箱根の名物カレーライス

 約9か月ぶりの箱根。南の海上に台風が発生し、晴れ間が見えるうちにと、村の旅行を決行した。新しい住民つん太とキオも同行することになった。オムツ犬とゴッドマザーは介護付きでお留守番。ある意味いい気な旅行でもある。

箱根湯本駅で正午過ぎに待ち合わせ。暑い。台風前の晴れ間がまぶしい。

腹、減ったー。食べないと一歩も動けないわ」

いつものように村民2号がわめき始めた。こういう状況は織り込み済み。で、駅から歩いて3分ほどの「画廊喫茶 ユトリロ」でランチを取ることにした。絵画と美味しい水出しコーヒー、それにカレーライスがここの名物。文句の出ようがない選択。
          ユトリロ 
          文化財的喫茶店

約2年前、メディア仲間と箱根に来たときにここでカレーライスを食べ、口の悪い連中が文句を言わなかったことを思い出した。ホメもしなかったが。
          ユトリロ① 
          名物カレーライス
                        ユトリロ6 
          フランスか?

混み合っていると思ったが、予想外に空いていた。なぜだ? 村長と村民2号、キオは「カレーライス」(税込み 1100円)、つん太は「エビピラフ」(同)を頼んだ。
          ユトリロ③ 
          メニューの一部

1975年(昭和50年)創業の老舗喫茶で、ユトリロ好きで収集家でもあるマスターが、広い店内に収集した絵画を惜しげもなく飾っている。蔦の絡まった文化財的な建物、入り口の緑のアプローチも含めて、どこかフランスの匂い。天井も高く、天井扇がゆったりと回っている。BGMはクラシック。ブラウンと白を基調にした70年代のアートな雰囲気はレトロでもあり、どこかけだるさも漂わせている。
          ユトリロ⑤ 
       盛り付けもアート?
          ユトリロ2 
          色彩感覚

約10分ほどでいい匂いとともに名物の自家製カレーライスがやって来た。楕円形の白い深皿。ひと目でじっくり煮込んだことがわかるカレーと固めに炊かれたライス、それに鮮度のいい野菜。茶色い福神漬けも手抜きがない。ビジュアル的にも悪くない。
          ユトリロ⑥ 
          一週間の煮込み
          ユトリロ⑦ 
        ライスも質が高い
          ユトリロ3 
          サラダの鮮度

「いい味だわ。値段が安くないけど」
村民2号が鼻をひくひくさせながら満足そうにうなづいた。

「そうね、スパイスが後から来る。結構辛い
キオが相槌を打った。

1週間煮込んだというカレーは、濃厚なコクと旨味がじわじわと体の中に滲み込んでくるような味わい。玉ネギなど具財はすっかり溶け込んでいる。鶏肉だけが繊維状に辛うじて形を残していて、それが柔らかくて美味。豚肉ではなく鶏肉。複雑なスパイスが後から追い掛けてくる。
          ユトリロ⑧ 
          あーん

ライスの上に茶色い粉末が点々と振ってあることに気づいた。シナモンかと思ったが、風味が違う。ひょっとして鰹節? 結局正体はわからなかったが、芸の細やかさまでユトリロ風ということかな(意味不明)。 
          ユトリロ⑨ 
          あーん2

「野菜もおいしい。これで水出しコーヒーを飲めば、私は満足」
「あと200円安ければ、私も満足」
「エビピラフは座布団1枚取りかな」

つん太が落語家の表情で微笑んでいた。こやつ、隣村の伊賀からの回し者か? ウマズイめんくい村の箱根の旅はこうしてスタートした。台風5号が近づいている。

本日の大金言。

箱根は外国人観光客も多い。彼らが行くのが鯛ラーメンの店とかそば屋など。ガイドブックやネット情報を参考にしているようだ。名物老舗喫茶が以前ほど混んでいないのは、そうした情報の取り方が影響しているのかもしれない。老兵は去るのみ、ではなく、老兵だって生き残る。こうでなくっちゃ。

                    ユトリロ11

大宮で大脱走「無敵バーガー」

 花のお江戸での所用からの帰り、埼玉・大宮に立ち寄ることにした。目的はハンバーガーを食べること。マグドナルドではない。グルメシンジケートの情報で、ハンバーガー不毛地帯(失礼)大宮に美味いハンバーガー屋があることを聞いていたので、それを確認したくなったからだ。一年に数回、本格的ハンバーガーにかぶりつきたくなる。
          グレイトエスケープ 
         当たりかハズレか?

午後3時近い。昼めしを食べていなかったので、胃袋がわめいていたこともある。西口から歩いて5分ほどの距離。大栄橋を背に100メートルほど行くと、通りの右側にハンバーガーの看板が見えた。目的の「グレイトエスケープ」。訳すと大脱走。これまたなぜ?
          グレイトエスケープ③ 
       いけいけハンバーガー

ぎりぎりランチタイム。時間が時間なので客は3人ほど。どこかアメリカの西海岸風のゆったりした造りで、カウンター席と2人用のテーブル席が10卓ほど。カウンターの対面が厨房になっていて、そこにグレーのキャップをかぶったイケメン店主と感じのいい女性スタッフが一人。BGMはレゲエ。これは期待できるかも。
          グレイトエスケープ① 
          ため息が出そう

メニューの中からまずは定番の「ハンバーガー」(税別 880円)を頼むことにした。奮発して「ランチビール」(同400円)も。

これが期待以上の本格的バーガーだった。牛肉100%のパテを焼くいい匂いがレゲエを縫うように鼻先に届いて、唾液がじわじわと出かかり始めたときに、それが目の前に置かれた。慌ててよだれを飲み込む。
          グレイトエスケープ④ 
          お見事!
          グレイトエスケープ⑤ 
          ちこう寄れ?
          グレイトエスケープ⑥ 
          上から目線

高さが十分にある見事なハンバーガーで、バンズの大きさと香ばしさに「うむ」となる。ジュウジュウ音を立てていそうなパテは厚さが1センチほど、レタス、トマトの鮮度、ボリュームも申し分ない。フレンチポテトとコールスローもまずまず。
          グレイトエスケープ3  
          言葉はいらない
          グレイトエスケープ⑨ 
          かぶりつけ

ガブリと行くと、まずバンズの柔らかな美味さが来る。続いてパテの肉汁が滴るように広がる。トマトとレタス、玉ネギが絶妙なスタンスで追いかけてくる。タルタルソースのレベルも高い。マスタード、粗挽き胡椒が隠し味になっていて、複雑でジューシーな旨味を引き立てているようだ。大宮がハンバーガー不毛地帯などと言ったのは誰だ?
          グレイトエスケープ10 
          本格的なバーガー
          グレイトエスケープ11 
       マスタードをプラス
                                    グレイトエスケープ12 
          ケチャップも

知る人ぞ知るハンバーガーの街・北千住の名店「サニーダイナー」や「蜂の巣」にまったく引けを取らない。マスタードとケチャップもプラスしてみたが、これは好みで、個人的にはむしろない方がいいと思う。

店主と雑談。店は3年になるそうで、東京・本郷の名店で修業後に独立、さらにオリジナルの工夫をしているとか。牛肉はオーストラリア産を使用。店名のグレイトエスケープは、映画「大脱走」か、あるいは「進撃の巨人」から取ったのかと思ったら、大宮アルディージャのチャント(応援歌)「無敵大宮」から取ったそう。無敵ハンバーガー。
          グレイトエスケープ14 
          ロスタイム

つまりは熱烈なアルディージャのサポーターで、西野ジャパンの話をしたら、止まらなくなった。このまま夜までいようかと思ったが、次の用事があるので、早々に立ち去ることにした。

本日の大金言。

この通りにはラーメン店「ほん田niji」や「つけめん102」さらには御菓子司「小川屋」もある。大宮の新しいグルメストリートだと思う。大宮アルティージャの街も意外に奥が深い。




                  グレイトエスケープ15

「谷中美人」の百円今川焼き

 こう暑くなってくると、今川焼きの売れ行きが気になる。たい焼きもいいが、今川焼きのセピア色の情緒にはかなわない、と思う。

たまたま「極上」仲間と銭湯⇒居酒屋めぐりで、千代田線千駄木駅で落ち合った。そのとき、村長の目が一点に釘付けになった。2坪もないほどの小さな店構え。それが「今川焼 千駄木(せんだぎ)」だった。団子坂の入り口。
           千駄木 
          目が釘付け

「つぶあん、カスタード、しろあん 各100円(税込み)」のシンプルなメニューと「開店以来100円です」の文字。同時に、去年テレ朝の路線バスの旅番組でたまたま見たワンシーンがよみがえった。メーンの徳光和夫がこの店に立ち寄り、店主の女将さんと楽しそうに会話していたことを思い出した。
          千駄木12 
      メニューは3種類のみ

即断即決。極上仲間に先に銭湯に行ってもらうことにし、つぶあんとしろあんを一個ずつ買い求めた。美人女将さんとやや高齢の男性が2人で切り盛りしていた。店を開けるのは週に3日、金・土・日だけ。

徳光が「艶っぽいねえ」と鼻の舌を伸ばしていた美人女将さんは、村長の無駄口に「あと5年で80よ」と笑いながら、焼き立ての2個を紙袋にポンと入れて、村長に手渡した。何故か尾崎放哉の「わかれを云いて幌おろす白い指さき」の句が浮かんだ。そのくらいきれいな手の面影・・・(何という表現や)。

「もう15年になるわ。もともと料理屋をやってて、60のときに一度やってみたかった今川焼き屋をここで始めたのよ。そんなに儲かんないけど楽しいわよ」
          千駄木① 
          正統派今川焼き

どこか粋筋のいい香りがするのはそのせいだと思う。彼女の人生にどんなことがあったのか、知る由もないが、一個100円の今川焼き屋を15年もやっているのはポエム。深沢七郎の「夢屋」と同じくらいの素晴らしき衝撃度。

問題は食べる場所。店の前の小さな縁台は若いカップルが占有している。今川焼きは焼き立てに限る。困った。そのとき稲妻のごと閃いたのが、千駄木駅の階段で賞味するのも悪くないな、だった。
          千駄木③ 
          ええのう

で、ご覧のごとく、となった。限りなくホーム〇〇に近い世界だが、そうそう経験できる世界でもない。路上観察学会の気分も味わえる。考えようによっては五つ星の天然レストラン(笑)。
          千駄木⑦ 
          つぶあん
          千駄木⑨ 
          V字バランス?
          千駄木5  
        愛のある今川焼き

さて、味わい。北海道十勝産えりも小豆を100%使ったつぶあんは濃厚でかなり甘め。量もまずまず。砂糖は多分上白糖。黄色みの強い皮は厚めで、焼き立てなので表面はパリパリしている。きちんと作った愛のある今川焼き。あんこの量がもっとあれば最高なのだが、値段を考えると、それを求めるのは間違っている。
          千駄木4 
       こちらはしろあん
          千駄木④ 
          素晴らしき世界

個人的にはむしろ、しろあんの方が気に入った。こちらも北海道十勝産白インゲンを100%使用している。柔らかく炊かれていて、甘さと塩気がほどよい。きめの細やかさ、風味ともにいいレベル。たまたまなのか、あんこの量もつぶあんより多い。

階段を上り下りする老若男女がけげんな様子でチラ味する中、極上の孤独を満喫する。ええんでねえの?
          千駄木⑤ 
       天国まで3マイル

江戸時代から続く新宿の老舗和菓子屋「花園万頭」が破産してしまったが、「渓流斎ブログ」でかの西大寺先生もお嘆きになっているようだ(6月3日付渓流斎日乗keiryusai.com/archives/8211)。だが、まだ美人女将の百円今川焼きがある。そう思えば、少しは救われる・・・はずである。

本日の大金言。

暖簾を広げるばかりが「いい世界」ではない。その対極にはビジネスとは無縁な世界がある。お金を超えるいぶし銀の世界。こっちだって凄いぞ。


                千駄木2 

両国の「昭和なカレースパ」

 東京・両国にある「すみだ北斎美術館」を堪能した後、横綱横丁の「カフェテリア ニューストン」で遅い昼めしを取ることにした。このあたりは挿絵画家・堂昌一さんのご自宅兼仕事場があったところで、折に触れて通った場所でもある。場所柄お相撲さんの姿も見える。
          北斎美術館② 
          すみだ北斎美術館
          両国① 
          両国どすこい

両国の魅力については語りつくせない。いい料理屋も多く、とくに有名なのは創業が享保3年(1718年)「ももんじや」で、山くじら(猪肉)料理の専門店だが、味噌仕立てのすき焼きが旨い。懐がいささか寒いので、指をくわえながら素通りすることにした。
          ニューストン① 
        ユーも立ち止まる
          ニューストン④ 
         このバラエティー

で、「カフェテリア ニューストン」。洋食屋のようでもあり、喫茶店のようでもあり、レストランのようでもある。店名もそうだが、アメリカンな昭和レトロがぽっかり空いた穴の奥で微笑んでいる感じ。入り口にはポークしょうが焼きやジャンボハンバーク、ハヤシライスなどうまそうなメニューが派手に表示されている。
          ニューストン⑤ 
          メニューの一部 

あざとさと紙一重のバタ臭い昭和だが、何か惹きつけられるものがある。店内に一歩足を踏み入れると、昔の正統派純喫茶のような世界が広がっていて、迷った末「意外とおいしい」と説明書きがしてある「カレースパゲッティー」(税込み 620円)を頼むことにした。アイスティー(セットだと+190円)も頼んだ。見渡すと常連客が多いようだ。「ブルーマウンテン」を頼む人もいる。
          ニューストン⑥ 
          純喫茶?

待つこと12~3分ほど。カレースパゲッティーがいい匂いとともにやって来た。テキパキとした動きの女性スタッフ。下町娘の面影。灰皿がフツーに置いてあるのも悪くない。
          ニューストン⑦ 
        こっちもどすこい

さほど期待していなかったせいもあるが、このカレースパゲッティーが本当に「意外に」美味かった。パスタではなくスパゲッティー。アルダンテに茹で上げられていて、歯ごたえがいい。その上にたっぷりとかかったカレーが美味。粉チーズととろりチーズが陰影を付けている。この店の名物の一つ「じっくりと煮込んだカレー」をそのまま使っているようだ。十分なコクとスパイスの効いた本格的なもの。上に乗った香草も気が利いている。
          ニューストン⑧ 
          絶景かな
          ニューストン⑨ 
       カレーがよく絡む

よく見ると、小さくサイコロ状の牛肉とじゃがいもの姿も見える。タマネギはすっかり溶け込んでいる。
          ニューストン10 
       よき洋食屋のよう

最初、ボリュームはさほどないな、と思ったが、食べ始めると、それが間違いだとわかった。さすが「横綱横丁」の一軒、すっかり食べ終える頃にはお腹がきつくなった。アイスティーも手抜きがない。腹九分の満足感。そのときになって初めてBGMにせせらぎの音とかすかにジャズが流れていることに気づいた。
          ニューストン12 
          コスパの余韻

女性スタッフに創業年を聞いたら、1~2秒ほど考えてから「40年近い」とおきゃんな物腰で返ってきた。「このカレスパ、ホント意外においしいね」とつい突っ込んでみたら、「そうでしょ。意外に美味いのよ」と白い歯を見せた。また来よう。

本日の大金言。

両国は葛飾北斎が生涯離れなかった場所。90年の人生で93回も引越しを重ねたという逸話も持つ。風狂の天才画家の足跡をたどりながら、食べ歩きも一興である。凡人は平和な時間を噛みしめる。





                  ニューストン11 



京都に負けない「抹茶わらび餅」

 結城紬(ゆうきつむぎ)の街・茨城県結城市は好きな街で、たまにフラリと行きたくなる。人口5万強ほどの小さな街だが、江戸・明治時代の店蔵が30軒ほど残っていて、街中を歩くと、ところどころに夢の跡が残っている。小江戸・川越ほど観光化されていないのも心が落ち着く。寂れ感がたまらない。
          真盛堂カフェ5 
    タイムスリップ(真盛堂カフェ)

その中の一つ、明治30年頃に建てられた薬屋の蔵をリニューアルしたのが「甘味茶蔵 真盛堂カフェ」である。「菓子処 真盛堂(しんせいどう)」が8年前にオープンしたカフェ。まるで京都の町家。今回テーブルに載せるのはここで食べた冷たい「抹茶わらびもち」である。
          真盛堂カフェ② 
          ここは京都?

世代を超えて、女性客が多い。2階に案内されて、明治が残ったままの畳の和室へ。板張りの広い部屋も別にある。京都にいるような錯覚に陥る。隣りににぎやかな「昔美人グループ」がいて、気を利かせた女性スタッフが障子戸をたてた。茨城弁がいくらかフェードアウトした。
          真盛堂カフェ① 
          メニューの一部

暑かったのとメニューの写真が美味そうだったので、「抹茶わらびもち」(税別 620円)を頼むことにした。ほうじ茶付き。待ち時間は10分ほど。これが見事なものだった。
          真盛堂カフェ2 
          甘い夢
          真盛堂カフェ6 
          これはスゴ

凝った陶器の角皿に半透明のわらび餅が9~10個ほど。その上に抹茶がたっぷりかかっていた。さらに茹であずきのような粒あんが夢のように中央部を覆っていた。そのあまりのボリュームとビジュアルに圧倒されてしまった。ポエム。
          真盛堂カフェ13  
          うーむ

数年前、京都の有名な甘味処「ぎをん小森」で見た「抹茶わらび餅」に引けを取らないどころか、コスパを考えると、こちらにシンパシーを感じる。ロケーションはさすがに京都の方が上だが。

黒蜜をかける前に木匙で食べてみる。わらび餅はわらび粉を使った自家製で、ぷるるん感が十分にある。抹茶は「宇治から取り寄せてます」というこだわり方で、香りといい苦味といい、申し分がない。
           
          真盛堂カフェ⑥ 
          何という世界
          真盛堂カフェ10 
          黒蜜たらり
          真盛堂カフェ4 
          本物どすなあ

粒あんは大納言小豆のようで、ふっくらと炊かれている。甘さが物足りないほど控えめ。黒蜜をかけると、ちょうどよい甘さになる。わらび餅と抹茶、それに粒あんが絶妙に絡み合い、口の中が冷たい極楽浄土に近づく感じ。上映中の「のみとり侍」のワンシーンがつい頭に浮かんだ。困ったもんだ。

たまたま三代目の美人女将に粒あんについて聞いてみたら、「うちのオリジナルで、たまたま出来たんですよ。煮詰める途中で取り出してみたら、これが意外に美味かった。で、抹茶わらびもちに使ってみたんです。甘さが足りないという人もいますが、評判は上々です」とのこと。
          真盛堂カフェ⑦ 
          この粒あんは?

まるで東京・新宿「花園万頭」の「ぬれ甘なっと」から糖蜜を抜いたような食感。確かにディープな小豆ファンには甘さが物足りない。そこが好みの別れるところではあるが、結城市のスイーツの新しい可能性にささやかに敬意を表したい。出来れば「税別」は野暮なので止めてほしいが。

本日の大金言。

ローカルの粋に驚かされることもある。京都や東京など黙っていても人が集まるところではなく、人が集まらない街の工夫と心意気にこそ日本の未来が見えてくると思う。



                  真盛堂カフェ9 



プロフィール

赤羽彦作村長

Author:赤羽彦作村長
あの!エンターテインメント新聞で記者、デスク、編集プロデューサーとして活躍。思うところあって、原発で揺れるヤポネシアを辺境から見つめ直すべく、イカダを組み、オンボロ旗を揚げ、組織を脱出。荒海に乗り出す。「B級うまいものの宝島」を目指して、櫂をガタガタと漕ぎ出すことにした。一か八か泥船となるか、間違って宝船となるか?
特に麺類と和菓子にはうるさい。「舌の上から斜めに世界を見る」などとほざいている。はっきり言ってバカの3乗である。年齢不詳。乙女座、AB型。村民を募集している。

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