ついに来たぞ!ホーチミン最初のランチ

 一週間のご無沙汰でした。お口の恋人、です(気色悪るう~)。思い立って、ベトナム・ホーチミン激安ツアーに行って来ただ。ベトナム狂いの友人から「ホーチミンに行かずして食を語るんじゃねえ」と言われ続けてきたこともある。ベトナムは小国ながら、あのアメリカとその後は中国と戦って、多大な犠牲を払いながら、唯一勝った国でもある。それだけで凄い民族だとわかる。
              ホーチミン像  
              ホーおじさん(人民委員会庁舎前)

1986年(昭和61年)から始まったドイモイ(刷新)が成功して、経済が物凄い勢いで成長している国で、旅行前にベトナム狂いに電話すると、「行ってみるとわかるけど、エネルギーがぐつぐつ煮立っているようで、戦後の日本の高度成長期みたいだよ」。そして最後にひと言「食中毒には気をつけるように」。ケッ、食中毒が怖くて食べ歩きなどできるものか、内心毒づく。ちなみにホーチミン市の人口は約822万人(2015年現在)。
              ホーチミン市内③ 
              ベンタイン市場
              ベンタイン市場③ 
           生命力がみなぎっている
              ベンタイン市場 
              市場の外側が魚市場

前置きはこのくらいにして、ホーチミン市到着後、最初に食べたランチを取り上げたい。気温35度、湿気を含んだムッとくる暑さと抜けるような青空。それに噂に聞いたバイクの恐るべき数・・・。午前中はJTB現地ガイドの案内で市内の名所を一通り。その後、待ちに待ったフリータイム。頭の中でぶら歩きのゴングが鳴る。中心街ドンコイ通りから市民劇場を右に見ながら、タンソンニャット通りに入ると、右手にビビビとくる小さなレストランが。それがベトナム家庭料理の店「フーンライ(ジャスミンの香り)」だった。
              フーン・ライ① 
            フーンライ、最初のランチ

「お客がいそうにないわよ。シンとしてるし、やめた方がいいんじゃない?」とやや不安げな村民2号。
一階から螺旋階段になっていて、店は2階にある。どこかフランスの影響を感じさせる。店に入ると、ジャズシンガー、ヘレン・メリルが流れていた。腕時計を見ると12時46分。日本との時差は2時間。日本は今ごろ午後2時46分あたり。
              フーンライ③ 
              ビールが美味くて安い
              フーンライ④ 
              日本語表記も

ここで食べたものを列挙する。まずはビール。ベトナムはビールが安くて美味い。青島ビールのような「サイゴンスペシャル」(3万4000ドン=日本円約170円)、前菜として「盛り合わせ 揚げ春巻き4本、生春巻き2本、ハスの茎サラダ(19万4000ドン=約960円)、メーンとして「シーフードチャーハン」(12万8000ドン=約640円)。最後に「ベトナムミルクコーヒー」(ホット=約195円)。
              フーンライ⑥  
              黄金タイム

まずベトナムのビールがホントに美味いことを確認した。麦芽とホップだけのピルスナータイプで、日本のビールよりもピュアな味わいで、暑さに火照った咽喉を「チャオムン(ようこそ)」と囁きながら通り抜けていく。快感。最初の一口で、ベトナムがホントに世界でも有数の美食の国かもと期待感が膨らんだ。
              フーンライ10   
              前菜の盛り合わせ

生春巻きは日本で食べるものとそう違いは感じなかったが、揚げ春巻きが気に入った。表面のカリカリ感と中の豚肉が美味。付けダレは2種類用意され、甘い梅酢のようなものと味噌ダレのようなもの。これが実にイケる。ホーチミン料理は全体的に甘いが、味噌ダレ風は深みがあり、村長の口に合った。ビール一本追加する。
              フーンライ12 
              メチャウマ
              フーンライ15 
            揚げせんべいに乗せて

シーフードチャーハンは特筆もの。ライスのパラパラ感が絶妙で、具は海老、イカ、ニンジン、青ネギ。味付けはあっさりしていてやや物足りないほど。だが、別皿のヌクマム(魚から作ったベトナム醤油)をかけると、味が魔法のように変化した。美味い! ホーチミン料理は基本的に薄味で、そこからそれぞれ好みで薬味やタレを楽しむ。食事後のベトナムミルクコーヒーは練乳の甘さが心にまで浸みる。スタッフの対応のよさも印象に残った。支払いは日本円でもオーケーで、合計2190円だった。
              フーンライ16 
              絶品のシーフードチャーハン
              フーンライ18 
              魔法の魚醤ダレ
              フーンライ19 
              完敗どす

「ホーチミン料理がこんなに美味いとは想像以上だわ。ベトナム航空の機内食もよかったし、これからが楽しみだわ」
村民2号の明るい声が、けだるくシックな店内に響くのだった。

本日の大金言。

JTBの明るい現地ガイドがベトちゃんドクちゃんの話をした。その時だけ、目がうるんでいた。表面上は見えないが、ベトナムの傷跡は深い。





                            フーンライ221
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赤羽彦作村長

Author:赤羽彦作村長
あの!エンターテインメント新聞で記者、デスク、編集プロデューサーとして活躍。思うところあって、原発で揺れるヤポネシアを辺境から見つめ直すべく、イカダを組み、オンボロ旗を揚げ、組織を脱出。荒海に乗り出す。「B級うまいものの宝島」を目指して、櫂をガタガタと漕ぎ出すことにした。一か八か泥船となるか、間違って宝船となるか?
特に麺類と和菓子にはうるさい。「舌の上から斜めに世界を見る」などとほざいている。はっきり言ってバカの3乗である。年齢不詳。乙女座、AB型。村民を募集している。

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