「かぼちゃガーリックライス」の力

本日は成人の日。お祝い代わりに飛び切りの情報をお届けしよう。群馬・桐生市郊外で見つけた「ガーリックライスのチーズ焼き」である。なかなかのものだった。

桐生は村民2号の故郷で、ゴッドマザーが住んでいる。かつては「西の西陣、東の桐生」と言われた絹織物の街で、今でもいい店があちこちに残っている。少し元気の出てきたゴッドマザーをポンコツ車に乗せて、ランチとなった。ラジオ体操はまだ無理だが、20メートルくらいは何とか歩ける。食欲は衰えていない。
          カボチャの花 
          当たりか?

数年前に成人式を終えたキオも同行、村民2号がグルメの妹から仕入れた情報を頼りに、東国文化歴史街道に入った。明治記念館を桐生市内方面へ少し行くと、右手に「かぼちゃの花」の看板が見えた。淡いイエローの一軒家カフェ。
          かぼちゃの花① 
          ファミレスではない

入り口にはイタリアの国旗があり、木と白壁のイタリアンレストランのようでもあるが、喫茶店のようでもある。カウンター席とテーブル席がいくつかあり、ゆったりとしていて、落ち着ける雰囲気。
          かぼちゃの花7 
          いい雰囲気

メニューを見てちょっと驚いた。ドリア、スパゲティばかりでなく、キムチチャーハンや豚肉のマヨネーズ焼きなど、面白そうなメニューが並んでいた。かぼちゃ、の文字があちこちに見える。そのバラエティーとオリジナリティーにキオが反応した。「美味そう。デザートも楽しみ」。
          かぼちゃの花2 
          メニューが豊富

村長は悩んだ末に「ガーリックライスのチーズ焼き」(税込み760円)を頼むことにした。村民2号とキオは「かぼちゃミートドリア」(同820円)を即決。ゴッドマザーは「食えるなら何でもいいよ」で、同じものを頼んだ。

奥が厨房になっていて、そこからいい匂いが流れてきた。待ち時間は長めの15~6分ほど。シェフの姿は見えないが、雰囲気からして、期待感が高まる。
          かぼちゃの花④  
       ガーリックライスのチーズ焼き
          かぼちゃの花⑤ 
          このロケーション
          かぼちゃの花3 
   こちらはかぼちゃのミートドリア

「ガーリックライスのチーズ焼き」が最初にやってきた。予想したものとはいささか違っていた。おこげの姿におおっとなる。いい色で、ガーリックライスの彩りを深めていた。トロリとしたチーズが頂上部分から溶岩状に流れていて、その上には刻み海苔がかかっていた。脇にはスープではなく、豆腐の味噌汁のお椀。いい匂いとビジュアル。何という現代版和洋折衷のアイデア。
          かぼちゃの花⑥ 
          これはスゴイ
          かぼちゃの花⑧ 
          おこげの存在感
          かぼちゃの花11 
          あーん

これが意外や絶妙と言えるものだった。ガーリックライスは一粒一粒がフライパンできっちりと焼かれていて、ガーリックが効いている。隠し味の醤油が全体の香ばしさに深みを与えている。薄切りのガーリック以外に具の姿は見えない。おこげのパリパリ感がたまらない。さらにととろけたチーズ・・・それらが料理自体を1+1=3にしている。だが、驚きはそればかりではなかった。
          かぼちゃの花10 
          かぼちゃの存在感
          かぼちゃの花12 
          どないでっか?

スプーンを進めると、カボチャが現れてきた。デカい。ほくほくとした見事なカボチャで、これが2個も隠れていた。村長としてはここは1個で充分だと思うが、かぼちゃ好きにはたまらない世界だと思う。厨房の奥で姿が見えないが、かなりの腕のシェフなのは間違いない。店はこの場所に移転してから13年になるそう。いい店見っけ、の気分。

「確かにまた足を運びたくなる店ね。ミートドリアも満足よ。ボリュームもほどよい」(村民2号)
「デザートに頼んだかぼちゃのケーキも自然で美味いわ。残念だけど、文句のつけようがない」(キオ)
「あたしゃ、少し残しちまったけど、これでラジオ体操ができるかもねえ」(ゴッドマザー)

夕暮れを丸めたるかな冬南瓜

本日の大金言

かぼちゃの花言葉は寛大とか包容。非寛容と壁の時代にかぼちゃの力が必要になってくる・・・という妄想が起きてくる。



                 かぼちゃ花  





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プロフィール

赤羽彦作村長

Author:赤羽彦作村長
あの!エンターテインメント新聞で記者、デスク、編集プロデューサーとして活躍。思うところあって、原発で揺れるヤポネシアを辺境から見つめ直すべく、イカダを組み、オンボロ旗を揚げ、組織を脱出。荒海に乗り出す。「B級うまいものの宝島」を目指して、櫂をガタガタと漕ぎ出すことにした。一か八か泥船となるか、間違って宝船となるか?
特に麺類と和菓子にはうるさい。「舌の上から斜めに世界を見る」などとほざいている。はっきり言ってバカの3乗である。年齢不詳。乙女座、AB型。村民を募集している。

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