猛暑の中の「アサイーボウル」

 暑い。この4日間は30度を超える真夏日と猛暑日が続いている。南方の海上には大型台風11号が北上しつつあるし、九州の大分では震度5強の地震。北海道はまさかの猛暑日。どうやら日本列島に大きな異変が起きつつある。こういう時はかき氷に限る。

埼玉・大宮に出たついでに、かき氷の店を探したが、村長のセンサーにビビとくる店が見当たらない。仕方なくルミネの4階に戻ると、女性客がわさわさの人気店が視界に入った。そこだけハワイ! 「ラナイ」というカフェレストランだった。次の瞬間、「アサイーボウル」のメニュー写真が火照った目を捕らえた。フローズンのアサイーボウル・・・これだ、本日のランチはこれに決まりィ!
              ラナイ1 
              泳げるか?

日本を脱出してハワイ、というのも悪くない。店内に一歩足を踏み入れると、そこはほとんどが女性客というほぼパラダイスだった。店内は広く、テラス席まである。ラナイとはハワイ語でバルコニーという意味だとか。天井扇がゆったりと回っていて、アロハシャツを着たスタッフが「いいか、ここは日本じゃないぞ。わかってるな」光線を放っていた。
              ラナイ2 
              夏はハワイだ?

村長はテーブル席に腰を下ろして、メニューを見る。パンケーキやハワイ料理がズラリと並んでいた。安くはないが、思ったほど高くもない。その微妙な位置に、「アサイーボウル」がある。Sサイズ690円、Rサイズ980円(どちらも税込み)。村長は少々見栄を張って、アサイーボウルの中でも一番人気だという「ベリーボウルのRサイズ」(980円)を選んだ。コーヒー(プラス250円)も頼んだ。やや予算オーバーだが。
              ラナイ3 
              アサイーボウル
              ラナイ 
              ポエムやのう

10分ほどで、白い大皿に乗ったアサイーボウルがやってきた。大きめの白いどんぶり。ひと目でスグレモノだとわかった。アサイーボウルはブラジルアマゾン原産の果実アサイーを使った一種のスイーツで、ハワイで爆発的人気を呼んだもの。ポリフェノールがブルーベリーの18倍、さらに鉄分、食物繊維、カルシウムの含有量も多く、スーパーフルーツとも言われているもの。
              ラナイ④ 
            アサイーボウル(ベリーボウル)
              ラナイ③ 
              アロハ~

村長はこれまで夏になると何度かアサイーボウルを食べているが、軽井沢で食べたものが一番だった。渋谷・ヒカリエB3も悪くはなかった。去年はレディー・ガガのライブの後に海浜幕張駅で食べている。これは甘すぎてイマイチだった。

中央には鮮度のいいイチゴ、バナナ、ブルーベリーが盛られ、さらにグラノーラの海が広がっている。絵に描いたようなアサイーボウル。その下がアサイーのスムージー(ピューレを半分ほど凍らせたもの)で、ボリューム的には申し分ない。うっすらとハチミツもかかっている。
              ラナイ⑥ 
              グラノーラとアサイー
              ラナイ⑦ 
              冷たい美味

フルーツの質の高さ、グラノーラの素朴な食感と味わい、そこからアサイーのスムージーへとスプーンを入れる。スプーンがプラスチックなのはやや興ざめ。だが、スムージーが層になっていて、半分凍った食感とドロドロ感が悪くない。果実味と酸味が舌に心地よい。軽井沢で食べたアサイーボウルと遜色ない美味さ。

この店はハワイが本店か? アロハを着たスタッフに聞いてみたら、意外なお返事だった。
「いえ、ハワイではありません」
「アメリカ?」
「いえ・・・名古屋のほうです」
              ナライ 
              アサイーの海

声がなぜか小さくなっていた。名古屋発のハワイだっていいじゃないか、福島にだってスパリゾートハワイアンズがあるのだから、名古屋発のハワイアンレストランがあってもおかしくはない。いや、これこそが日本だ。何でも取り込む日本。かき氷もいいが、アサイーボウルも悪くはない。ひょっとして夏の新しい定番になるかもしれない。村長は大いなる満足感でしばらくの間、冷たくなった体をホットコーヒーで温めるのだった。

本日の大金言。

天変地異が起きても生活は続く。かき氷もアサイーボウルもその生活の中の一コマでしかない。心配ばかりしててもしょうがない。



                          ラナイ⑧
 
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赤羽彦作村長

Author:赤羽彦作村長
あの!エンターテインメント新聞で記者、デスク、編集プロデューサーとして活躍。思うところあって、原発で揺れるヤポネシアを辺境から見つめ直すべく、イカダを組み、オンボロ旗を揚げ、組織を脱出。荒海に乗り出す。「B級うまいものの宝島」を目指して、櫂をガタガタと漕ぎ出すことにした。一か八か泥船となるか、間違って宝船となるか?
特に麺類と和菓子にはうるさい。「舌の上から斜めに世界を見る」などとほざいている。はっきり言ってバカの3乗である。年齢不詳。乙女座、AB型。村民を募集している。

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