究極か、横浜中華街のチャーハン

全面 リニューアルした日本新聞博物館「ニュースパーク」の見学と大手メディアO氏の出世お祝い会に出席するため、横浜まで足を延ばすことにした。そのついでに、中華街を10年ぶりに散策することに。隠れ目的の一つが「中華街ナンバーワンのチャーハン」との声もある「中華菜館 同發(どうはつ)」のチャーハンを賞味すること。チャーハン好きなら一度は行きたい店。黄金のチャーハンを求めて三千里、なのである。
        横浜中華街 
        横浜中華街へ

かつてエンタメ新聞社時代に、炎の料理人・周富徳の「究極のチャーハン」を取材したことがある。カメラマンを連れて横浜のご自宅に行って、チャーハンを目の前で作ってもらった。気さくなお方で、サービス精神に富み、コック姿で出迎えてくれた。その後のスキャンダルなどで、メディアからほとんど姿を消し、一昨年亡くなった。村長にとっては思い出深いお方でもある。

その時、作ってくれたのは塩鮭チャーハンだった。わざわざコンビニの鮭弁当を用意し、「タネも仕掛けもないよ。この鮭弁当がおいしいチャーハンになるよ」と話しながら、鮮やかな手さばきで、見事なチャーハンに変身させた。調味料は塩だけだったと思う。料理の鉄人のタネのないマジック・・・考えてみればぜい沢な時間だった。
        同発別館① 
        チャーハン№1?

「中華菜館 同發(どうはつ)」は明治初期の創業。中華街の中でも有数の老舗。中華街大通りに本館と別館があり、村長が入ったのは別館の方。「予約はしてません」と言うと、一階のホールに案内され、メニューの中から「五目チャーハン」(税込み1100円)を頼んだ。1100円は安くはない。
        同発別館③ 
      どれにしようか、な
        同発別館④ 
      待つ時間を楽しむ

スタッフの応対は丁寧で、しばらくすると、小皿が2枚置かれ、ポットに入った温かい烏龍茶がやって来た。この烏龍茶が美味かった。風邪気味の体に染み入るような美味さ。10分ほどで、「五目チャーハン」が目の前に置かれた。
        同発別館⑥ 
        五目チャーハン!
           同発別館3 
        いい匂い

白地の磁器皿につややかなチャーハンがいい匂いを放っていた。卵の黄色とパラパラ感に満ちたライス、賽の目切りのチャーシュー、それに芝海老、レタス・・・それらが物凄い火力で炒められ、黄金のチャーハンに変身しているようだった。周富徳の魔法のチャーハンを思い出してしまった。だが、なぜかネギの姿が見えない。

街の中華屋のようなスープが付いていないのが残念だが、ひと口食べたら、そんな不満も吹っ飛んだ。穏やかな薄塩味で、何か隠し味でも入っているのか、何とも言えない旨味が口中に広がった。シンプルなのに深み。絶妙としか言いようのない炒め方。ややオーバーに言うと、ライス一粒一粒に魂が入っているよう。
        同発別館11  
        チャーシューと海老

チャーシューの量が大盤振る舞いのように多い。やや甘めで柔らかな肉質がいいアクセントになっている。芝海老はプリッとしたものが3~4個ほど。卵とレタスがふくよかなパラパラライスに馴染んでいる。周富徳はサラダ油を使っていたが、この油も同じなのかはわからない。
        同発別館2 
        ふくよかなパラパラ感
        同発別館⑧ 
        確かに美味い

食べ進むうちにボリュームがかなりあることに気付いた。だが、スプーンが止まらない。あっという間に皿がきれいになり、満足感だけが腹周りに残った。いい余韻。周富徳のチャーハンとは単純には比べられないが、フツーに美味い特上のチャーハン、だと思う。
        ニュースパーク① 
    新しいニュースパークへ

その約2時間後、新しくなったニュースパークを見て回る。想像以上の見事なリニューアルで、至るところに遊びと工夫と仕掛けがあり、子どもでも大人でも楽しみながら「新聞って何?」を知ることができる。ここに一日いたら、日本の過去・現在・未来の一端をつかまえることができるかもしれない。たまにはポケモンよりニュースパークへ。その後に気が向いたら中華街へ。

本日の大金言。

たとえ明日世界が終るとしても、私はチャーハンを食べ続けるだろう。なんてね。


               同発別館12 

スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

中華街って何?

同發に行ったのなら海鮮炒飯を食べるべきでした。小生に言わせれば、こちらが本命です。五目より少し高いですが、広東料理なので満足度が高いと思います。周富徳よりうまいはずです(笑)。次回はぜひ。
プロフィール

赤羽彦作村長

Author:赤羽彦作村長
あの!エンターテインメント新聞で記者、デスク、編集プロデューサーとして活躍。思うところあって、原発で揺れるヤポネシアを辺境から見つめ直すべく、イカダを組み、オンボロ旗を揚げ、組織を脱出。荒海に乗り出す。「B級うまいものの宝島」を目指して、櫂をガタガタと漕ぎ出すことにした。一か八か泥船となるか、間違って宝船となるか?
特に麺類と和菓子にはうるさい。「舌の上から斜めに世界を見る」などとほざいている。はっきり言ってバカの3乗である。年齢不詳。乙女座、AB型。村民を募集している。

最新記事
カテゴリ
彦作のつぶやき
最新コメント
月別アーカイブ
カレンダー
08 | 2017/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
最新トラックバック
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR