東京進出、さぬき名店のカレーうどん

 久々ぎっくり腰にやられてしまった。昨日はムッとくる暑さの中をペンクラブ懇親会へ。その前に内神田1丁目にある讃岐(さぬき)うどんが美味いという「香川一福(かがわいっぷく)」に立ち寄らなければならない。尺取虫のような歩き方が情けない。

若い麺食いシンジケートのKが「小川町から歩いて4~5分のところに、本場の名店が暖簾を下げているんですよ。東京進出1号店です。そこのカレーうどんがメチャクチャ旨いとネットでも評判です。ホントかどうかぜひ立ち寄って下さいよ。相当辛いらしいので、食べたらぎっくり腰も治っちゃうかもしれませんよ」と村長に指令を出したのだ。憎めない奴。

猛暑の中、ぎっくり腰でカレーうどんを食べる。ネットで評判というのが気にくわないが、状況的に案外、ポエムではないかと思う。午後4時過ぎに何とか辿り着いた。時間が時間のせいか行列はない。白と黒のシンプルな外観に白地の暖簾が下がっていた。モダンな店構え。
         香川一福① 
         モダンな店構え

入るとすぐ左に自販機があり、やや意外な展開。セルフ方式かとばかり思っていたのに、これはよくない予感。BGMがビートルズで、フツーに入れば「シャレたたうどん屋だな」と好感を持つと思う。だが、本場香川・高松で人気の行列店の東京初進出と聞くと、これは基本コンセプトを間違えているのではないか?
         香川一福⑨ 
         セルフ方式ではない
         香川一福3 
         高級感?

先入観はよくない。気を取り直して、「カレーうどん」(小=1玉 680円)を押した。ちなみに中=1.5玉が750円、大=2玉820円なり。本場の本店よりもかなり強気の価格設定。セルフ方式ではないので、ちくわ天(200円)やゲソ天(同)もここで選ばなければならない。やや興醒めなので、カレーうどん一本勝負で行くことにした。
         香川一福③ 
     人気の肉うどんとカレーうどん  

長い相席のテーブルが2列、それに右手にはカウンター席。広々と開放的でこれは好感。コンクリート打ちっぱなしの壁と床も悪くはない。奥が板場になっていて、そこに男性スタッフが3人ほど。茹で上げたうどんを揚げている姿も悪くない。
         香川一福④ 
         当たりかハズレか?
         香川一福⑤  
         新たな世界か

10分ほどの待ち時間で、お盆に乗ったカレーうどんがやって来た。思ったより小ぶりのドンブリ。どろりとした褐色のカレールーが全面を覆っていた。鮮度のいい青ネギとなぜかバター(マーガリン?)が乗っていた。北海道ラーメンのいいとこ取り? 湯気が立ちのぼり、カレーのいい匂いをシュウシュウと発散していた。隣りにいりこ出汁のお椀が控えていた。

「半分食べたら、いりこ出汁のスープを入れて食べてみてください」と女性スタッフ。このあたりが受ける理由の一つかも。

うどんはさぬきうどんにしては細めで、コシよりももっちり感を優先した食感。カレールーが欧風カレーのようにドロリとしていて、かなり辛い。細めのうどんによく絡み、牛骨と野菜で出汁を取ったというルーのこってりした味わいとの相性は悪くはない。
         香川一福⑦ 
       欧風カレーとさぬきうどん
         香川一福4   
      いりこ出汁を加えると・・・

いりこ出汁のスープを加えると、味わいが柔らかく奥深くなった。これはいいアイデア。だが、村長にはどこか物足りなさが残った。さぬきうどんにしては高めの値段設定も違和感を覚える。ネット情報は半分信用できないなあ。七分の満足感。次は本場の本店に行ってみたくなった。外に出るとまだ猛暑。ぎっくり腰がさらにひどくなった気がした。自業自得だって?

本日の大金言。

さぬきうどんの素晴らしさは安さとコシの強さと早さだと思う。さらにセルフ方式といりこ出汁。その基本は忘れてほしくない。




                香川一福12 



スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

Re: 村人になりたい。

Mさま

コメントありがとうございます。いつでも歓迎です。ゴッドマウンテンさんからも連絡ありました。
どうぞお気軽に。連絡先はゴッドマウンテンさんが知ってます。

                                     彦作村長

プロフィール

赤羽彦作村長

Author:赤羽彦作村長
あの!エンターテインメント新聞で記者、デスク、編集プロデューサーとして活躍。思うところあって、原発で揺れるヤポネシアを辺境から見つめ直すべく、イカダを組み、オンボロ旗を揚げ、組織を脱出。荒海に乗り出す。「B級うまいものの宝島」を目指して、櫂をガタガタと漕ぎ出すことにした。一か八か泥船となるか、間違って宝船となるか?
特に麺類と和菓子にはうるさい。「舌の上から斜めに世界を見る」などとほざいている。はっきり言ってバカの3乗である。年齢不詳。乙女座、AB型。村民を募集している。

最新記事
カテゴリ
彦作のつぶやき
最新コメント
月別アーカイブ
カレンダー
08 | 2017/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
最新トラックバック
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR