バーガー激戦区の「南部バーガー」

 東京・北千住は居酒屋の街として有名だが、ハンバーガーの街でもある。このブログでもご紹介しているが、「蜂の巣」「サニーダイナー」など首都圏でも評価の高いハンバーガー店が覇を競っている。

夕暮れ時、いつものように西口で降りて、宿場町通りを老舗居酒屋「大はし」方面へと向かうと、アメリカンレトロな店構えが視界に入った。「KHB」の看板。いつも入るか入るまいか迷う店だった。「KHB」とは北千住ハンドメイドバーガーの頭文字を取ったもの。2011年5月にオープン。北千住では比較的新しいハンバーガー&カフェ屋である。
              KHB 
              KHBって何だ?

小雨が降っていたせいか、夕暮れ時の風情がよかった。「大はし」に行く前にちょっくら寄ってみたくなった。飛び込む。店内は「TEX-MEX(テキサスーメキシコ)」を看板にしているだけあって、60年代の南部アメリカンの雰囲気が漂う。悪くない雰囲気。

レトロなテーブルが6つほど。シャレた若い女性客がけだるそうに話し込んでいた。右手奥がカウンター席になっていて、その対面が厨房。そこに動きのいい女性店主がハンバーガー作りにいそしんでいた。女性スタッフは3人ほど。ときどき英語が飛び交う。うむ。
              KHB③ 
           ハンバーガーの種類は多い

メニューの中から定番の「ハンバーガー」(750円)を選んだ。金髪に染めた女性スタッフ(多分バイト)が「お飲み物は?」と聞いてきた。世界のビールを取り揃えていたので、「バドワイザー」(小びん 580円)を頼んだ。ハンバーガーの他にメニューは豊富だった。どこか映画の世界にでも紛れ込んだような錯覚に陥る。
               
「すいません。いま50個ほど注文があるので、少々時間がかかりますが、よろしいでしょうか?
カウンターの奥から女性店主が、申し訳なさそうに声を上げた。
「今晩中にできれば、全然、オーケーですよ」
村長の軽いジョークに女性店主が口をあけて笑った。悪くない反応。
              KHB④ 
              待つ時間

バドワイザーをちびちび飲みながら待つことにした。マツノモタノシマツノアケミ・・・そんなくだらない言葉遊びを楽しみながら、30分ほど。ハンバーガーがやってきた。見事なハンバーガーで、まずバンズ(パン)のレベルがかなりのものであることが見て取れた。その下のパテ(挽き肉)はオーストラリア産ビーフ100%で、厚さは1センチほど。トマト、大きめのレタス・・・上からぎゅっと押して、ガブッと行くと、バンズのやわらかな美味さと同時にパテの肉汁がじゅわっと口中に広がった。
              KHB⑤ 
              これは当たり?
              KHB⑧ 
              バンズが◎
              KHB⑦ 
              主役と脇役
              KHB10 
              100%豪州ビーフ

トマトソースをベースにした自家製ソースはかなり濃い。バンズに塗られたマヨネーズ。サルサソースの辛さもほのかに感じる。もう少し薄味の方が好みだが、食べ進むうちにパテの肉感と甘み、新鮮なトマト、レタス、そしてバンズの香ばしい小麦粉の風味がいい具合に絡まってきた。うむむうむむ。
              KHB11 
              お呼びでない?

サルサソースを付けて揚げたポテトスティックが旨い。ボリュームもある。自家製ピクルスは漬け込みが浅い。バドワーザーを飲みながら、至福の南部アメリカンタイムが過ぎていく。いけねえ。「大はし」で知人が待っていることを忘れそうになった。

本日の大金言。

ハンバーガーにバドワイザーはよく似合う。マクドナルドなどの安めのチェーンと価格がそれなりの専門店。バーガーが二極化している。ビールがその基準点かもしれない。




                            KHB13 

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プロフィール

赤羽彦作村長

Author:赤羽彦作村長
あの!エンターテインメント新聞で記者、デスク、編集プロデューサーとして活躍。思うところあって、原発で揺れるヤポネシアを辺境から見つめ直すべく、イカダを組み、オンボロ旗を揚げ、組織を脱出。荒海に乗り出す。「B級うまいものの宝島」を目指して、櫂をガタガタと漕ぎ出すことにした。一か八か泥船となるか、間違って宝船となるか?
特に麺類と和菓子にはうるさい。「舌の上から斜めに世界を見る」などとほざいている。はっきり言ってバカの3乗である。年齢不詳。乙女座、AB型。村民を募集している。

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