ。だが、こちらも「ン?」と疑いたくなる内容だった。切り身かと思ったら、実際はそぼろで、それも量が少ない。鮭の実感がない。ヒットのつもりが、一塁ゴロの気分。いくらは少ないながらもそれなりにはある。これで270円とはコスパが悪すぎると正直思った。一塁ゴロを楽しみたいというのもむろんアリだが。
           ほんのり屋1 
           鮭いくらむすび
           ほんのり屋2 
           定番?

「ほんのり屋」はJR東日本フードビジネスが運営するおむすび専門店で、2002年に東京駅で1号店がオープンしている。「お母さんがつくってくれた愛情いっぱいのおむすびを再現したい」というのがポリシーだが、食後「それってホント?」と首をひねりたくなった。「愛情よりもコスト計算がいっぱい」の間違いではないか? 店のスタッフの感じがとてもいいだけに、経営陣に「喝っ」を入れたくなった。

本日の大金言。

店名、写真、雰囲気・・・イメージだけの店が多すぎやしないか? 宣伝よりも中身、そこに職人がいない世界の危うさ。



                         ほんのり屋3
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同感です。ほんのりとは名ばかりであれほどがっかりさせられたことはなかった。自分が変なのかと思ってましたが、あなたのブログでやはりと思った次第です。今後もいい悪いをはっきり書いてください。
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赤羽彦作村長

Author:赤羽彦作村長
あの!エンターテインメント新聞で記者、デスク、編集プロデューサーとして活躍。思うところあって、原発で揺れるヤポネシアを辺境から見つめ直すべく、イカダを組み、オンボロ旗を揚げ、組織を脱出。荒海に乗り出す。「B級うまいものの宝島」を目指して、櫂をガタガタと漕ぎ出すことにした。一か八か泥船となるか、間違って宝船となるか?
特に麺類と和菓子にはうるさい。「舌の上から斜めに世界を見る」などとほざいている。はっきり言ってバカの3乗である。年齢不詳。乙女座、AB型。村民を募集している。

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