アジアンカフェ「ガパオご飯」の謎

 今回ご紹介するのは、人間ドッグ後に食べた謎の「ガパオご飯」。タイ料理の定番料理だが、日本でも本格的なものを食べれるようになってきた。これが案外美味い。特に暑い今の季節にはお勧めの料理でもある。

埼玉・久喜市栗橋町にある済生会栗橋病院のすぐ隣。そこだけ南の島のような一軒家レストランが「アジアンカフェダイニング CHITA CHITA(チタチタ)」である。インドネシア語で夢とか希望の意味をもじったネーミングだそう。特に女性客が多く、村民2号が「ここにしましょ」と選んだ。
         チタチタ 
         アジアの純真?混沌?

人間ドッグ後にアジア料理とは案外イケてる。3月にベトナムで美食三昧してきた記憶もある。だが、店はインドネシア風でもあり、タイ風でもあり、インド風でもあり、ベトナム風でもある。で、「アジアンカフェダイニング」としているようだ。このあたりのアバウトさが日本的である。
         チタチタ1 
         ポエム

店内は広く、ポイントポイントに象の置物や民芸グッズ類がさり気なく配置され、見上げると天井扇がゆったりと回り、BGMはレゲエがかかっていた。ここはどこ?わたしは誰?この混沌(こんとん)がたまらない。女性に人気なのがよくわかる。
         チタチタ③ 
         ランチメニューの一部

ランチメニューから「野菜たっぷりガパオご飯」を選んだ。北千住「ライカノ」で食べた本場のガパオライスを思い出したからだ。サラダ、スープ、ドリンク付きで950円。村民2号は「野菜たっぷり」に惹かれて、同じものを頼んだようだ。

10分ほどで、サラダとスープがやってきて、続いてメーンの「野菜たっぷりガパオご飯」が置かれた。サラダは魚醤をアレンジしたドレッシングが美味。スープも味が濃い目だが、どこか味噌のような風味がしてクリーミーで悪くない。
         チタチタ④ 
         そろい踏み

「野菜たっぷりガパオご飯」は目玉焼きと紫キャベツのようなトレビスなど野菜類がどっかと乗っていた。トレビスはイタリア? 白い磁器の深皿。目玉焼きは黄身がほとんど生状態で、しっかりと火が通った白身とのバランスが不思議。シェフの面白いワザ。北千住で食べたガパオライスはしっかりと焼かれていたので、同じ目玉焼きとはいえ、これほど違うことに軽く驚く。
         チタチタ⑤ 
         ガパオご飯
         チタチタ⑥ 
         不思議な目玉焼き
         チタチタ⑦ 
         混ぜ混ぜ

その下には鶏の挽き肉、パプリカなどで炒めたご飯がほどよい量で控えていた。スプーンで混ぜ混ぜする。香辛料は日本人向けにきつくないようにアレンジしている。薄味でやさしい味わいが口中に広がる。悪くはないがどこか物足りない。北千住で食べたガパオライスは塩がかなり効いていて、それがパラパラしたライスと炒めた牛肉とホーリーバジルと絶妙に合っていた。
         チタチタ⑧ 
         ここから始まる?
         チタチタ⑨ 
         日本風のガパオ?

「このガパオご飯は日本風にアレンジしていて、本場のものとはちょっと違うなあ。強烈さが足りない」
「そこが日本人の知恵なのよ。この店の売りなのよ。私は初めてガパオを食べたけど、この薄味と奥ゆかしい旨味が気に入ったわ」
「人間ドッグの後だから、ま、優しい味の方がいいかもな」
         チタチタ10 
         イケてる世界

「次はロコモコ丼を食べたいわ」
「おいおい、ロコモコ丼ってハワイだぜ。このごちゃ混ぜぶりがチタチタってか?」

「夢とか希望に国境はないの。ガパオライスもロコモコ丼もナンのピザも同じ料理の一種なの。そう考えると、混乱しないでしょ。人類も料理もよく考えるとみな兄弟なのよ。世界中で今起きつつある排他主義より共生主義で行かなくっちゃ。壁をどんどん作ったら、世の中がどんどん狭くなる。見えなくなる。その先に何があるか、怖いわ」

「そう来たか、トランプさんも近平さんもEUも妙な国粋主義も・・・」
「どこかの安倍さんもね」
「頭が痛くなってきた。それが出来れば苦労しないけどなあ・・・」

本日の大金言。

和洋折衷、あんぱんにカツ丼・・・何でも取り入れてしまう換骨奪胎の国ニッポンの凄味。世界の未来はひょっとして日本が握っている? おっと危ないアブナイ。


                  チタチタ11 








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プロフィール

赤羽彦作村長

Author:赤羽彦作村長
あの!エンターテインメント新聞で記者、デスク、編集プロデューサーとして活躍。思うところあって、原発で揺れるヤポネシアを辺境から見つめ直すべく、イカダを組み、オンボロ旗を揚げ、組織を脱出。荒海に乗り出す。「B級うまいものの宝島」を目指して、櫂をガタガタと漕ぎ出すことにした。一か八か泥船となるか、間違って宝船となるか?
特に麺類と和菓子にはうるさい。「舌の上から斜めに世界を見る」などとほざいている。はっきり言ってバカの3乗である。年齢不詳。乙女座、AB型。村民を募集している。

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