数量限定「桜のシフォンケーキ」

東京・六本木ミッドタウンから都会の桜を見る。高層ビルの中の桜も悪くはない。梶井基次郎がいたら、やはり「屍体が埋まっている」というのだろうか? ガレリア内を散策することにした。
           イデーカフェ1  
           ミッドタウンの桜

今回はそこで見つけた数量限定の「桜のシフォンケーキ」について。まさかシフォンケーキには屍体は埋まっていないだろうが、「イデーカフェ パルク」というインテリアショップが営むシャレたカフェ。村民2号の視線が止まる。
           パルク 
           イデーカフェパルク

「ちょうどよかったわ。テラスもあるし、ここでコーヒーと行きましょ」

村長の目は「桜のシフォンケーキ 550円 ドリンク付き750円」に止まる。「数量限定」「季節限定」の文字が「おいでおいで」をしている。テラス席は満席だったので、室内の席へ。村長はむろん桜のシフォンケーキセット。ドリンクはコーヒーを頼んだ。村民2号は「ベイクドチーズケーキ」とコーヒー。
           イデーカフェ② 
   アイ・キャント・ストップ・ラヴィング・ユー?

6~7分ほどで「桜のシフォンケーキ」がやってきた。文字通り桜色のシフォンケーキで、添えられた生クリームには塩漬けの桜の花びらが乗っかっていた。桜の満開の下の桜のシフォンケーキ。パウダーシュガーとキャラメルソースもかかっている。アーモンドのスライスも。うむ。
           イデーカフェ⑤ 
           桜のシフォンケーキ
           イデーカフェ⑦  
           桜ちゃ~ん!
           イデーカフェ⑧ 
           今しか食べれない

ふわり感、ほどよい甘み。卵の黄身と小麦の風味、それにメレンゲの風味。ほのかに桜の香り。女性が喜びそうな、いかにもの季節感に村長が喜んでいる。あまりに軽すぎる。生クリームとキャラメルソースのバランスも悪くはない。コーヒーはスタバのようで、苦みが強い。

「風情があって数量限定というのがいいね。ここはワッフルが美味いようだけど、桜の季節にはやはり桜と来なくちゃ」
「無理してる。ベイクドチーズケーキの方が当たりだと思うわ。本格的な味わいで、クリームチーズの冷たい酸味がいい。コーヒーはどうってことないけど」
           イデーカフェ④ 
           ベイクドチーズケーキ

「若冲と蕪村展」→「ペペロンうどん」→「桜のシフォンケーキ」。ウマズイめんくい村の旅はどんどん流れていく。その先には?

「桜の樹の下には屍体が埋まっている。これは信じていいことなんだよ」

梶井基次郎の言葉が今年も突き刺さる。おまえら、そうやっていい気な日々を送っているけど、桜の樹の下には屍体が埋まっているんだよ。それを忘れちゃいけないよ。これからもずっと、ずっとだよ。桜前線は目下永田町を通り過ぎ、日本列島を北上中である・・・ありゃりゃ、なんでこうなるの?

本日の大金言。

桜には徳利がよく似合う。人は何故酔いたがるか? 酔っぱらわなくっちゃ、立ってられないことだってある。シニカルに言えば、一年に一度の屍体予備軍の夢ってこと? 




                       六本木① 


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プロフィール

赤羽彦作村長

Author:赤羽彦作村長
あの!エンターテインメント新聞で記者、デスク、編集プロデューサーとして活躍。思うところあって、原発で揺れるヤポネシアを辺境から見つめ直すべく、イカダを組み、オンボロ旗を揚げ、組織を脱出。荒海に乗り出す。「B級うまいものの宝島」を目指して、櫂をガタガタと漕ぎ出すことにした。一か八か泥船となるか、間違って宝船となるか?
特に麺類と和菓子にはうるさい。「舌の上から斜めに世界を見る」などとほざいている。はっきり言ってバカの3乗である。年齢不詳。乙女座、AB型。村民を募集している。

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