犬になりたい?ホットサンドの新世界

 久しぶりに所用で埼玉・大宮へ。東武・大宮公園駅で降りて、氷川神社方面へと歩き始めた。すると、住宅街に面白いカフェを見つけた。木と白をモチーフにした「ホリデイコーヒー」という店名。横文字。アメリカ西海岸風の店構えで、「ワンちゃんOK」の文字とホットサンドのランチメニューが見えた。ワンちゃんOKだって? 入り口のウッドデッキに小型のブルドッグと美女の姿。うむむ。
              ホリディコーヒー② 
              おや、こんなところに
              ドッグカフェ 
              ブルドッグの姿が・・・

店はコーヒーが売りのようで、ハワイの希少なスペシャルティーコーヒー豆を使用しているらしい。ちょうどランチタイムだったので、入ることにした。陽だまりに佇んでいるブルドッグのそばを通るとき、何故か「吾輩は犬になりたい」というキャプションが頭に浮かんだ。困ったもんだ。

入るとすぐ大きなウッドテーブルがあり、カウンターには男性一人とアイドルのような女の子(多分バイト?)。それにもう一人女性スタッフ。すぐ左手にはソファのようにゆったりとしたテーブル席と小さなカウンター席。雑誌クロワッサンにでも出てきそうな開放的な造り。カウンターで注文するアメリカンスタイル。
              ホリディコーヒー1 
              西海岸かハワイか
              ホリディコーヒー2 
              メニュー

ツナサンド好きなので、「ツナメルトサンド」(税込み550円)を頼むことにした。セットメニューがないのが残念。財布の軽さを思いながら「エスプレッソ」(W400円)を単品で頼んだ。「今日はエチオピアイルガテェフェ村の豆を使っています」とアイドル系女子。アベベの顔が浮かんだ。困ったもんだ。店は去年9月にオープンしたばかりだそう。

奥のソファ席に腰を下ろしてから、ついでにワンちゃんのことを聞いてみる。
「ここはドッグカフェ?」
「ワンちゃんはデッキだけオーケーなんです。はい、店内は人間だけです(笑)」
               
10分ほどで、「ツナメルトサンド」とエスプレッソがいい香りとともにやってきた。エスプレッソは酸味がやや強く、奥深い旨味。約1年半前に山形駅前通りの小さなコーヒー店で味わったエスプレッソほどの衝撃はないが、かなり上質の味わい。
              ホリディコーヒー⑥ 
              主役と脇役
              ホリディコーヒー⑦ 
              香ばしいのう

「ツナメルトサンド」は予想していたよりも旨い。フライパンで表面を焼いたホットサンドで、まずパンの旨さがかなりのもの。もっちり伸びやかなパン生地で、先日食べた浅草「ペリカン」の食パンに引けを取らない。
               
中の具はツナがほとんどそのままの姿で多めに挟んである。ホワイトチェダーチーズが溶岩(メルト)のようにこちらも多めに流れ込んでいた。ホワイトではなくレッドチェダーチーズかも。野菜はトマトだけ。バターとマヨネーズの風味がかすかに漂う。ピクルスで箸休めしながら食べ進む。
              ホリディコーヒー⑨ 
              失礼します
              ホリディコーヒー10 
          もう片側も・・・股裂き愛?
              ホリディコーヒー11 
              パンの旨さよ

「このパン、旨いね。自家製?」
「いえ、近くの『小春日和』の天然酵母の食パンです。評判のいいパン屋さんなんですよ」
「やっぱり、どおりで旨いはずだ」
              ホリディコーヒー12  
              うんめえ

アメリカン風に、マスタードとトマトケチャップを付けてみた。マスタードが当たりで、辛さと酸味が全体の味わいに深みとアクセントを付ける。真冬の寒さの中でハワイの味わいも悪くない。軽食に立ち寄るにはいい店かもしれない。「いつもはアイドル犬がいるんですけど、今日はお休みなんです。また見に来てください」帰りがけに女性スタッフが白い歯を見せた。ワン!

本日の大金言。

犬も歩けば新しい店に当たる。歩かなければ、当たらない。この当たり前のことを忘れると、足元が暗くなる。たまには余分なものを捨てて、散歩に出よう。きっと寒風も春風になるはずだ。



                            ホリディコーヒー14
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赤羽彦作村長

Author:赤羽彦作村長
あの!エンターテインメント新聞で記者、デスク、編集プロデューサーとして活躍。思うところあって、原発で揺れるヤポネシアを辺境から見つめ直すべく、イカダを組み、オンボロ旗を揚げ、組織を脱出。荒海に乗り出す。「B級うまいものの宝島」を目指して、櫂をガタガタと漕ぎ出すことにした。一か八か泥船となるか、間違って宝船となるか?
特に麺類と和菓子にはうるさい。「舌の上から斜めに世界を見る」などとほざいている。はっきり言ってバカの3乗である。年齢不詳。乙女座、AB型。村民を募集している。

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