ほうじ茶パフェと今西軒おはぎ

 何という一日だろう? 人生には誤算がしばしばあるが、これほどの誤算はそうはない、と思う。文字通りの甘い誤算・・・。

京都にお住いのグルメ仙人先生が空から降りてきた。M子さんを励ます茶話会を開くため。もう一つR大学で講演を頼まれたこともあるらしいが、昨夜は茶話会。メディア関係の仲間が三々五々集まった。

そのとき、グルメ先生が両手に下げていたのが知る人ぞ知る京都五条「今西軒」のおはぎだった。いつもながら予測できない行動で、村長は久しぶりに腰を抜かしそうになった。見事な粒あん15個、こしあん15個! 一個190円として、合わせて5700円ナリ。早朝から並んで買ってきたそう。ぎっくり腰が一気にダルマ落とし状態になってしまった。
         今西軒② 
         今西軒のおはぎ!
         今西軒① 
         最高峰の味わい

まさか今西軒のおはぎを手土産にしてくるとは。東京では仙太郎のぼた餅が人気だが、「京都では今西軒ですよ」(グルメ仙人先生)という代物で、おはぎ界の最高峰に君臨する逸品である。それと知っていれば、来る前に人形町「森乃茶房」でほうじ茶パフェを食べてくるんじゃなかった・・・。ぐやじ~い。

甘酒横丁にある「森乃茶房」はほうじ茶専門店「森乃園」の2階にあり、この店は「日本一のほうじ茶」を看板にしている。創業は大正3年(1914年)。「森乃茶房」のほうじ茶パフェも一度チャレンジしたかった代物。
         森乃茶房① 
         人形町も負けない?
         森乃園 
      隠れたメッカ?(森乃園)
         森乃茶房③ 
         いざ、ほうじ茶パフェ

茶話会の開始のゴングまで1時間ほどある。2階の窓側の席にぎっくり腰をソロリと下ろすと、すぐに「ほうじ茶パフェ」(1080円)を頼んだ。安くはない。待つこと10分ほど。まずは熱いほうじ茶が置かれ、続いて「ほうじ茶パフェ」がやってきた。香ばしい匂い。
         森乃茶房⑤ 
         人生は楽しい

聞きしに勝るパフェで、見事な色味。下から寒天、ゼリー、アイスクリーム、つぶしあんなどが5層になっていた。頂上部近辺には栗、ミカン、求肥、白玉が乗り、さらに茶グレーのホイップクリームが渦巻き状にそびえ、何故か最中、チョコレート色のカステラが張りついていた。ポエム。
         森乃茶房⑥ 
         別の角度

愛らしい女性スタッフによると、「すべてにほうじ茶が入ってるんですよ」とか。チョコレート色に見えるのもほうじ茶の色ということになる。ほうじ茶は緑茶を焙煎したもので、焙煎の仕方によって、色が濃くなったり薄くなったりする。自家製ほうじ茶専門店で、しかもほうじ茶パフェまであるのは多分日本でここだけだと思う。
         森乃茶房⑦   
         あり得ない世界?
         森乃茶房⑧ 
         ほうじ茶入り
         森乃茶房⑨ 
         最中の中

ほうじ茶の香ばしい香りが悪くない。ホイップクリームだけ余分だと思ったが、それ以外はほどよいほうじ茶の苦味が甘さのブレーキ役になっていて、予想よりも美味。チョコレートかと見間違えたつぶしあんとほうじ茶アイスクリームのコラボも素晴らしい。最中のこしあんまでほうじ茶が入っていて、皮のパリパリ感も悪くはない。
         森乃茶房10 
         ほうじ茶アイスクリーム

すっかり食べ終えると、まわりの女性たちの視線がチラチラとこちらに向かってきているのがわかった。冷ややかな視線。その足で、よろよろとグルメ仙人先生の茶話会へ。で、今西軒のおはぎとご対面となったわけである。むろん、つぶあんとこしあん2個をペロッと平らげたのは言うまでもない。相変わらずの絶品。だが、食べ終えるとさすがに頭がクラクラしてきた。マイスウィートロードの先には何がある?

本日の大金言。

一歩先には誤算がある。予測できないからこそ楽しい、と思う。甘くて苦い誤算ほど楽しい。



                                                           森乃茶房12  




 
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赤羽彦作村長

Author:赤羽彦作村長
あの!エンターテインメント新聞で記者、デスク、編集プロデューサーとして活躍。思うところあって、原発で揺れるヤポネシアを辺境から見つめ直すべく、イカダを組み、オンボロ旗を揚げ、組織を脱出。荒海に乗り出す。「B級うまいものの宝島」を目指して、櫂をガタガタと漕ぎ出すことにした。一か八か泥船となるか、間違って宝船となるか?
特に麺類と和菓子にはうるさい。「舌の上から斜めに世界を見る」などとほざいている。はっきり言ってバカの3乗である。年齢不詳。乙女座、AB型。村民を募集している。

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