バリウム後の名物餃子の味

 一年ぶりに人間ドッグへ。「肺年齢が年齢より+8歳です」と言われてしまった。ドキッ。肺年齢なんてあるのか? 胃袋を始めあちこちに黄色信号がともり始めているようだ。最終的な結果はまだ先だが、このところ友人知人に問題が生じるケースが目立つ。「お互いに気をつけようね」と村民2号。といっても、そう簡単に気をつけれる話ではない。「総じて健康」でよし、とする。健康より大事なものだってある。

胃袋にバリウムが入ったまま、ポンコツ車を飛ばして、茨城・古河市までドライブすることにした。ポエムな展開。ここには関東でもちょいと知られた名物餃子屋がある。バリウムの後は餃子に限る。その名も「丸満餃子」。千葉・野田市に本店がある「ホワイト餃子」とよく似た俵型のジャンボ餃子で、村長は「古河もも祭り」で、何度か食べたことがある。店で食べると味もひと味違うはず。
               丸満餃子 
           名物「丸満餃子」に到着

人気店なので、早めに到着。正午前なのにすでに客がどんどん入ってくる。創業は昭和39年(1964年)。先代が初期の「ホワイト餃子」で修業したようで、形から何からよく似ているのは当然と納得。入り口に巨大な餃子が看板代わりにレイアウトされているのがクール。古民家風の店内は一枚板の見事なテーブルが大小いくつか。小上がりもある。
               丸満3 
               いい雰囲気の店内

その一角に腰を下ろして、メニューの中から「創業の味」と強調してある「餃子ライス」(530円=税別)を頼むことにした。グラスビール(150円=同)も当然のごとく。村民2号は「半餃子定食(680円=同)を頼んだ。その間もどんどん客が入ってくる。ファンが多いのがよくわかる。
               丸満① 
               値段も好感

15分ほどの待ち時間で、「餃子ライス」がやってきた。まんじゅうのような餃子が数えてみたら8個! それに丸く盛られたライスと福神漬け。さらに味噌汁というシンプルな構成。村民2号は餃子が4つとサラダとデザート付き。餃子は油で揚げるように焼いているようで、そのこんがり具合が食欲をそそる。
              丸満③ 
         定番「餃子ライス」の登場
              丸満4 
              食欲全開

調味料が自家製ラー油2種類の他にニンニクなど数種類あり、コチジャンとマヨネーズを和えたものまである。村長は定番の醤油、酢、それに激辛の自家製ラー油を調合して、ビールをひと口飲み、おもむろに食べようとした。
「熱~っ」
村民2号が声を上げた。慌てるとろくなことはない。
              丸満2 
              自家製調味料
              丸満② 
              まずは特製ラー油
              丸満⑤ 
              この存在感

餃子は外側の皮が厚めで、パリではなくバリッとしている。その感触は悪くはないが、ほとんど味が付いていない。中の具は白菜、ニラ、ネギ、キャベツ、挽き肉など20種類以上使っているそうだが、言われなければわからない。もう少し具が詰まっていた方が好みだが、悪くはない。ニンニクの存在が薄い。物足りない人は調味料の生おろしにんにくを加えた方がいいかもしれない。
               丸満5 
               たまらん
               丸満6 
               やさしい具
               丸満7 
          コチジャンとマヨネーズのたれ

「皮が微妙だけど、具が旨いわ。コチジャンとマヨネーズのタレが意外に合う。昔、千葉・市川で食べたひさご亭の餃子を少し小ぶりにした感じだけど、ひさご亭ほどの驚きはないわ。もっともニンニクが強烈だったけど」

あれは別格だよ。ここはフツーに旨い。ひさご亭は再開発で市川本店がなくなり、市川大野店のみになってしまったようだけど、さびしい限りだなあ。村長に言わせれば、横綱と関脇くらいの差がある。ひさご亭の方が歴史も古いのに、メディアにも登場しない。どうしちまったんだろう。経営者の問題かな?」

「ホワイト餃子しか知らない人も多いわ。そういう時代なのよ。あっ、そうそう、ここはライスも旨いわ。このあたりは米がいいのよ。炊き加減もとてもいい。福神漬け付きというのもクール。全体としていい店で、人気があるのもわかるわ。ただ、ひさご亭がなつかしい・・・」
               
食べ終えると、結構お腹がいっぱいになった。バリウムの存在は頭の中からすっかり消えていた。

本日の大金言。

食べれるうちが花。そう思えるうちが花。中年老いやすく、人生は成りがたし。


                          丸満⑧ 

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プロフィール

赤羽彦作村長

Author:赤羽彦作村長
あの!エンターテインメント新聞で記者、デスク、編集プロデューサーとして活躍。思うところあって、原発で揺れるヤポネシアを辺境から見つめ直すべく、イカダを組み、オンボロ旗を揚げ、組織を脱出。荒海に乗り出す。「B級うまいものの宝島」を目指して、櫂をガタガタと漕ぎ出すことにした。一か八か泥船となるか、間違って宝船となるか?
特に麺類と和菓子にはうるさい。「舌の上から斜めに世界を見る」などとほざいている。はっきり言ってバカの3乗である。年齢不詳。乙女座、AB型。村民を募集している。

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